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気根・吸水根・呼吸根について調べてみると次のように書いてありました。

気根・・・・「空気中に出る根」
吸水根・・・「空気中の水分を吸収する根」
呼吸根・・・「空中に突き出して呼吸作用をする根」

だけど、この3つの違いがよく分かりません。
気根では「空気中に出る」となっていますが、吸水根や呼吸根だって空気中に出ているのではないでしょうか?
吸水根では「空気中の水分を吸収」となっていますが、根は水分を吸収する役割があるはずだから、気根や呼吸根だって水分を吸収すると思うのですが・・・
呼吸根では「空中に突き出して呼吸」となっていますが、気根や吸水根は呼吸しないのでしょうか?

一体この3つは何が違うのでしょうか?

A 回答 (1件)

この3つは、お互いに対立するものではありません。



気根の細区分として、吸水根(貯水根)、呼吸根、付着根があると考えてください。

気根とは、水中根、地中根(普通の根)に対比するもので、根の「存在位置」で区別した名。

吸水根や呼吸根という呼び方は、根の「働き」によって区別した名です。

吸水根は、主に水分吸収の役割を担っているもの。地中根や水中根では、当たり前の働きですから吸水根とはいいません。気根のうち、特に吸水作用の顕著なもの(着生ラン)、普通は貯水の働きが重視されます。この根は、当然、呼吸していますが。当たり前なので、何もいいません。

呼吸根は、水中や過湿土壌などで、普通の根ではうまく呼吸が出来ないため、地上に根の一部を出して、呼吸をしているもの。ラクウショウの膝根(しっこん)が良い例です。この根は、表面が多孔質のコルク層でおおわれているので、吸水はほとんどしませんし、その必要もありません。水が多すぎるのですから。
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この回答へのお礼

吸水根も呼吸根も気根なのですか。
気根と吸水根&呼吸根は分類の仕方が違っていたのですね。

回答有難うございました。

お礼日時:2011/05/06 13:08

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