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連結会計 未実現損益 についての質問です。

連結会計の未実現損益の会計処理で、償却性資産(ダウン・ストリーム)の際の処理についての質問です。この場合、テキストには、連結修正仕訳における減価償却の修正によって、未実現利益の一部が実現しているとありますが、これはどういうことなのでしょうか?全く理解できません。

減価償却によって、未実現利益が実現するというのはどういうことなのか、どういう状況なのか。どなたか御教示していただける方がいましたら、よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

期首に親会社が簿価500円の建物を子会社に600円で売ったとします(ありえないですけど・・・w)。

残存価額は0円、耐用年数は5年とします。
この建物の減価償却費として子会社には期末に120円が計上されますが、減価償却累計額20円/減価償却費20円という連結修正仕訳によって減価償却費は120円から100円に修正されます。費用の減少と言うことはその分利益が増えますので、減価償却の修正は未実現利益が実現したことにつながるのです。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

費用の減少がその分利益の増加につながり、
その結果、減価償却の修正による費用の減少が未実現の利益が実現したことにつながるのですね。どうも有難うございました。

お礼日時:2010/09/14 22:59

親会社の支配する備品600を子会社に400で売却したことを考えてください。



連結修正仕分けでは
 備品 200 / 固定資産売却損 200
                  となります。
このとき、未実現利益は200で、消去されてますね。

次に、この備品に関する連結修正仕分けとして
 減価償却費 50 / 減価償却累計額 50
となったとき、
200-50=150 つまり、減価償却費のおかげで、消去される損益が150に変更されていますね。

この50が、減価償却の修正によって未実現利益の一部が実現する、ことにあたります。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

なるほど、減価償却の修正によって、消去される損益が変更されることによって、
未実現利益の一部が実現することになるのですね。

どうも有難うございました。

お礼日時:2010/09/15 22:39

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