10秒目をつむったら…

看護師不足が叫ばれていますが、一人看護師が増える事によって具体的にどんな事が変わるのか、あるいは1人程度では何も変わらないのか。
だとすればどれくらい増えれば何がどれくらい変わるのかを知りたいです。

よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

現在7:1(患者7人に看護師1人)の施策が行われていますが、


以前の10:1に比べると7:1は随分と心の余裕を作ることが出来ました。
毎日があまりにも忙しく業務に終われ、患者さんとお話しする時間もなかったのですが
看護師の人数が増える事によって心の余裕が生まれ、患者さんに接する機会を作ることが出来ました。
正直、ただの清潔の援助や薬剤の配布をする事だけが看護業務ではなく
患者さんの心のケアや思いを表出するのも看護の一つであると考えていますので、
人数が増える事はとても喜ばしい事です。

ただし、ここでの設問では「1名」のみという所ですね;
これは他の方が話しているようにその1名の質の度合いによって変わってくると
思います。ですから断定的にお話をする事はできません。
ただ、何年もの経験を持っており、きちんとした看護を実践される方であるなら
看護効率は随分と上がりますし、私たちの患者さんに触れ合う時間が少しだけ増えるかもしれません。

また、時間によって夜間は看護師2~4名で、日勤は4:1の配置になっていますので
日中は人数が多く見えても夜は病棟の患者全員をたった2人で回る事となります。
これが3人に増えたとしたら、随分と楽になるかは思いますね。
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こんばんは。


都内で看護師をしているものです。

看護師不足、実際私も職場で感じています。
うちは10:1(患者10人に対し、看護師1人)という割合で運営していますが、これは常勤だけではなく、月に1~2回しか来ない非常勤も含めての計算ですので、充足感は全くありません。

他の回答者さんも答えていたように、人数というより個々の能力や経験年数などによっても不足感は生じるものです。

経験年数が長く、エキスパートと呼ばれる人が10人集まっているのと、完全な新人が10人集まっているのとでは、仕事をさばく量が全く違います。
簡単にいうと量より質ですね。

介護面だったら、新人看護師でも充分に対応できることが多いですが、医療面になるとそれなりの知識と経験も関わってきますので、新人1人が増えたことで劇的にかわるのはないと感じます。
もちろん新人さんを育てる義務はあるわけだし、努めであって、みんなが通る道なので、新人だから重荷だと断定するわけではありません。

でも不足感があると、即戦力が欲しくなるのはどこの世界でも同じだと思います。

あとは病院の患者層によって(重症度・介護度)も関わりがあると思います。
自立していて、医療行為が少ない人なら管理するのも少ない人数で充分に可能だし、管理する側の負担も少ないですが、介護度が高く、医療行為が多い人は管理するのも大変だし、日常生活の援助で介護の負担が大きいです。その場合、看護師の負担は大きいです。

看護師個人が負担が大きいと思えば、規定内の勤務でも看護師不足と感じるでしょうし、負担が少なかったら不足を感じることもないかと思います。でもそれは個人によって感じ方の差があるでしょうから、一慨には言えないと思います。

看護師の人数と質、患者の重症度・介護度、病院の方針など複雑に絡みあっているので、患者さんや家族の方が感じる「看護婦さんいっぱいいるじゃん」って感覚と実際は大きく異なると思います。

国が決めている比率なんて、数字だけ。現場を無視してると思います。

また医療事故やクレーム(家族の過剰な要求)などで医療者側も神経をすり減らしているので、そんな現状も看護師不足につながっているのは事実だと思います。

医療者側はもちろんですが、患者さんやその家族のマナーも教育してほしいですね、実際。


なんだか愚痴になってしまいました。
具体的な人数が答えられなくてすいません。
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訂正します。



看護師が不足すると収入源に
>>
看護師が不足すると収入減にです。
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看護師不足といわれています。

・・・でも病院にいくと、実際そんなに看護師は不足していませんし・・
大勢いるよ。開業医あたりで働く看護師が不足しているのかな?

病院は、毎月の保険請求で、看護料請求するにあたり、基準が決められていて、
患者数と看護師の比率を一定の水準を満たす必要があります。
もしも、看護師が不足しているなどの問題が発生すると、保険請求から減額されます。
そのために、看護師が不足すると収入源になるので、経営上困るわけです。

しかし、現状はそのようなことも無く。。

厚生省の不足説は、高齢化社会のために入院患者が増えるという予想にしたがっているものと思われます。 また、不足するというのは現状の看護基準をベースに考えられたものです。
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施設基準というのがあります。



患者さん何人に対して看護師1人という部分で
入院基本料の算定条件が変わってきます。
(看護師の数が大きいほど、高くなります。)

また、夜勤時や休日の際は、平日の日勤と異なり
少ない人数で回すことになります。
その際、人数に余裕があると、
1人体制が2人体制でできるなど
仕事にも余裕がでてくることで、より充実した看護が
できるようになります。

看護師は、実際の人数はたくさんいるのでしょうが、
現場での仕事内容や、夜勤、休日出勤がある
病院には、なかなか求職者がいないのが
看護師不足といわれる要因なのではないでしょうか・・・。
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看護師の友人(中堅)によると、彼女の病院では来てくれるなら誰でも位の慢性的な人手不足のようなのですが、どうも最近入ってくる新人は能力が低く、続かないようです。



原因としては、
・憧れだけで入ってきて実際、下の世話などもすることは想像もしていない人
・偏差値と得意科目だけで学部を選んだ人
・職業意識の低い人
・給料の額面だけで仕事を選んでいる人(彼女の病院は書類上の待遇はいいそうですが、重病者が多い)
・本来適正のない人

が、普通に資格だけ取って現場に来てしまうそうです。
彼女が看護師になったころに比べると、新設の看護学部や看護大は増えているそうなので、国家試験受験のの有資格者の人数は増えているだろうし、合格者も増えているはずなのでしょうが、一人当たりがこなせる仕事、というか、人として、患者の命に関わる仕事は任せられない、と思ってしまう若手もいるようです(恐ろしいことですが彼女が言うには学校がいい加減だと大した実習もしていなくても筆記ができると受かってしまうそう)。

その結果、何が起こるかというと、仕事がまともにできる人たちの負担が増え、シフトが終わっても勤務が必要以上に延長され、次の勤務までろくに睡眠もとれなかったり、夜勤と日勤の無理な組み合わせが発生したりします。
そうすると、経験のある看護師さんが結婚や出産で仕事を続けられない、精神的に追い込まれた状態で人の命を預かる責任の重さと何かミスをしてしまう前に、と、シフトに余裕のある病院に移ってしまう、などの悪循環でさらに人手不足になります。
実際、彼女の同期の多くが辞めたり、他の病院に移ったそうですし、別の看護師の友人も夜勤のない健康診断センターに移動したと言っていました。

一人、というのが、どういう状態に対して、または、何人に対して、というのがわかりませんが、看護師の人数が適正であれば、今現在辞めざるを得ない人の何割かは続けられることになるでしょうから、経験豊富な看護師が増え、そうすれば、若手もそれを継承できるので、技術が向上するのではないでしょうか?
また、過労による医療ミスのリスクを低減することになるかもしれません。
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友達や親戚から聞いている限り、不足というより雇えないという病院の経済的な事情もあるようです。

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この回答へのお礼

なるほど、病院格差があるという事ですか。
逆に裕福な病院では充分な数がいるんですかね…

お礼日時:2010/11/20 16:37

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