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Jリーグのユニフォームはなぜ胸にスポンサーロゴを入れるのか


Jリーグチームのユニフォームでは、胸にスポンサーのロゴを入れています。


個人的な感覚では、スポーツチームのユニフォームは自らのチーム名を大々的に入れてアピールするものであり、
チーム名を入れずに、スポンサーロゴを最も目立つ場所に入れているということに違和感を覚えます。

また、鹿島の「TOSTEM」などはユニフォームにマッチするデザインだと思いますが、
山形の「はえぬき」「平田牧場」「つや姫」などは冗談かと思うほどで、はっきり言ってダサく、見てる方も情けなくなり、
ユニフォームデザインを考慮しないスポンサーの意向に反感を覚えるほどです。


なぜこのようになっているか、経緯等をご存知でしたら教えてください。



比較対象として、プロ野球のユニフォームは、胸はチーム名にして、ユニフォームデザインを損なわない所にスポンサーの名前を入れています。
Jリーグも、このようなデザインに統一するべきだと考えます。

A 回答 (7件)

結局、アメリカ系スポーツの伝統とイギリス系スポーツの伝統の違いです。

アメリカ系のスポーツの場合、クラブ名を旨に表示する伝統がありました。スタジアムジャンパーやトレーナーに学校名が入るのと同じ伝統です。ですから、スポンサーを表示しようにもすでにそこには字が書いてあったのです。

一方、イギリス系スポーツの伝統的な格好はポロシャツやセーターです。元々、左胸にエンブレムが入るくらいでクラブ名を表示するような伝統はありませんでした。1970年代当たりから、テレビでの露出が増え、商業主義が導入されたときに、空いていた胸にスポンサーが入ったのです。
ですから、アメリカでもMLS(メジャー・リーグ・サッカー)では胸にスポンサーが入っています。以下はロサンゼルス・ギャラクシーでのベッカムのジャージです。
http://www.oka-fb.com/img/MLS/galaxy/ka017.jpg


で、日本のJリーグはヨーロッパのリーグをモデルにしていますから、当然のように胸にスポンサーが入りました。その中で「白い恋人」や「はえぬき」、「亀田製菓」などは日本語のロゴをデザインを考えずに使ったので違和感があるのだと思います。
ただ、外国語だから格好いいかというと、海外チームでもネイティブからするとなんだかなあというスポンサーはあるようです。サッカーだとすぐ例が思いつきませんが、自転車のスポンサーで有名なフランスのクレディ・アグリコルは直訳すると農業銀行で、日本で言う農協です。外国語だから感じてないだけど、「はえぬき」と大差ないのですね。
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この回答へのお礼

元々、アメリカ系のスポーツとイギリス系のスポーツではユニフォームのデザインが違っていて、ポロシャツの胸の空いていたスペースに広告が入ったということで合点がいきました。

今でもサッカーチームのユニフォームの胸の部分にはエンブレムを入れているチームが多いですね。

お礼日時:2010/08/17 00:17

横文字だとユニホームデザインを損なわないと思う感覚が古いと思います。


昔CMに外人(欧米人)を使ってれば良いと考えてた時代と感覚と似ているとおもいました。


「はえぬき」「平田牧場」「つや姫」を仕事にしている人の気持ちも考えられる大人になってね
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この回答へのお礼

別に農協や牧場をバカにしているわけではありませんが、

http://meetsu1580.seesaa.net/upload/detail/image …

これ、カッコいいですか?
デザイン性に優れていますか?

特につや姫の赤い色・・・!

お礼日時:2010/08/18 00:33

こんばんは #2です。

お礼をありがとうございます。


>回答の中で、スポンサー1社のみでは地域密着にならないというのには違和感を覚えました。

ちょっと、書き方が悪かったですね。すみません。
例えば、日ハムにしても日本ハムファイターズの間に別の企業の名前が入ることはないですし、
他の球団にしてもしかりです。

地域密着型優先と書くべきでした。

日本ハムは拠点を東京から、北海道に移したことで成功した例の一つです。
野球はやはり地方では人気を誇るスポーツですから。
話はそれますが、先日パリーグの元選手が、「観客動員数が昔は本当に少なかったし、スターもいなかった」と言っていました。
因みに、日本ハムはドームのときはボックスシートも売れず一般ユーザーの勧誘が大変だったようです。

それから、楽天などは神戸のメインのスポンサーもしており、球団も持ってますよね。

今時の高校生のユニフォームもアルファベット表記ですから、その点漢字やひらがなには「?」という漢字がしますよね。
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こんばんは。


「導入の経緯」について、J創設当時の資料を読み返してみました。
以下に、事の推移を記します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

当然ながら、日本サッカー界においてユニ胸に「スポンサー名」が
入ったのは、Jに移行してからです。
JFL時代も胸に企業名は入っていましたが、「チーム名=母体企業名」
でしたから、これは純然たるスポンサードとは言えません。

<第27回日本リーグ一部(1991-1992)>
 「チーム名」  「胸表記」
■ 読売クラブ   YOMIURI
■ 日産自動車   NISSAN
■ 本田技研    HONDA
■ 東芝      TOSHIBA
■ トヨタ自動車  TOYOTA
■ 松下電器    Matsushita
■ 全日空     ANA
■ ヤマハ発動機  YAMAHA
■ 東日本JR古河  JR EAST FURUKAWA
■ 三菱自動車   MITSUBISHI MOTORS

…本当に「そのまま」ですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1991年9月。
Jリーグがミズノとリーグ戦のユニフォームについて一括契約。

10月。
Jリーグは「ユニホーム委員会」を設け、ミズノ社及び各チームとデザインの調整を
図るため話し合いを開始します。
「各チーム3パターンのデザイン」を「3社のデザイン事務所」に依頼。
10チーム中6チームが青を希望するなど、バッティングしたチームカラーの割り振りも
ここで行われました。

1992年1月20日。
名古屋が先陣を切ってユニフォームデザインを発表。
胸の表記は「NAGOYA Grampus EIGHT」。

胸表記に関して記事は何も触れていません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1992年5月26日。
東京・新高輪プリンスホテルにて、全チームのユニフォーム発表会が行われました。

 「チーム名」      「胸表記」
■ 読売日本SC       YOMIURI
■ 三菱浦和FC       MITSUBISHI MOTORS
■ 東日本JR古河SC     JEF UNITED
■ 鹿島アントラーズFC   Antlers
■ 全日空佐藤工業SC    ANA SATO
■ 日産FC横浜マリノス   NISSAN
■ 清水FCエスパルス    S-PULSE
■ 名古屋グランパスエイト NAGOYA Grampus EIGHT
■ パナソニックガンバ大阪 Panasonic
■ サンフレッチェ広島   SANFRECCE

まだチーム名も企業色が残っていますし、胸表記も
企業名、愛称、地域名などばらばらです。

この時点ではまだ、企業色を無くしたいJリーグ側と
それを残したい各チームとの折衝段階だったと報じられていますが、
それもあくまでチーム名に関してであり、胸表記については議論すら
された様子が有りません。

反面、この後J開幕に先立って開催されるナビスコカップで使用する
「カップ戦用ユニ」にはスポンサー名を入れることを決定している
チームも有り、もう既に胸のスポンサー名は「既定路線」であったと
思われます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、1993年5月15日。J開幕を迎えます。

<1993 Jリーグ サントリーステージ>
 「チーム名」      「胸表記」
■ 鹿島アントラーズ    Antlers
■ ジェフユナイテッド市原 SEGA
■ 浦和レッドダイヤモンズ MITSUBISHI MOTORS
■ ヴェルディ川崎     Coca Cola
■ 横浜マリノス      NISSAN
■ 横浜フリューゲルス   ANA SATO
■ 清水エスパルス     JAL
■ 名古屋グランパスエイト NAGOYA Grampus EIGHT
■ ガンバ大阪       Panasonic
■ サンフレッチェ広島   Ford

ご存じの通り、チーム名からは企業色が一掃されました。
胸表記に経営母体ではない、真のスポンサー名をつけるところも
現れましたね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上が推移です。

私が思うに、
(1)当事者・周囲共にプロクラブチームの経営なのだから、海外同様、
   胸スポンサーは当然と考えられていた。
(2)チーム名から企業色を排することでさえ大事なのに、その上
   胸の企業名まで干渉することには、流石に賛同が得られなかった。
…といったところではないでしょうか。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

色々と調べていただいてありがとうございました。

経緯としては、私も

>(1)当事者・周囲共にプロクラブチームの経営なのだから、海外同様、胸スポンサーは当然と考えられていた。

というのが実情なのではないかと思います。
(ただし、参加チームの総意ではなく、当時の川淵氏らが、ということでしょう)


---

ここからは、回答にあるユニフォーム経緯を見ての雑感です。

ユニフォームの遷移から、Jリーグ開幕直後から、経営母体に頼らないチーム運営を目指す方向性で進んでいますが、
読売新聞に代表されるように、チーム経営にメリットを見いだせず、撤退してしまった企業も出ていますよね。

別の方への回答で書きましたが、北海道日本ハムファイターズのように、企業名を入れていても立派に地域密着のチーム運営ができ、地域と経営母体が良い関係で共存出来ている例もあるわけですから、
今となっては、チーム名に企業名を入れない方向で押し切った事が正しかったのかどうかわかりませんね。

そもそも企業にとっては、Jリーグで自らの企業(商品ブランド)の宣伝をするためにスポンサーになっているはずなのに、一番宣伝になるチーム名を使う権利を取り去っては、スポンサーとしてお金を出すインセンティブが薄れてしまっていると思います。

お礼日時:2010/08/17 01:06

理想からすれば胸にはニックネームを入れたいところですが、数千万から億とも言われるスポンサーの収入はクラブにとって生命線となるものです。

ダサいとか言ってる場合ではないのです。それだけみんな多くは苦しい経営をしているということです。Jリーグ発足当初の鹿島などはニックネームにしていたクラブもありましたが、サッカーブームが過ぎてからは経営が厳しくなり、どこも企業名を入れるようになっています。むしろ今ニックネームのクラブ(J2など)はスポンサーがなく相当経営がやばいと言えるでしょう。

そもそも胸に企業名は海外のチームでは当然のことで、日本に限ったことではありません。プロ野球がそうだから不思議に思えるのでしょう。
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この回答へのお礼

鹿島は当初チーム名だったのですね。勉強不足でした。
J2では胸スポンサーがつかないチームもあるとのこと。悲惨です。


ちなみに、胸にスポンサー名が無いのは、日本のプロ野球だけでなく、海外のアメリカの四大スポーツ(胸番号のNFLを除く)も同じです。
なぜサッカーだけユニフォームにスポンサー名を入れるのでしょうね。
経緯等御存知ですか?

お礼日時:2010/08/16 00:56

こんばんは



>胸はチーム名にして、ユニフォームデザインを損なわない所にスポンサーの名前を入れています。

Jリーグの方針で読売ヴェルディや三菱浦和レッドダイヤモンズなど、企業名が入っていたチームもそれぞれの企業名をチーム名に入れず、地域密着型の名前を活かしています。
ヴェルディ川崎、浦和レッズ・・・など。
企業名を入れられないということに反発した、読売がスポンサーを退いた話は有名ですが、ユニホームに企業名を入れる広告費は莫大なもので、各チームを見ればわかると思いますが、
企業名が少ないチームほどスポンサーが少なくひっ迫している状態です。


>山形の「はえぬき」「平田牧場」「つや姫」などは冗談かと思うほどで、はっきり言ってダサく、見てる方も情けなくなり

これは本当に私もそう思いますが、スポンサー料がなければチームは成り立たないですし、例えば地域の寄付だけでそのチームが存続できないもの事実です。

先にも書きましたが、チーム名にスポンサー名を入れないことがJの方針ですので、逆に色々なスポンサーがつかず、1社のみだったら聞いたこともない企業の冠がつくことになり、地域密着型のチームではなくなってしまいます。野球とは違いチームはサポーターを大切にしますしね。

確かに山形のユニフォームは生地感も含めダサいと思います。でも「つや姫山形モンティデオ」の方がダサいかも・・・。

ユニフォームに商品名や企業名が多いところほど潤っているということです。


ご参考までに!
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この回答へのお礼

なるほど、財政的に厳しい中でスポンサーを集める苦肉の策として、一番目立つ胸の部分を差し出すしか無いということですね。


回答の中で、スポンサー1社のみでは地域密着にならないというのには違和感を覚えました。

例えば、北海道日本ハムファイターズは「日本ハム」所有のチームですが、コンサドーレ札幌よりも観客を集めています。

これは恐らく、日本ハムの方が地域密着で、かつサポーターを大切にしているためかと(コンサドーレ札幌は減資を行い、サポーター出資者を切り捨てています)
日本ハムだけが稀有な例かもしれませんが、要はチームを運営する会社次第かと。

お礼日時:2010/08/16 00:50

プロ野球は、「阪神、中日、読売、西武、ヤクルト、ソフトバンク、ロッテ、日本ハム、オリックス、楽天」と、広島・横浜の外は、チーム名に社名が入っています。

ですから、ユニフォームにまで社名(メインスポンサーの名前)を入れる必要はないのです。

 対して、Jリーグは、チーム名に社名を入れることができませんから、スポンサー費用を出してもらうには、どうしても一番目立つ胸に企業名(またはブランド名)を入れる必要があります。

 もし、デザイン重視のユニフォームにしたければ、高額なお金を集める必要があります
 例えば、FCバルセロナのように、個人サポーターを大量に獲得するなど。
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この回答へのお礼

プロ野球は社名も含めてチーム名だという感覚だったので、純粋にチーム名でないことを忘れていました。
ビジター用ユニフォームに、「YOMIURI」「HANSHIN」などを入れる例もありますね。
チームの呼称が「読売」「阪神」だったりもするので、あまり違和感が有りません。


スポンサー費用とユニフォームデザインの例として、ヨーロッパのサッカーチームの例を出されていますが

アメリカの四大スポーツ(MLB、NFL、NBA、NHL)では、チーム名に社名は入っていないにも関わらず
ユニフォームにはチーム名や、チームロゴを入れています(NFLは胸番号なのでちょっと特殊ですが)

サッカーとの違いはどこにあるのでしょうか?

お礼日時:2010/08/16 00:42

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