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最近海外文学の小説にはまっています。そこで、お勧めの本を教えてください。

読んだ本↓
ヘッセ「車輪の下」「郷愁」「春の嵐」「デミアン」「シッダールタ」
トーマスマン「魔の山」
カフカ「城」「変身」
カミュ「異邦人」

どれも面白かったです。感動とかはあまりいらないので、考えさせられるような作品をお願いします。もちろんタイプの違う小説でも結構です。

なお、箇条書きで何冊もあげられてもよくわかりません。似たような質問に答えていた方は何冊もあげてられていたので、余計迷ってしまうので。
そこで1~5、6冊選んで、その本に少しだけ説明を加えてもらえればありがたいです。説明は1~2行くらいで結構です。

A 回答 (6件)

たぶんこれなら外さない、ということで。



幻影の書/ポールオースター
失った家族や恋人、名声や友人、そういった人生の無力感や虚無を乗り越える人々のお話です。
乗り越え方も、もう一度手に入れるから、見なかった事にするまで、まぁいろいろです。

西の果ての年代記1~3/アーシュラ・K・ル=グィン
思い出したのが「人間は平等なはずなのに人生には勝ち負けが有るよね、それ考えたら勉強しようよ」(学問のすゝめ冒頭部意訳)なんてお言葉。
んでこの作者が言うには、運命に隷属するか自ら自由を手に入れるか、自由とは知の力で新しい選択肢を手に入れるという事だ。

シェークスピア全般
おまけとして。
あっちこっちの文章で引用されて、小粋な会話のネタにされています、押さえておいて損は無いかも。

この回答への補足

どの方もご回答ありがとうございます。面白そうな作品ばかりでした。

特に、「アフリカの印象」、「冷血」、「ペスト」、「幻影の書」が読みたいと思いました。近いうちに買います。他の本もいつか読んでみたいです。

ベストアンサーは、迷いましたが、好みで選びました。
みなさんありがとうございました。

補足日時:2010/10/21 21:28
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この回答へのお礼

面白そうです。わかりやすい説明ありがとうございます。

お礼日時:2010/10/17 23:30

カミュの『ペスト』は未読ですか。


20世紀の北アフリカのある街(架空の場所です)でペストが発生し、それが収束するまでの人々の様子を描いています。フィクションですがリアルな感じ。でも淡々としています(まあ、カミュですから・・・・)

ゾラ『ナナ』
『居酒屋』の続編なんだそうですが、そちらを読まずいきなり『ナナ』から読み始めました。でも面白かったです。19世紀フランスの女優で高級娼婦、魅力的な悪女の話。

古典的名作と違うのですが、
現代作家でパウロ・コエーリョの『11分間』
ひょんなことからスイスで娼婦になったブラジル人の若い女性の話。シニカルな娘だけど、真摯でもある。実際に娼婦に取材して書いた話だそうです。この作家にしてはかなり性的な描写が多いんですが(他のはそうでもない)、真面目な本です。

※コエーリョで一般的に有名なのは『アルケミスト』や『星の巡礼』です。スピリチュアル系ですが、冒険譚としても楽しめます。
私が一番好きなのは『ピエドラ川のほとりで私は泣いた』ですが。。。
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この回答へのお礼

ペスト買ってきました。他も面白そうですね。

お礼日時:2010/10/19 21:04

「鼻」ニコライ・ゴーゴリ(ロシア)


 顔から鼻が逃げ出してしまう話です。
 短い作品なので、さらっと読めると思います。
 
「オイディプス王」ソポクレス(古代ギリシャ)
 神託によって運命を翻弄されるオイディプスの話です。
 戯曲ですが、推理劇に引き込まれ、悲劇に頭を悩まされる作品です。
 これも短めです。

「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ(チェコ)
 数人の男女の人生を描いた恋愛小説です。
 恋愛小説、と裏表紙の説明に掲げられているのですが、
 タイトルに表されている通り、とても思慮深く読みでのある作品です。 
 厚みがある長さです。

「サキ傑作集」サキ(スコットランド)
 パンチのきいた短編集です。
 一つ一つは短い話なのに、どれも味わい深く、
 唸ってしまう程、うまいです。
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この回答へのお礼

どれも面白そうです。ありがとうございます。

お礼日時:2010/10/17 23:30

新潮文庫の100冊 に入っているものは、ハズレがないと思いますよ。

全体で100冊なので、各ジャンルは、それほど多くありませんし。
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この回答へのお礼

そうですね。ジャンルにしてみると数少ないですよね。参考にします。

お礼日時:2010/10/17 23:27

文章が緻密で、考えさせられるものは、


トルーマン・カポーティ「冷血」がお勧めかなと思いました。

ストーリー:
カンザス州の片田舎で起きた一家4人惨殺事件。著者は5年余りの歳月を費やして綿密な取材を遂行。そして犯人2名が絞首刑に処せられるまでを見届けた。捜査の手法、犯罪者の心理、死刑制度の是非、そして取材者のモラル――。様々な物議をかもした、衝撃のノンフィクション・ノヴェル。
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この回答へのお礼

ノンフィクションですか。面白そうですね。考えさせらそうな作品ですね。

お礼日時:2010/10/17 23:26

『城』や『魔の山』が面白く読めるなら、是非ともレーモン・ルーセル『アフリカの印象』をお薦めします。


ストーリーを追ったり意味を考えたりといった一般的な小説の読み方がほとんど通用せず、ただ読むことが楽しいという、風変わりな作品です。この作品を読んでいるときの感触は、ちょっと説明できない。
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この回答へのお礼

変わった小説ですね。興味がわきました。

お礼日時:2010/10/17 23:25

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