尖閣諸島に対する日本政府の対応と日本に居る中国人の見方？

　尖閣諸島に対する日本政府の対応と日本に居る中国人の見方？
　1人の日本人として、日本（政府）の対応には怒りすら覚える。中国のオリンピック聖火ランナーへの対応、四川省大地震の際の国際社会の支援、殺虫剤入り餃子事件など、他にも有ると思うが、今の中国は礼節が無さ過ぎると思う。私も四川地震では義援金をした。世界中からの支援は決して少なくはないと思う。そうした常識はかつて日本は中国から多くの事を学んで来た歴史があったと思っている。しかし、今後学ぶ事は、中国の悪策に対する対抗策しか思い浮かばない。皆さんは今回の事件からどんな事を感じていますか？

　同じアジア、隣国の大国として、単なる力だけで国際社会に対抗しようとする姿勢に全く共感できない。その意味では、日本（今の政府）は日米関係を軽視し過ぎだと思う。皆さんはどうでしょう？又、日本に居られる中国の方はどう感じるでしょう？

　私は今の中国のやり方では、遅かれ早かれドン詰まりを来たすと感じている。たとえ安かろうが国際社会のルールを守らない国の製品は要らない。日本はそうした対応の出来る国に変わるべきだ。民主党が挽回できるとすればそうした政治手腕のように感じる。　皆さん（日本在住の中国の方も）はどう思いますか？

　

No.2 ベストアンサー 回答者： Hexa-6 回答日時： 2010/09/25 21:52

>>日本（今の政府）は日米関係を軽視し過ぎだと思う

おしゃっる通りです

アメリカに全面依存するはまずいのですけれど、昔と違って日本の経済力はアメリカから脅威とみなされていません。
従って、無理な要求と言うのも今は殆ど見られないばかりか、アメリカ政府高官が日本に来ることも少なくなりました
ロシア、北朝鮮、中国と極東は危険な国ばかりです。

これらの国の危険な点は、強大な軍事力を持ち（韓国を除きます）、異常にエゴが強く・民族意識が非常に強いことです
反日意識もあり、国家転覆、勢力減退を狙う集団まで居ます
そして総合的な先進国ではありませんんので、理性的対応が出来ないことです
平たく言えば、価値観が違いすぎて、理念・会話が通じないコトです。
人権意識も違えば、国内の反体制派・異民族を蹂躙しても平気ですので、ほぼ粒が揃ったＥＵなどとは違い、19世紀～戦前の感覚で居ることです
こういう地域で国のＴＯＰとなる人達は並外れた政治力を持たないと渡っていけません

大陸の軍事強大国に成すがままにされないためには、やはりアメリカの力は必要不可欠
しかし、所詮外国ですからすべて頼ってもいけない。
しかもアメリカの力には限界があります。基本的に核保有国同士は戦いませんから
アメリカの有力紙には、ハッキリ、核戦争の危機を犯してまでアメリカが介入するわけがないと言う記事が掲載されてます
しかし、睨みとしては必要なのです

その点では、民主や特に小沢氏のアメリカのプレゼンスを削ぐような政治方針・言動は感心しません
それが為に特に中国からは重宝がられるのは疑いもない事実だと思います
民主党のアメリカ離れの姿勢は、アメリカから見た同盟国の序列で、韓国が最優先になり、日本の重要度を下げる結果を生んでしまってます

アメリカは、今回、正式に日本の立場を支持しませんでした。中国への配慮は明白
渡米中の首相外相がアメリカに多分、支持の限界が見えて、進退窮まり、経済強攻策に耐え切れないと判断して、釈放を促したと思います
前日、尖閣は安保の対象と中国をけん制し、日本の立場に一定の憂慮の姿勢も見せながら、中国首相ともＧ２として世界経済を牽引しようと述べています
船長の解放直後、歓迎も声明してますから、直接・間接、日本の首相外相に決断を促したと解釈されます

一方で不安がるASEAN諸国に対して、中国の膨張政策に楔を打つ為、2011年からはASEAN拡大会議の正式メンバーになると表明してます
一度は民意でアメリカ軍を徹宵させたフィリピンは、アメリカ軍の再駐留を望むと表明してます
中国の拡大政策が脅威であるとの認識、利害は一致してます
日本が利用するチャンスだと思います


尚、今回の事件の背景分析はダイヤモンドの論説が秀逸だと思いますのでリンクをあげておきます

（タイトル）日本は“船長トラップ”に乗せられた!?　
　　　　　　尖閣沖衝突に「自民党ならこうはならなかった」の声も


ほかに興味深かったのでは、米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）の10日と20日付、日本の平和ボケを批判した「日本人よ、いい加減で目を覚ませ」と言う記事です

.... いい加減、日本人は目を覚ませ 軍事力がないと、まともな外交なんて成り立たないということを
.... 普天間問題でアレだけアメリカやオバマを馬鹿にしたのに、都合のいい時だけ「助けてアメリカ様～」って言うのか？

こういう内容。

参考URL：http://diamond.jp/articles/-/9475

この回答への補足

　皆様、貴重な時間を割いて下さって感謝です。少しは期待していた在日の中国人の意見が無かった事は残念ですが、中国に戻れなくなれば大変ですから回答が無い事も答えであり、マナーと理解したいと思います。

　今後もこうした日中関係は続いて行くのでしょう。両者の国益になり、国民にも良い方向に発展する事を期待したいと思います。日米中の新たな時代の到来かもしれません。そんな事を感じました。

補足日時：2010/09/28 12:28

この回答へのお礼

　Hexa-6さんの、“（タイトル）日本は“船長トラップ”に乗せられた!?　尖閣沖衝突に「自民党ならこうはならなかった」の声も”は参考になります。すそ野の複雑さを感じます。

　日本に住んでいる中国人はどう感じるのでしょう？むろん、逆に中国に居る日本人にも言えるのでしょうが、少なくとも共通の問題だし、情勢が悪化する事は望んでいる筈もありません。ただ今の中国は自国を支持する国（例えば北朝鮮など）に対するアピールとしては、日本を敵対視する事は効果的とも言えそうです。故に、なおさら日本政府は毅然とした態度を堅持するべきだった。世界の世論に問う絶好のチャンスだったと思うのですが・・・・・。その為の外交でしょう？

　緊急に今後の対応を打ち出す必要を感じます。ロシア、韓国との領土問題にも影響するのは確実と思えます。　Hexa-6さん、ありがとうございました。

お礼日時：2010/09/26 08:11

No.4 回答者： sknysmr 回答日時： 2010/09/27 09:23

質問者のお礼をみて小生も激しく同意します。

日本は日本国土防衛を米国に丸投げです。それは憲法九条の「国際紛争での武力不行使」にあります。
自民党政権時はどうにか日米関係が好調でしたが民主政権と成り「日本列島は日本だけのものではない」と世界に発信した。沖縄基地問題も反日（反米）勢力の活発化を促した。
中国は「好機到来」とばかりに尖閣に対して強行になったのです。近いうちに尖閣は中国が実効支配するように成るだろう竹島同様に！（予想）
次は沖縄です。沖縄も反日反米勢力が中国と呼応し沖縄は清国（中国）の朝貢国であったのに日本が強奪したと主張し始めました。沖縄侵略の前段階です。

この回答への補足

　元首相の鳩山さんは、沖縄の基地問題で日米の対等な関係を言い続けましたが、単に選挙公約だったからでしょうね。　それにしてももっと国際世論や国民感情に敏感でないと、日本が沈没しかねない事件ばかりです。

　今回の船長の無条件解放にしたって、衝突時の映像が公表されてない・・・・。一部の話として、海上保安庁巡視船が、漁船を止めるためにワザとぶつかったのではとの嫌疑も出てました。もしそんなことがあれば釈放も起こり得ますね。そして、中国の主張が正しかったなんて事になったら、目も当てられません。事実の立証が世論への決め手では？　北朝鮮と同じに日本側の陰謀だと言いかねません。その為にも政府は、明確な態度を取るべきだったと思いますね。

　憲法の問題は歯がゆい感じもしますが、平和憲法という観点からは、世界に例を見ない画期的な憲法だと思います。問題はその実現方法でも有るのでしょう。昇り調子の中国と降り調子の日本では自ずと違いは生じるとしても・・・・・・。中国のやりかたに上手く嵌められた感じです。中国人も日本は間抜けに見えると思いますよ。無論、他の周辺国もです。

　

補足日時：2010/09/28 10:18

この回答へのお礼

　ありがとうございました。基本的に両国の好意的な進展を期待しています。

お礼日時：2010/09/28 12:30

No.3 回答者： chubou3 回答日時： 2010/09/26 03:25

>日米関係を軽視し過ぎだと思う。

皆さんはどうでしょう？
その通りだと思うが、これを機会に本来ならば憲法９条を改定するチャンスであると思います。
また、尖閣諸島と竹島に米軍の前線基地を置く交渉も出来るのではないかと思います。
アメリカにも中国の脅威は日本だけじゃないぞ。アメリカの領土(ハワイとかも)乗っ取られない保証は無いので、ならず者中国に経済制裁を行うべきと思います。
一番簡単なのは日本が核を持ち、戦闘機を製造する事です。

この回答へのお礼

　　ありがとうございます。

　　＞一番簡単なのは日本が核を持ち、戦闘機を製造する事です。

　この意見に関しては、国際世論にも配慮するべきでしょうから慎重かつ柔軟に取組むべきかなと感じます。例えば、北朝鮮からミサイルを迎撃するためには、発射と同時位に対応する事になるでしょうから、同レベル以上の施設が必要と思います。待っていては出来ない事です・・・と自衛隊の方が話してました。防衛と言っても対等で無ければ９９％攻撃される。被害が出てからの対応では、応戦と被害への対応が平行します。殆どパニック状態でしょう。

　わたし個人は、国が自衛隊の訓練を2年くらい全ての国民に義務付け、又、高齢者の介護訓練も2年位を義務つける。他の産業は、必要な内需を確保しながらも責任ある対外的ノウハウを高める。建設会社のフジタの社員が拘束された事件も連動してました。そもそも他国の機密施設を録画する感覚を、私的には有り得ないと感じています。恐らく外からの撮影でしょうが・・・・。外国人に対する表示が有ったのか？それは中国語のみか？など幾つか気になる事もあります（英語表記の普及は？）が、故意では出来ないという感覚も、他国に行ったら事前に把握しておくべき常識にもかんじますね。

　いきなり、核・戦闘機だけでなく、他国の常識（業務用以外の）への対応も必要でしょうね。と言っている私も、一般的な日本人なのですが。

　chubou3さん、ありがとうございました。

お礼日時：2010/09/26 08:41

No.1 回答者： haruimihitomi 回答日時： 2010/09/25 21:18

質問者様と、同意権です。

日本側の対応は、実になさけない。いらだち　さえ、おぼえました。　検察の判断なら　法務大臣は、しつよう　ない、と　私は、とりましたが、、、、、、、、、

この回答へのお礼

　やはりそう思いますよね。国家間の事件を一地方に一任するのは、喩え大臣が他の課題で忙しかったとしても。
　オランダの堤防の水漏れを防いだ少年の物語を思いだしました。危機管理の欠如。漁船の船長に国際感覚の軍配があると改めて感じます。

お礼日時：2010/09/26 07:56