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アルミニウムの溶接は鉄等の溶接と比較すると非常に難しいのですか?

もし無理にお願いして難易度を比率で表してもらうと、鉄の溶接の難易度1に対して、アルミニウムの溶接の難易度はいくらになるでしょうか?

また、その難易度に比例して通常は、アルミニウムの溶接代金って高くなるものなのでしょうか?

A 回答 (3件)

まず、鉄に用いるような単純なガス溶接や電気溶接の機器では溶接できません



簡単に酸化してしまうので、不活性ガスを噴出しながら溶接する、特殊な溶接機が必要です
不活性ガスは使い捨てなので、実費がかかります

また、アルミは鉄よりも融けているのかいないのか見た目で分かりにくいです

鉄なら、学生の実習レベルでも慣れればけっこう簡単にできますが、アルミは学生レベルではありません

まぁ、ベテランの職人さんなら簡単なのかもしれませんが、スキルは相応に必要です

鉄が1ならアルミは5~10くらいの感じでしょうか

手間賃的には、三倍くらいでも納得です
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。特に難易度の数値化表示をしていただき、感謝です。

お礼日時:2010/07/19 21:48

アルミニウムは溶解温度が6百数10℃と低いので鉄のようなアーク(電気)溶接は困難です。


ガスによる「ろう付け(一種のハンダ付け)」が一般的になります。
アーク溶接とろう付けは別物ですから、難易度は比較出来ません。
アルミニウムのろう付け代金は、ろう付けの規模によって違いますから自分で出来ないのでしたら、事前に見積りを取って納得した上で依頼してください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。勉強になります。

お礼日時:2010/07/19 21:47

難しいといえば難しいですか、


アルミだから難しいというより、難しい溶接法じゃないと溶接できない、と言うほうが近いかも。

一般的に行われている鉄のアーク溶接、中でも手棒溶接といわれるものなら、機械はホームセンターで売ってますし、一日練習すればくっ付けられます。
もちろん、本当に難しい溶接はそれだけの練習ではできません。
薄板や裏波、上向きなど。
でも、とりあえずくっつけることが出来るようにはなります。

アルミは酸化し易いので、手棒溶接はできません。
ガスを吹き付けて酸素から遮断した中で行う、TIG溶接などを使います。
これは機材も高いですし、熟練が必要です。
比較的簡単に溶接出来るMIG溶接機(半自動溶接機)というのもあり、これでもアルミ溶接ができますが、アルミ専用に機械をセットしておかなければならないので、量産工場などでしか行ってないんじゃないでしょうか。
シールドガスにアルゴンガスを使うのでアルゴン溶接などと言われることもあります。

難易度が高い、(個人的には手棒アーク1としたらTIG2くらい?慣れればどってことないのでしょうが)、機材が高い、ガスも高いので、
鉄よりも高いでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。勉強になります。

お礼日時:2010/07/19 21:46

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