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現在空気や水に計測されてるものはヨウ素とセシウムのみのようですがhttp://atmc.jp/、放出され
てる放射能の種類はこの二種類と先日検出された微量のプルトニウムだけなのでしょうか?それとも数ある中でも危険とされる二種類ということなのでしょうか?

利害関係などによって、まだ隠された物があると思われますか?もしご存じの方がいらっしゃいましたら、ご意見お聞かせください。

A 回答 (2件)

No1で回答させていただいた者です。


追記情報が遅くなりまして申し訳ありません。

他の核種については、データもありませんし、現状では何ともいえませんが、大気のサンプリングデータ等を見ていると大きな前述の2核種(Cs,I)ほどの数値は出ていないようです。

ただ、人体影響については核種によってその影響は異なります。
すなわち、少ない量でも人体影響を及ぼす核種もあるということです。
ですので、現時点でははっきりとは言い切れません。

ただ、過去のチェルノブイリ等のデータを見る限りでは、そういった核種の拡散は少ないようです。
理由としては揮発性の物質ではなかったり、融点が高く、小さな粒子になりにくいので遠くに運ばれにくかったりと理由は様々です。

こういった核種については今後の調査が待たれることとなると思います。
なお、日本学術会議が以下のURLの緊急提言をされています。
今後は大学等により、データの蓄積が行われていくことになると思います。

参考URL:http://www.scj.go.jp/ja/info/jishin/pdf/t-110404 …
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某大学の放射線施設に勤務するものです。



まず、核分裂生成物は様々なものが出来ます。その発生確率は核種により異なり、超短半減期から超半減期のものまで様々です。
また、質量数(核種の記載の右側の数値です)が95程度と135程度の物質が主に生成されます。
ですので、今回測定結果としてよくマスコミに出ている、134Cs,137Cs,131Iなどは、発生する量が多く、測定が容易なものの代表として行っています。

また、人体影響の観点からすると、他にも90Sr(ストロンチウム)や58Co(コバルト)などがあります。
ただ、測定に関しては面倒な精製が必要になったりする核種もありますので、短時間での測定を優先するために、現時点でよくマスコミに登場する核種はヨウ素とセシウムがメインとなっています。
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この回答へのお礼

専門家の方からのご情報、心強いです。ありがとうございます。

今回、ヨウ素やセシウムの他にも95~135程度ある他の核分裂生成物の中から、ストロンチウムやコバルトを含め、他にも放出されてる可能性があるという事ですよね?逆にそれらの濃度も、ヨウ素やセシウムが安全値なら、比例して低いと思ってよいのでしょうか?

お礼日時:2011/04/06 12:01

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