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飛行機(例としてB777-200)の失速迎え角について

迎え角が限界に達すると、失速を始めますが
B777-200の場合、失速迎え角は、何度ですか?

または、どのようにして、失速迎え角は決めているのですか?

A 回答 (2件)

あまり詳しい者でなく申しわけないが、失速速度は聞いたことがありますが、揚力を保つために、速度が遅くなるに合わせて迎え角を大きくしますが、一定の速度以下になると、迎え角お大きくしても揚力が得られず失速、(その時の迎え角でもエンジン出力を上げれば失速どころか上昇するのでは。

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>B777-200の場合、失速迎え角は、何度ですか?



この機種限定の失速角は解りませんが、一般の旅客機では巡航形態で15°程度、着陸時の
スラットを降ろした状態で25°程度だと思います。
スラットによって通常10°位失速角は増えます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%8F%9A% …

>または、どのようにして、失速迎え角は決めているのですか?
「決めている」というより、主に主翼翼型で決まってきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%B1%E9%80%9F
http://www.jal.co.jp/jiten/dict/p051.html#03

これを、実際の機体では迎え角をセンサーで検知し(AngleOfAttack senser、略称AOAセンサー)
失速が近くなると警報(操縦桿を震わす、音声や警報音を発する)を出すようにします。
小型機では、迎え角を増すと主翼前縁下部で気流が上下に分岐する位置が次第に後ろになる
ことを利用して検知するものがついています。

失速速度というものもありますが、これは揚力を機体重量に応じて発生させる限界の速度です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8F%9A%E5%8A%9B
例えば速度を落としていく→速度の自乗に比例して揚力が減るのでその分揚力係数を増す
(このために迎え角を増す)→迎え角が失速角に達する→失速に至る、ということになるので
失速速度は機体重量・翼面積でも変わってきます。「フラップ」は翼型を変えると同時に後方
にせり出して主翼面積も増やしています。

エンジン出力が機体にくらべ強大であれば、曲技機のように主翼が失速状態でもエンジン推力
で機体を垂直にさえ「吊る」ことはできます。しかし旅客機のエンジン推力はそれほどありません
し、一般の飛行機では失速に近づいた際、真っ先にすべきは機首を下げて迎え角を減らし速度
を増すことです。旅客機ではこのための自動装置もあったりします。
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