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ナウシカは死んだのでしょうか?
ラストのラスト、木の芽が出てきます。あれが再生する生命を暗示しているようですが。と言うことは、ナウシカは死んでいる。その前の祝祭的場面は、幻想である……?

A 回答 (4件)

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この回答へのお礼

劇場版と、本とは、相当差があるみたいですね。
本を読んでみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/04/08 22:15

映画版についてですよね?


ナウシカはラストには死んでいません、途中死んで甦ったとも言えますが・・・

ラストの木の芽は飽くまでも、人の住む世界の再生を表すものです。
どんな酷い状況になった世界でも真に優れた指導者と、その指導を理解して行動する人が居れば良い世界にしていく事は出来る。
または、人間がどんなに世界を壊しても自然はたくましく再生する、そして(人間に有用なチコの木の芽である所から)人間を見捨てたりはしないのだと言ったところでしょうか。

ただあの絵には皮肉も込められていると思うのは穿ち過ぎでしょうか?
腐海の深部にナウシカ(とアスベル)が零した種は決して少数では無かったはずです。
しかしあの時点で芽吹いたのはたった一本の芽のみ・・・
この希望は、気を抜けばすぐにも駄目になってしまうそんな儚いものなんですよ。と、、、
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この回答へのお礼

なるほど。そうだったんですか。
いや、どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/04/08 22:13

人間はどうしようもなくて、ナウシカみたいなスーパーヒーロー(ヒロイン)が導かなくてはどうしようもないけれど、そんなヒーローやヒロインが死ぬほど頑張ってもやはりだめなままで、それに比べて自然は力強いという感じですかね。


で、ナウシカが死んだのかどうかですが、映画を盛り上げるためのどんでん返しで一回死んだように見せていますが、結局人間ではなくスーパーヒロインなので、死なんて関係ないのだと思います。
あの頃宮崎さんは人間こそが悪の根源であって、地球を救いたいなら人間が滅亡するしかないという意味の発言を繰り返していて、「風の谷のナウシカ」という映画には宮崎さんの人間に対する絶望が溢れていると思います。
いくらアニメでも、暴走する王虫の群れに人間が跳ねられれば無事ではいられないわけで、神話的な復活劇には何だか宗教的な匂いがします。
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この回答へのお礼

私も、最後の場面は、キリストの復活の女性版のような気がしました。
今の私も、例外的な少数者を除いて、人間ほど悪いいきものはいないと思っています。その少数者が、どうしようもない多数者を救おうとして、悲劇に陥る……。
どうも、ありがとうございました。

お礼日時:2010/04/08 22:46

結構有名な話ですけど


宮崎監督はナウシカを殺すつもりだったけど
スポンサーがそれを許可せず、仕方なく蘇らせたと。
だから宮崎監督は劇場版ナウシカを好きではなく
飲みの席やらでナウシカ絶賛されると
「あんなものがそんなに面白いか!?」と激怒したとの逸話があります。
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この回答へのお礼

監督の真意が分かりました。
大衆受けはしたくないと彼は思ったのかもしれませんね。

お礼日時:2010/05/07 15:16

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