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断路器の検査について質問です。
断路器を開放し、接地を取り外した状態でメガを掛けたところ、0Ωとなりました。
理由を聞いてみたところ計器用変圧器、直列コンデンサが関係しているとのことでした。

なぜ計器用変圧器、直列コンデンサによってメガで0Ωになったのかわからないんですが、どういうことでしょうか?

A 回答 (1件)

受電形態によって設備が変わりますが、質問内容からすると特高受電の6kV側の回路に設置した断路器として回答してみます。



この6kV回路には地絡事故電流の供給と中性点の安定を図るためにEVT:接地用変圧器(計器用変圧器)を設置しますが、この設備は6kV側がY結線となっており中性点を接地します。(この接地により絶縁抵抗値が0MΩ) 2次又は3次をオープンデルタとして制限抵抗を接続、地絡過電圧継電器を接続します。

77kV、66kV特高系に於いてもY結線変圧器の中性点と対地間の間に接地用変圧器(計器用変圧器:要は単相トランス)を接続して地絡検出する場合がありますが同様に絶縁抵抗値は0MΩとなります。
※ 特高系の66kV以上になると作業用接地をはずすと他回線誘導、超高圧による静電誘導などにより危険となりますので接地を外さずに絶縁抵抗測定を行います。
碍子の導電部と接地側の中間点に銅線を巻き付けて、導電部と銅線、銅線と接地側の絶縁がそれぞれ2,000MΩ以上あることを確認して、絶縁抵抗良好とします。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
接地用変圧器ですが、図面を見るところ設置されていませんでした。(場所は電鉄用変電所です。)

計器用変圧器(PT)と直列コンデンサがどう関係してくるのか、ということでどなたかお願いします。

補足日時:2010/08/11 00:24
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