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突然、兄弟から電話があり野村のグローバルハイイールド証券を買わないかと連絡がありました。
聞けば、野村の営業マンが来て絶対儲かるからと契約を結んだそうです。
その兄弟は、全くの素人で、分配金が振り込まれたというだけで、儲かると舞い上がっている様子です。
過去にリーマンショックで、私の周りの友人が投資信託に失敗して大損している話を聞いてるだけに心配です。
なんかブラジルに投資してるみたいで、ブラジルはオリンピックが開催されるから絶対儲かると言います。
投資信託は当然、元本を割るリスクもある事は承知しているのですが、グローバルハイイールド証券について自分なりに調べてみましたが、素人につき全然わかりません

これからのグローバルハイイールド証券の動向について詳しい話を聞かせていただければと思います。
宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

まずはハイイールド債券とは信用度の低い高利回り債の事で、元本と利息の支払いの確実性の低いと考えられる債券です。


この手の債券は一般的には不況時は企業倒産や債務不履行が増える為、債券価格が下落しやすく、景気が良い時は企業倒産や債務不履行が減るので債券価格が上昇し易いと言われます。
ここで注意したいのはリターンは実際についている利回りよりも確実に低くなる点です。

例えば、米国ハイイールド社債では、米ドル建て債券ですがら、日米金利差分で米ドル金利が高い分の為替レートは長期的に下落していく事と、債務不履行によるリターンの減少の2つがあるからです。
更に投資信託で買えば信託報酬を支払う必要があるので、信託報酬分はリターンが確実に下がります(大雑把な信託報酬は年1.719%)。

私だったら、この商品は買わないですね、その理由はこの投信は高金利通貨でヘッジをして見かけ上、高い分配をしています。
高金利通貨でヘッジをしてもリターンを上げる事が出来ず、むしろ為替変動が非常に大きくなるので高いリスクを取る事になります。
逆に、円でヘッジをする場合は為替変動は消滅します。
一番怖いのは、ハイイールド社債その物のリスク(債務不履行や債券価格の変動)よりも、為替変動の方が寛大なダメージになりうるからです。
特にブラジルレアル、豪ドルは現在は非常に強くなっているので、何らかの理由で為替レートが下落してきたら後が大変です。

>その兄弟は、全くの素人で、分配金が振り込まれたというだけで、儲かると舞い上がっている様子です。
なにかあった時に、人間関係を壊さないように考えた方が良いでしょう。
お金の事で人間関係が壊れる事はよくあります、最終的には自己責任になりますから十分注意してください。
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ハイイールドなんちゃらの説明


http://diamond.jp/articles/-/6453

証券会社の説明
http://diamond.jp/articles/-/10714

証券会社の営業方針
http://president.jp.reuters.com/article/2009/06/ …

野村證券の営業の具体例
http://desktop2ch.net/newsplus/1284010676/
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この回答へのお礼

連絡が遅れました
詳しい説明ありがとうございました。
お陰で勉強になりました。

お礼日時:2011/03/07 08:59

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