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古文の下一段活用の?蹴る?について質問です。

次の文章の

ここにゐたりつる盗人の、わが衣を剥がんとしつれば、剥がれては寒かりぬべく覚えて、尻をほうと蹴たれば、失せぬるなり。

の?蹴たれば?は何形なんでしょうか。
?ば?は已然形について?蹴れば?ではない理由を教えていただきたいです(;_;)!

A 回答 (2件)

 古語の「蹴る」は


未然形 け
連用形 け
終止形 ける
連体形 ける
已然形 けれ
命令形 けよ
と活用します。
「蹴たれば」は、動詞「蹴る」の連用形「け」+完了の助動詞「たり」の已然形「たれ」+接続助詞「ば」(順接の確定条件で、この場合は偶然条件)で、「蹴ったところ」と訳すことができます。
「蹴れば」は、動詞「蹴る」の已然形「けれ」+接続助詞「ば」(順接の確定条件)で、「蹴るので」「蹴ると」などと訳し、完了の意味が加わりません。
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慣用句で”~をしてやる”


尻を蹴ると、ですがこれを、蹴ってやる、と表現しているのです
泣かしてやる、怒鳴ってやる、言いつけてやる、など行為をものにたとえて与えるような扱いをしているのです
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