許せない心理テスト

老衰の死亡時刻はどのように決めるのですか?

あくまでも前日まで元気で、ある朝いつも早起きなのに起きてこないので
家族が起こしに行ったら亡くなっていた、という場合など、死亡時刻はどのように決めるのですか?

死亡診断書は医師しか書けないということは過去ログからわかったのですが
死亡時刻として記されるのは家族の証言などに基づいてだいたいの時刻が記されることになるのでしょうか?
それとも医師が死亡を確認したその時刻なのでしょうか?

A 回答 (2件)

身近の方の死亡時刻が明け方の時刻だったとの事ですが、「夜中に突然急変して病院へ運ばれて息をひきとった」「明け方家族が気になって見に行って…」どちらのケースも考えられますが、死亡時刻だけでそれはわかりません。



明らかに死亡している場合は、「お医者様が往診にこられて確認をとられた時刻ですか」「それとも家族が気づいた時刻ですか?」の二つにはならず医学的所見に基づき推定時刻になると思います。
「はたまた家族の証言などを元に推定時刻ということですか?」このケースはあまりないと思いますが、「そう言えばゴトンと音が○時○分ごろした時倒れたんかね」などのご家族証言があればそれに近い時間が推定時刻の参考にされる事があるかも知れません。

死亡推定時刻となると先の回答の中でも書いていますが『周囲の人の証言と、硬直、死斑の状態などの医学的状態から推定時刻が決められます』となります。
たとえば死斑がすごく強く出ていれば死後12時間ぐらい経っているし、顎が硬くなり始めて口が開きにくいとなると死後2時間ぐらい経っていると推定できます。

つまり「どうやってその細かい○時○分と特定できたのか・・・」との疑問ですが、
たとえば午前4:00や5:00のようにきりがいい場合は推定時刻の事が多いかもしれません。
4:12とか5:18とかなら病院や往診で死亡宣告を受けられたのかも知れません。しかし、病院や往診であっても、残りのご家族を待っての死亡宣告であったり、4:00まで蘇生してだめだったら宣告しようとか、状況によりけりです。(私の知っている所では)

病院勤務ですので、在宅の事はよくわかりませんあくまで参考でお願いします。
ご身内の方の悲しみをあまり詮索されずそっとしておいてあげた方がよろしいのではないかとお節介ですが・・・・

死亡時刻推定の死体現象の項目の一部
●死斑 :死後の体にできる紫のあざ
死後20~30分で始まり、12時間で最強になる。死後4~5時間では体の向きを変えると死斑が移動する。

●角膜混濁 :目の濁りの事
死後6時間から発現、24~48時間 (まる2日) でピーク。

●死後硬直と死後弛緩:死後体が硬くなる事と、その硬さが解ける事
2時間で硬直が発現し、10~12時間で最高となる。48時間で緩解開始
死後5~6時間では人為的に硬直をとっても再硬直する。
発現と消失の順:通常は顎→腕→足の順に硬くなる、解ける時はその逆
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この回答へのお礼

非常によくわかる回答をありがとうございました!
お忙しい中、私の厚かましいお願いをお聞き入れくださってありがとうございます。
詮索することが失礼にあたることも承知ですし関係者に直接尋ねることは到底できないので、こちらで教えていただくことにしたのですが、とてもご恩のある方なので最期はどのように…と考えずにはおれなかったのです。
どうかお許しください。

刑事ドラマなどの検死の現場で「死亡推定時刻」として発言される時刻はたいてい「昨夜○時~△時の間」などと表現されているので○時○○分とはっきりした細かい時刻がわかっているということは…と考えるとよいのかな、とおぼろげに考えていました。
最後に記してくださいました項目とあわせて考えるにだいたいの想像がつきましたので、これでよしとしたいと思います。
ご親切に教えてくださってありがとうございました。

お礼日時:2010/06/26 20:23

Jack-10様 こんばんは



あなたが御心配の様なケースをよく扱う部署にいる看護師です。

完全に死亡していると思われる場合本来は警察通報ですけど、発見した方や同居の方はたいて119番コールをして救急車を呼びますよね、

すると病院に心肺停止(死亡ではない)ということで搬送されます。(救急隊が不搬送にすることもありますけど)
病院では可能性が無くても一応蘇生処置と原因の検査を実施すことが多いです。

搬送先の病院がいつものかかりつけ病院ならまだいいのですが、初めての病院である場合が多く、そうなると“異状死”になってしまって、警察通報となり検案になります。事件性の可能性等が検索され、場合によっては解剖になる事もあります。

事件性がなくて、病因がない場合は既往歴や、検査データーから推測される病名がつきますし、
死亡時刻は、周囲の人の証言と、硬直、死斑の状態などの医学的状態から推定時刻が決められます。

ある一定時間内に最終の病院受診をしていれば、検案にならないで済む場合もあるようです。

本当に老衰であれば、かかりつけの先生が往診してくれて、死亡宣告をして死亡診断書を書いてくれれば一番いいと思う事も多いケースが よくあります。(明らかに死亡しているだろうに不必要にいろいろと処置されてしまいますし、検案は全裸で前身くまなく警察に調べられますし・・・)

“すぐに回答ほしいです”のランクにされているのですが・・・・何か急にお困りの事があるのでしょか? 悪用とかはなさらない事を信じて回答してみました。
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この回答へのお礼

大変丁寧なご回答をありがとうございました。
「緊急」ということではなく気になって仕方がないので、早く知りたいという意味で赤マークを選ばせていただきました。申し訳ありませんでした。悪用とは思いつきもしませんでした。汗
つい先日、身近で不幸があり、死亡時刻として知らされたのが明け方の時刻だったのですが
果たして、それは夜中に突然急変して病院へ運ばれて息をひきとったのか、それとも何事もなく明け方家族が気になって見に行って…ということだったのか、それにしても、その場合はどうやってその細かい○時○分と特定できたのか、とても気になるのですが、詳しい事情を聞くことのできない立場のものなので、一般的にはどうなのかこちらで尋ねた次第です。

自宅で既に亡くなっていることが明らかに思えた場合、死亡時刻はどのように決定するのでしょうか?
お医者様が往診にこられて確認をとられた時刻ですか、それとも家族が気づいた時刻ですか?はたまた家族の証言などを元に推定時刻ということで正確な時刻ではないのでしょうか。
厚かましいお願いで恐縮なのですがもしさしつかえなければ追加でお教え願えないでしょうか。
よろしくお願い致します。

お礼日時:2010/06/25 21:44

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