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「花の名を数えてわたる...」


皇潤のCMに出てくる短歌のことで、お聞きいたします。

「花の名を数えてわたる夏の原 少女も母もすこやかにあれ」

という短歌は、小野小町のものだそうですが、

「花の名を数えてわたる...」とは、「夏に咲く花の名を列挙しながら」という意味
なのでしょうか(実際に、そこに咲いていない花も含めて)。
それとも、母と娘が歩いている野原にいろんな花が咲いていて、
「それらの花をひとつひとつ指して、名前を言いながら」という意味なのでしょうか。

「数えて」を現代語の文字通りに解釈してよいのか、それとも古典では
「数えて」に現代語の意味以外のものがあるのか、わかりません。

教えてください。

A 回答 (3件)

 いにしえの小野「の」小町の歌にしては言葉遣いがいやに現代的だなと思ったら、現代人の劇作家に「おの・こまち」さんがいらっしゃるんですね。


http://www.eonet.ne.jp/~komachi-za/

 で、短歌の方ですが、私は立原道造の詩に出てくるような夏の高原の花々をあ、れは何、これは何と名前を挙げながら歩いていると解釈したいと思います。せっかく美しい花々が咲いているのに、あえてそこにない花まで挙げる必要はないと思うのです。
 逆にいうと、そこにない花まで数え上げる必要がないくらい種々の花が咲いている草原を歩いていると考えたいのです。 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そうなんですか!
小野小町って、「花の色は...」の小野小町じゃないんですか(驚)

どうりで、小野小町にしては、聞いたことがない歌だなあと思っておりました。
(CMで見た時は、八千草薫さんが作った歌なのかと思い、「八千草さんって
 歌がお上手」とか、思っておりましたが...。)

おっしゃるように、母娘で野に乱れる花々を、「あれは何、これは何。」と
言いながら、歩いている歌なのかもしれませんね。

なんだか、夏の明るい陽射しまでをも感じさせる、健康的な素敵な歌ですよね。
(いまみたいな盛夏ではなく、初夏なのかな?)

お礼日時:2010/08/04 19:15

>「それらの花をひとつひとつ指して、名前を言いながら」という


そうです。
そして、「数えて」ですから、「一つ、二つ・・・」と数えなければなりません。

「あっ、あの白いのはサギソウだわ、これで十一番目ね。」
・・・という具合いにです。

母子は花に詳しいんでしょうね。
不風流な人だと一つひとつ名前を言うわけにはいかんでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

花の名に詳しい風流な母娘って、素敵ですね。

お礼日時:2010/08/05 21:53

両方正解のような気がします。

言葉のレトリック(技術・遊び)の典型ですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

細かいことはともかく、母と娘が仲良く、夏の野原を歩いている光景が
目に浮かんでくるようで、ほのぼのとした良い歌ですよね。

お礼日時:2010/08/04 19:07

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