プロが教えるわが家の防犯対策術!

分子量低下の原因がわかりません!分子鎖切れてる?
現在、アクリル系樹脂をm-キシレンで重合しています。
GPCで測定した結果、時間とともに、極端に分子量が低下(30→15万程度)
しています。
連鎖移動によって低分子量のものができてきているのでは?
と考えていますが、私は、連鎖移動=分布が広がるという認識なので、
ここまで極端に下がるとは。。。
ほかの可能性としては、分子鎖が反応途中に切れているのでは?という風に考えていますが、
重合が進むにつれ、分子鎖が切れるなんてことはありえるのでしょうか?
知恵を貸してください。

A 回答 (1件)

1)アクリル系モノマーの重合はラジカル重合でしょうか、 重合の触媒(開始剤の濃度)、酸素の置換度、モノマー内の酸素を窒素で置換度、溶媒の状態など 色々な要素が、重合反応に左右するので、いつも同じでしょうとも、そう簡単ではありません。

chain transfer も 重合反応の一部で、重合で、コンスタントな分子量(分布も含めて)を持つポリマーを合成するのは、簡単ではありません。2)モノマー精製、触媒濃度、溶媒の精製、酸素を置換して温度のコントロールなど、いつも同じにしてもむずかしいのです。 3)GPC だけの分子量測定だけでなく、他の方法でも測定して、始めていえるので、ポリマー化学をよく学ぶ必要があります。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!