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スーパーヘテロダイン受信について知ってる事を教えて下さい。またその中で、中間増幅のトランス結合についても教えてください。

A 回答 (4件)

まず、同調回路で受信した電波を局部発振器(局発)から出る信号と混合しその二つの信号の唸りを(唸りの説明は大変なので自分で調べてください)を作り、それを中間周波数(IF)とします。


局発の周波数はIFが常に一定になるように同調回路と連動して変化する二つのバリコンを同時に回す2連バリコン(初期の頃はバラバラに調整しないといけないものもあったようです)で調整されます。
次に音声をきれいに取り出せるように高周波増幅を行います。ですが混合部と増幅部を直結すると余計な周波数の信号まで増幅されノイズだらけになってしまいます。それを防ぐため間に中間周波トランス(IFT)を通してIFだけを次の段へ通します。
IFTはトランスと付いていますが、内容は調整用のコアとコイルが巻いてあり、コイルと並列にコンデンサが繋がった一種の同調回路を利用したフィルターです。IFの周波数は現在は455kh、電波法?改定以前は463kh、その前はメーカーごとにバラバラだったそうです。最近はトランスではなく、違う仕組みのフィルターの方が多いです。
高周波増幅の後は検波、音声増幅を行い、人間の耳にきこえるようになりますトランジスタを使ったものも真空管を使ったものも仕組みは同じです。
半導体の場合は回路は決まり切っていませんが、真空管の場合は、6WC5(混合)、6D6(IF増幅)、6ZDH3A(検波&低周波増幅)、6ZP1(電力増幅)に整流管を加えた五球スーパーというのが戦後定番の回路で修理時どの回路をみても抵抗やコンデンサの値までおなじです。上の五つはST管という真空管ですが、その後それらを特性をそのままに小型化したmt管という真空管に置き換えられました。
スーパーヘテロダインはラジオはもちろん、今では用を成しませんがアナログテレビの同調回路にも利用されていました。


長ったらしい文章ですが、役に立てて貰えたなら幸いです。
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私の子供の頃(昭和20年代後半)のラジオがそうだったと思います。


それまでは、放送電波をそのまま受信し、検波してSPで聞いたと思われます。
スーパーヘテロダインとは、受信機内で一種の発振器(6WC5などの真空管)で発振させ、放送電波(これは高周波)との差(これを中間周波と云う)を増幅する方法と思われます。
その中間周波数を増幅することで増幅しやすくなり高い出力を得ることができるようになりました。
なにしろ50年以上前のことですから、うるおぼえです。
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AM放送の受信機としては、昔は高級な受信機の代名詞であったこともありましたが、現在では、ごく標準的な方式です。


受信した周波数の信号をオーディオ周波数と受信した周波数との中間の周波数に変換してから増幅します。
こうすることで、同じ周波数で多段増幅したときよりも安定した多段増幅が出来ます。
同じ周波数で多段増幅をすると1段ごとに信号の位相が反転しますので、360度反転したところで正帰還となり配置によっては発振しやすくなります。また周波数が低い方が発振しにくいことなどがあります。
中間増幅のトランス結合では、コイルに並列にコンデンサを接続して中間周波数に同調させるのが一般です。
こうすることで目的外の周波数との混信を避けることが出来ます。
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受信波を周波数変換(中間周波数に)し、その中間周波数を増幅し(この時中間周波トランスを使用)、それを検波することでしょうか? 中間周波数トランスの結合度により、通過帯域が変わりますので、受信の選択度も変わることになると思うのですが..ご質問の趣旨からはずれていましたらゴメンナサイ。

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