これ何て呼びますか Part2

日本で認証されている抗うつ薬はほとんど効かないと
祖父の世代からの近くのかかりつけ医に久しぶりに掛かった時に聞きました。
親戚に5年以上薬を飲んでいて社会復帰できない事をついでにあつかましく聞いたら、
効かない事はないが、効く人の方が圧倒的に少ない。

○悪い状態、良くなった状態を糖尿病の人のように数字、もしくは
それと同様な示す事が今の医療レベルでは立証する事ができない。

○薬は何種類もあるが、自分に合うものを日にちをかけて
合わせようとする。

○薬をたくさん出し過ぎて、薬の飲みすぎにより依存症を発症し、
本来の病気が処方した医者もわからなくなってくる。

70代のおじいちゃん医者なのですが、的外れの話しに思えなかったんですが・・・

A 回答 (4件)

以前よりも抗うつ薬が処方される範囲が広がっているため、相対的に抗うつ薬が効かない患者の割合が多くなっている、ということだろうと考えています。



うつ状態はさまざまなことから起きます。抗うつ薬の効果が高いのは、以前「内因性うつ病」と分類された患者です。
一方、抑鬱神経症、ヒステリー、ノイローゼなどと呼ばれてきた神経症の症状にもうつ状態があります。こちらは心因性であり、精神療法(心理療法)を中心に薬物療法で補うものとされました。この区別は伝統的診断のもとでのことです。

伝統的診断に対し、20年ほど前から、操作的な診断基準を使う国際的な分類法・診断法が広まってきました。
こちらでは基本的に精神疾患を原因で区別せず、病状の特徴や重さで分類します。
診断に内因心因の区別はなくなり、うつ状態なら「大うつ病性障害」などと診断されやすくなりました。
 (この診断法は統計の正確さを目的にしているはずですが、あんな適当な診断が出るようではそれも疑問ですし、神経症的症状の原因となったストレスへの対応も省略してしまい投薬だけ行うような医療が普通になるという結果も生みました。)

疾患が内因性であれば、患者の増減はあまりないはずです。ということは、内因性うつ病の患者は以前とそう変わらないが、神経症性のうつ状態になる人が多い社会環境になったこと、および精神科医の診断や治療法が変わったこと、この二つが、薬がよく効かないうつ状態の人を生んでいる理由だろうと思われます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
難しい話しをわかりやすく説明して頂いたと
思っています。
なるほどなと思いました。

お礼日時:2011/03/01 23:13

現在うつ病治療中のものです。


質問には事実もあれば、そうでないものもあります。

まず治療の程度を表すものは確かにありません。
自身の気持ちと医師との間及び他者(家族等)から推測するものです。

次に薬の種類ですが、確かに何種類もあります。
私自身自分に合う薬にたどり着くのに何種類も試しました。
10種類以上は試したでしょうか?
現在は数種類の薬を組み合わせて使っています。

さてその効果ですが…社会復帰できるほどは回復していません。
しかし私も家族も症状の改善を認識しています。

3つ目、薬の出しすぎですが、
病院によってはとにかく大量に薬を出すところもあるそうです。
私のお世話になっている医師に聞きました。

薬を出せば改善するとは限らず、
違う薬にしたら少量で効果が出ることもあるそうです。
逆にたくさん薬を飲むことで効果がでた人もいるそうです。

当然依存症になることもあったでしょう。
一時期問題になった「リタリン」がいい例ですね。

うつ病の治療には薬だけで完治することは少なく、
他にカウンセリングや運動等で効果がでることもあり、勧められています。

ただうつ病かどうかですが、他の病気、躁うつ病や統合失調症など、うつ病と勘違いされることも多く、
その場合、薬の効果が見られないどころか悪化することもあります。

最後に、うつ病は「心の風邪」と言われることがありますが、
風邪のように簡単に治るとは限りません。長い目で見て頂くことを願います。

長々と失礼致しました。ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

実際の、大変な体験からのご意見

参考にさせて頂きます。

お礼日時:2011/03/03 23:01

うつ病の人が増えたのは、


薬の種類が増えてからですので、全くまとはずれということではないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうなんですか。
薬は何種類もあるのに、患者の数は減るどころか
増えているって言いますもんね。

お礼日時:2011/03/01 23:00

そのお医者さんは間違っています。

薬が効かないのではなく、それほど鬱は治りにくいのです。それから鬱病の薬は、ウイルスを直接攻撃したりする薬ではなく、脳の中の分泌液などに作用する薬なので、飲めばいつ治るとは言えません。いまのところ鬱病はそうした薬に頼りながら、じょじょに精神的に立ち直っていくしかありません。そのお医者さんは鬱病の鬱状態がどんなに恐ろしいものか、ご存じないのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
難しい質問に答えていただいて。

お礼日時:2011/03/02 02:49

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