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専門書の読み方

夏休みが近いので、有名な専門書を読もうと思っています。
これは読んだほうがいいという専門書がありますよね
たとえば、ファインマン、キッテル、ジャクソンなど。
こういう本はどうやって読めばいいのでしょうか。

正直、自分厚い本をただ読んでも内容は4割くらいしか理解できないと思います。
実際小説も、前半の内容は日に日に忘れますよね。
それに、重要な部分をノートにまとめるといってもページ数が多いですよね
(キッテルの上下、ジャクソンの上下だけでも、すさまじいページ数)

専門家の皆さん
分厚い専門書の購読方法を教えてください。

ちなみに自分は工学部の4年で、進路は決まっています。

A 回答 (2件)

原書で読む意味は2つすると思います。


(1)物理的内容を理解する。
(2)英語に慣れる。

(1)に関しては英語で読む必要は全くありません。ファインマン、キッテルの教科書は良い訳が出ていますのでそれで読むほうが効果的、効率的です。

(2)に関してですが、いきなり厚い本を読んで身につく部分は何だろうと考えてしまいます。専門用語になれるということでしょうか。自然科学の本はしょせん語調は平板なもので、文章の読解力向上には役立ちません。

 No.1の方が言ってられる前書きはつまるところ概要紹介でしょう。その意味で解説書を読むのは視野が開けてよいと思いますが、初心者がいきなりファインマン、キッテルの原書なんて、悲惨な気がします。
 ある知り合いが「厚い本はしょせんカタログである」と言っていました。カタログは必要に応じて当該個所を拾い読みすれば事足ります。

 私はLisa Landallの”Warped Passages"を勧めます。昨年ノーベル物理学賞を受賞した日本の学者の成果はこの中で一つの石垣の石のように途中に組み込まれており、現在ははるか先まで進んでいることが解ります。量子論、相対論、素粒子等、最先端の物理学の息吹に触れられます。

 
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この回答へのお礼

自分は邦訳のものを読もうと思っています。
カタログですか。いいたとえだと思います。
とてもキッテルやジャクソンの上下すべて読める気がしません

リサ・ランドール先生ですか
名前は聞いたことがあります。
確か美しい物理学者だとか。
amazonで探してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/10 18:52

四年ならもう原書をバリバリ読む年頃ですね。


私が四年前に亡くなった親父から教わった読み方は、「原書の教科書などは前書きにその書物の構成が説明してあるので、必ず前書きをしっかり読め。場合によっては前書きだけ読めばいいこともある」です。
四十年間研究者としてかなりの原書を読んできましたが、名著と言われるものは実際、その通りでした。
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この回答へのお礼

そうですか。
前書きにそれだけの重みがあるのですか。
それははじめて知りました。
いい勉強になりました。

お礼日時:2010/07/10 09:17

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