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海面上昇についての質問です。

海面上昇の原因は地球温暖化によるものと一般では言われていますが、
私の下記の疑問について詳しい方、教えてください。

私は、発展国の人工島の建設も海面上昇に影響しているのではと思います。
と、いうのも、100年前の地図と現在の地図を見比べると、
かなり地形が変わって、土地が増えています。
また、ドバイでは島を建設したりしていますし、
国内だって人工島をいくつも建設していますよね?
例えば、兵庫の六甲アイランドは、六甲山の土を使って造られたので
その名が付いたと小学校で勉強しました。

私の疑問についてどなたか解答をお願いします。

A 回答 (5件)

もし、世界全体の海の面積が人工島の面積の100倍しかなかったら、5mの水深のところに人工島を作ると5cm海面が上昇しますが、実際の世界全体の海の面積は人工島の面積に比べて圧倒的に大きいため、人工島の造成による海面上昇はありません。



海面上昇は温暖化によるもので、主として海水の熱膨張と山岳氷河の減少によって生じています。南極とグリーンランドは一部で氷床が融けていますが、他の部分は氷床が厚くなったり、変わらなかったりしていますので、南極全体、グリーンランド全体の氷床の減少はわずかで、海面上昇への寄与もわずかです。

温暖化は炭酸ガス濃度の増加が原因ある可能性が非常に高いとしているIPCC報告は誤りであり、地球温暖化に炭酸ガスは関与していません。
1896年にアレニウスは炭酸ガス濃度が2倍になると気温が5~6度上昇すると主張しました。1865年に炭酸ガスが温室効果ガスであることを発見したチンダルが、1900年頃に実験で炭酸ガス濃度を2倍にしても炭酸ガスによる吸収が増えないことを明らかにし、温暖化炭酸ガス原因説を既に論破しています。
当時の炭酸ガス濃度でも既に炭酸ガスによる赤外線の吸収は飽和していて、それ以上に濃度を高めても吸収は増えず、温室効果も高まらないということです。

温暖化炭酸ガス原因説では、炭酸ガスには温室効果があり、現状よりも濃度が高くなると、炭酸ガスによる地表からの放射の吸収が増えて、地球から宇宙に出て行く放射が減少するから、温度が上昇すると説明されています。
 しかし、炭酸ガスに温室効果がある所までは合っていますが、その後の部分は間違っています。炭酸ガスは、地表からの地球放射のうち、吸収可能な波長15μmの赤外線をものすごく強く吸収します。わずか1mで9割以上、10mでは100%吸収します。
http://www.sundogpublishing.com/fig9-13.pdf 1mの空気柱の赤外線吸収率(Petty)
 現在の炭酸ガス濃度は390ppmですから、わずか百分の1の3.9ppmしかなくても、波長15μmの地球放射は1000mの高さまでで全部吸収されてしまいます。ということは、温室効果の大きさはゼロと3.9ppmの間には明らかな差がありますが、3.9ppmと産業革命前の濃度280ppmとの間、390ppmと2倍の780ppmの間に温室効果の差はありません。

実際に炭酸ガスが吸収できる15μmの波長では、地球放射と同じ大きさの大気放射が観測されていて、地表から上向きに出た地球放射はすべて炭酸ガスに吸収され、周囲の空気を暖めることなく、再放射されて大気放射として地表に戻っています。
http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke0 … 近藤純正先生のHPの図 3.5

15μmの波長では炭酸ガスに吸収されずに宇宙まで出て行っている地球放射は全くありませんから、炭酸ガスの濃度が高くなっても、炭酸ガスによる吸収は増えませんし、温室効果も増しません。炭酸ガスはすでに温室効果を100%発揮済みであり、これ以上の温室効果は発揮できません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% … 大気通過後の放射スペクトル分布 水蒸気と炭酸ガスの吸収波長の地球放射は全て吸収されてしまうため、宇宙まで出て行けない。

炭酸ガスよりもはるかに広い吸収波長域を持つ水蒸気も吸収可能な波長の赤外線を全て吸収し、同じ大きさの大気放射として地表に戻していますから、現在以上に水蒸気濃度が高くなっても、温室効果は増大しません。
平たく言うと、15μmの炭酸ガスの吸収波長と水蒸気の吸収波長域では、地表からの地球放射と大気から地表に向かう大気放射が同じ値であるため、放射冷却は全く生じません。
大気の窓領域の放射をふさいだ場合(対流圏オゾンの増加)のみ、温室効果が増大します。

炭酸ガス濃度が増すと、15μmの吸収波長域が長波長側と短波長側に広がるから、温室効果が高まるとの主張(地球温暖化懐疑論批判、地球温暖化懐疑論へのコメントVer.3)がありますが、それは水蒸気が存在しない架空の世界での話で、実際の空気には炭酸ガスの50倍近い水蒸気が含まれていて、広がるはずの波長域と吸収波長が重なっています。従って、広がるはずの波長域は水蒸気によって既に吸収されてしまっていますから、炭酸ガス濃度が増しても温室効果は高まりません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% … 大気通過後の放射スペクトル分布

炭酸ガスに一度吸収された地球放射は半分が上向きに再放射され、炭酸ガス濃度が増すと、吸収と再放射を繰り返して宇宙へ出て行く距離が増すから温室効果が高まるとの主張がありますが、地表では15μmについて上向き地球放射と同じ大きさの下向き大気放射が観測されています。
従って、炭酸ガスが吸収して上向きに再放射した分は吸収と再放射を繰り返し、結局、全部下向きになって地表に戻ったことになります。15μmの地球放射と大気放射の差引はゼロで、宇宙に出て行く放射はありませんから、上記の主張は誤りであることがわかります。

熱収支図でも大気の窓領域から直接宇宙に出る放射40を除く地球放射350 のうち、半分の175を圧倒的に超える324が地表に大気放射として戻っています。

炭酸ガスが吸収できる15μmの赤外線の吸収の飽和を無視したシミュレーションにより、炭酸ガス濃度が倍増すると、気温は1.2度上昇するという予測が行われました。
 次に、幅広い吸収波長域を持つ水蒸気による赤外線の吸収の飽和も無視されて、温度が上がると水蒸気の濃度が高まって、温室効果がさらに高まるはずだという正のフィードバックがあることを前提に、炭酸ガス倍増時の温度上昇は、1.5~4.5度とされたのです。これは極めて過大な値です。
 炭酸ガス倍増時の温度上昇は別のいくつかの手法による計算ではいずれも0.4度です。
また、人工衛星による温度と水蒸気・雲の関係の実測では、負のフィードバック効果があったことが分かっています。温度が上がると、水蒸気が増え、雲が多くなって日射をさえぎったり、反射したりして、地表温度を下げる方向に働きます。
http://blogs.yahoo.co.jp/nishiokablog/14779529.h …
 従って、正しくは炭酸ガス濃度倍増時の温度上昇は0.4度未満で、炭酸ガス濃度の上昇による温暖化の問題はもともと存在しないのです。

温暖化は1900年代後半の、8000年ぶりという極めて活発な太陽活動による自然現象です。過去400年で見ても1900年代後半の太陽活動は最も活発です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD% … 太陽変動 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% … 400年間の太陽黒点数の推移

20世紀の太陽活動の変化による光の強さの変化は0.2%ですが、0.3度前後の温度上昇をもたらします。過去100年の温度上昇は0.7度ですから、これだけでも半分近くを占めます。
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat009j/p … 元気象研究所所長 柳原一夫氏の報告
太陽活動の変化により、紫外線強度は8%も変化することが知られていて、成層圏上部のオゾン層の温度を上げることを通じて、対流圏に影響を与えています。

また、太陽活動が活発になると、太陽風速度が高まり、大気圏に入ってくる宇宙線が減少して、雲の核が減少し、雲による日射の遮りと反射が減って、地表まで届く日射が多くなりますから気温が高くなります。
これがスベンスマルク説で、IPCCは検討したが十分な証拠がなかったという理由で取り入れていませんが、宇宙線強度と下層雲の量、太陽活動と9000~6000年前のオマーンのモンスーン(降水量)、過去6億年の宇宙線強度と温度には明瞭な相関があり、天文学的要因が気候に大きな影響を与えています。
http://stesun5.stelab.nagoya-u.ac.jp/study/sub8. … 
太陽風速度、宇宙線が気温に影響を与えるメカニズム 
アルプスの氷河は太陽活動が活発な時期に後退し、極小期に前進
http://www.envi.osakafu-u.ac.jp/atmenv/aono/CliH …
太陽活動が不活発だった極小期はいずれも寒冷な気候
http://www.mission-k.net/globalwarming/cosmicray … 
オマーンのモンスーン(降水量の指標)と太陽活動に非常に密接な相関
http://file.akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/43b8 …
過去6億年の宇宙線強度と海水温に密接な関係
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日本のような小さな島国が海面上昇に影響を与えてるとは考えられないです。


グリーンランドに行くと地球温暖化が実感出来るそうです。
太古の氷河期はベーリング海が陸続きでした。
その証拠がアイヌ民族やアメリカ先住民族の遺伝子の共通性です。
閉じ込められてた氷が解けてるので海面が上昇してるのです。
100年前の地図を見るなら北極圏の地図を見てください。
確実に北極の氷が小さくなってるはずです。
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全く影響がないとは言えませんが埋め立てるといっても何十メートルもある深い海を埋めるのではありません


せいぜい10メートルくらいです

計算してみました
15メートルの海を1ヘクタール埋めると海水が15万立方メートル余ります
これを地球の海全部に広げると海面は100万分の1ミリメートル上昇します
水深15メートル100万ヘクタールの海を埋め立てると海面は1ミリメートル上昇します
電気ポットで50℃の湯を沸騰させると約1センチメートル水面が高くなります
ですから地球全体の海水温度が緯度上昇すると海面は約0.2ミリメートル上昇します
埋め立てよりも温度上昇の方が影響は大きいのです
しかも海水の温度上昇は低緯度地方の方が大きいので極地では海面は上昇せず赤道付近でひどく上昇するのです
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元々浅い所を埋め立てただけですから、それによって排除される海水量は大したことはありません。

北極の氷山などは海面上に高くつきだしているので、その分の水が増えるんです。当然陸上の「氷」が溶け出す分も純粋に海水量の増加に繋がります。

ちなみに、水深3mの所を1km平米埋め立てた場合、排除される水量は300万トンで一般のタンカー10隻分です。そう考えると、世界の貨物船総数(総排水重量分は海水を押しのけている)の方が多そうな気がしませんか?
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理屈的にはないとは言えませんが、海の(海水の)全体積に対して人工島の体積はどの程度の割合でしょうか?


25mプールに砂粒一つ入れたからといって、水位が上がったことは確認できますか?
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