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蓋し(けだし)、以為らく(おもへらく)、などといった漢文での訓読で質問です。

現在の口語ではもちろん文章でも接する機会が無い、以上のような言葉は、昔の人々が口語で使っていたものを漢文訓読の際にあてはめたものなのでしょうか?
それとも漢文特有の読みをする(日本語として無かったものを漢文訓読の際につけ足した)ものなのでしょうか?

辞書を引いてみると「主に漢文で使用される」とあり例文として日本の古典文章が紹介されていたので、どちらが先なのか気になりました。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

>昔の人々が口語で使っていたものを漢文訓読の際にあてはめたものなのでしょうか?


・・・こっちが正解と思います。
漢文が入って来る前から和語がありました。
和語により漢文を読み下しました。
古代の言葉は書いたものでしか残っていません(文章として残っています)。
口で伝わる言葉はどんどん変わって行きます(口語はどんどん変わる)。
文章で書き残されたものは変わりません(文語は昔の言葉として残る)。
漢文の訓読は昔から変わらず、漢文読み下し調の文語として確立しています。
決まり文句みたいなものもあります。
そういうことで、口語として使われなくなったため、漢文訓読専用語みたいになってしまったものもありますが、元をたどれば、漢文や漢字が入って来る前から、和語として存在していました。
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おもへらく(『大辞泉』)



http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …
[連語]《動詞「おもう」の已然形+完了の助動詞「り」のク語法「らく」》

けだし(『大辞泉』)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …
2,3の用例は『万葉集』、漢文訓読でもこのような意味で用いる。

 したがって、どちらも元々あった日本語(和語・大和言葉)が漢文訓読に用いられたものです。
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はっきりした根拠のある話しではありませんので その程度のものとお聞きになって下さい。



お出しになった言葉は 和語には違いないと思いますが 漢文型のもの以外では聞かれないもののように思います。
ということは 

>日本語として無かったものを漢文訓読の際につけ足した)もの

だろうと思います。
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