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気になることがあります。
同じ岩石でも密度が異なることがあるのはなぜですか?

A 回答 (2件)

 そのような疑問が生じるのは質問者さんが岩石とは何かをきちんと理解していないからだと思われます。


 質問者さんは同じ名前の岩石であれば全て同一組成同一成分であると思ってはいませんか?
 ある事典の花崗岩の項にはこのような記述があります。
 (前略)石英、カリ長石および斜長石の三成分のモード比(体積比)で石英を20~60%含み、(以下略)
 このように、その鉱物組成にかなりの幅がある岩石群をまとめて一つの名前で呼んでいるのですから、同じ岩石でも産地が違えば密度が違うのは当然なのです。
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『同じ岩石』というのは人間が勝手に決めた区分ですので、実は世の中には同じ岩石は存在しません。




分かりやすいところで、例えば花崗岩であれば、鉄やマグネシウムをたくさん含んでいる黒雲母が多ければ重くなりますし、少なければ軽くなります。また磁鉄鉱などの微量鉱物の含有量などによっても重さは違ってきます。

連続的に変化する岩質の差を、便宜上、特定の組成をもって区分して名前を付けているだけです。一塊のコブシ大の石でも、決して均質ではなく、厳密には場所によって重さは違います。
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