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プロセッサの処理能力を表すものとして
MIPS Million Instruction Per Second
クロック周波数 動作のタイミングをとる信号の周波数のこと。
        1Hzは1秒間に1回

がありますが、両者には何らかの換算方法のようなものはあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

MIPSは「1クロックあたりの平均処理命令数」 × クロック周波数


という式で求まるはずです。

「1クロックあたりの平均処理命令数」はCPUごとに異なります。
最近のCPUはどれも、複数の命令を同時に処理することが出来ます。また、命令一つを実行する為には、数クロックから数十クロックの処理時間を必要とします。

それから、実行する命令によっては、「命令AとBは同時に実行できない」とか「命令Aの処理結果によっては、現在計算中の命令を破棄して、それらを再計算させなければならない」などといったことが起こります。

ですから、CPUのスペック表に書かれているMIPS値は「典型的な使用状態における平均値」であり、実際のMIPS値は、そのときの使用状況によって異なってくるわけです。
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この回答へのお礼

>「1クロックあたりの平均処理命令数」はCPUごとに異なります
なるほど。これでは汎用の換算式は難しいですね。「平均」というところもミソだし……。PenIIIとG4を同一クロックだから処理性能が同じ、といえない理由もここにあるんですね。RISCとCISCでも違うだろうし。

色々調べていたら、「CPU i486(100MHz)=70MIPS相当」という文章が見付かりました。100,000,000Hz=70,000,000IPS なので、「i486」に関しては1Hzに平均0.7回の命令を実行できる、ということになりそうです。
でも、これも使用状況によって変わるということですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/04/15 22:17

「公式」のような換算方法はありません。



例えばIBMのPowerプロセッサは動作クロック数よりもMIPS値の方が大きい値となります。
類似のアーキテクチャを持つPowerPCとPowerに共通する換算方法は実現可能かもしれませんが、アーキテクチャの違うプロセッサには適用できません。

この回答への補足

回答どうもありがとうございます。
>例えばIBMのPowerプロセッサは動作クロック数よりも
>MIPS値の方が大きい値となります。
の意味がよくわからないのですが……。

クロック周波数=MIPS値×0.xxx

のような公式設定は(別系統のプロセッサでは)不可能ということですか?

補足日時:2001/04/14 19:26
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