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たとえば、車を買う場合などに経費として計上をする場合がありますが、個人として購入すれば税金もかからなくて良いのではないのでしょうか?経費として計上をする意味を教えてください。

A 回答 (5件)

根本的にわかっていらっしゃらないようですね。



まず経費として計上する場合は事業を行っているということが前提です。

たとえば、株式会社を作り商売をしていて、年間の売り上げが5千万円あったとします。
商品の仕入れや店舗の光熱費、従業員の給与などの「経費」が4千5百万円あったとします。
差し引き500万円が税引き前の利益で、ここに税率をかけたものが法人税です。
仮に税率を30%としましょう。すると
500万円×30%=150万円
が法人税です。
500万円ー150万円=350万円
が税引き後の利益になります。

ここで、200万円の自動車を買い、経費として200万円を計上したとします。
すると、経費が200万円増えて4千700万円になるわけですから、利益は300万円になります。これに税率3あ%をかけると、
300万円×30%=90万円
が法人税になります。
つまり、自動車を計上しなかった時と比べて税金が60万円少なくなるわけです。
300万円ー90万円=210万円
が税引き後の利益になります。
商売をして、商売に必要な経費を払い、自動車の代金も経費として払い、税金も払い、さいごに210万円が手元に残ったわけです。

自動車を経費に計上しない場合は、最初に計算した350万円の利益から200万円を支払いますから、自動車を買った後に手元に残るお金は150万円になります。

つまり、自動車代を経費に計上すると、手元に残るお金が60万円増えるのです。
ということは60万円得をしたことになります。


では架空の会社を作ったらどうなるか?
架空の会社ですから、売上は0円、経費も0円、税引き前利益も0円です。したがって税金も0円になります。税金は0円より安くはなりませんから、これに自動車代200万円を計上しても、払う税金は0円のままです。したがって、何の得にもなりません。

この回答への補足

分かりやすい説明ありがとうございました!

補足日時:2011/05/27 20:00
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こんにちは。



大雑把に申し上げると、「売上から経費を引いた金額」に対して課税されるものと思ってください。経費が少なければ少ないほど、税額が上がることはお解りになるかと思います。

そんなわけですから、仕事に使うものは「経費」として計上するのが一般的な事業主の行動になるわけです。

じゃあ経費として使えばいいじゃんとはかりに高額のものを購入すると、今度は購入したものが資産として計上され、課税対象になったり、「減価償却」の対象になったりして、やっぱり課税されたりします。

また、商品在庫を抱えていれば、それも資産として課税対象になったりします。

年度末などに決算セールがあるのは、資産として計上されてしまうものを売り切って調整する意図も含まれている場合があったりします。もちろん、それ以外にも理由はあるでしょうが、企業によりけり。

以上のことから、なんでもかんでも「経費」になると考えて使ってしまうのは善し悪しと言われています。


事業ナンバー……
もしかして「運輸関係」のお仕事をされるのであれば、そういうナンバーを取得する必要はあるかもしれません。
ですが、事業ナンバーというものについて気になっているのであれば、まずは業種に必要なものなのかどうかをお調べになってからの方が良いかと存じます。
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これは基本のところを説明しないと納得できないでしょうね。



サラリーマンが、副業で個人事業を1人でやるとします。
この場合、1人なのですが取り敢えず2人に分離して考えます。
サラリーマンと事業主です。事業の方は売上-経費が事業所得です。

所得税の計算は仮に分けた2人を合体させて
(給料・賞与-法定控除額)+事業所得(売上-経費) に 税率をかけた物です。

例えば車を個人で買っても所得税は減りませんが、経費だと所得税が減ります。

SOHOだけの場合でも自分のお金で買うのと事業経費で買うのでは
所得税に差が出ます。

ただ個人と事業で共用の場合費用の按分が必要です。
この率が税務署との攻防ですね。

この回答への補足

個人で適当に個人事業主として登録をし、経費で車を購入すれば、個人で購入するのよりも安くなるという理解で宜しいですか?
この理解で正しければ、実体のない個人事業主を作り、経費として計上すれば、実際には個人で使う物でも安く買えてしまうということでしょうか?

税務署との攻防とありますが、その率が決まるまでにはどのような流れがあるのでしょうか?

補足日時:2011/05/25 00:39
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この回答へのお礼

追記です。
将来、車の購入と個人事業主として独立を考えている場合、個人事業主として登録後、経費で車を購入するべきですか?
また、経費で購入した場合は事業ナンバーにしなくてはいけないのでしょうか?

お礼日時:2011/05/25 00:45

個人で買っても税金は一緒ですよ。



むしろ、経費で買えば税金は免除されますから

この回答への補足

税金とは、所得税のことですか?
車を購入した場合には、重量税なども免除に含まれるのですか?

補足日時:2011/05/25 00:42
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経費と一般に言われるのは、事業をしている場合の費用(あるいは損失)にすると言うことです。



法人税や所得税は簡単に言えば売り上げから費用を引いた差額の利益に一定率で課されます。
売り上げが同じならば費用がは大きいほうが差額の利益が小さくなるので税金が減ります。
このようにその支出が事業の費用にできるかどうかが経費になるかの分かれ目です。
車でまで言えば、事業目的の営業活動や配達に使う車は事業の費用ですが、レジャーや買い物にしか使わなければ事業には関係ないので経費にできません。
個人事業ではこの個人の領域をいかに上手に拡大して事業目的とするかが皆さん苦労しているところのようですね。もちろん見え見えの脱税を言っているのではありません。

この回答への補足

>経費と一般に言われるのは、事業をしている場合の費用(あるいは損失)にすると言うことです。

経費が損失になるとはどういうことですか?

>このようにその支出が事業の費用にできるかどうかが経費になるかの分かれ目です。

その分かれ目は誰がどのように決めるのですか?
また、手作業でやればものすごい時間がかかる気がするのですが、どのようになっているのでしょうか?

>車でまで言えば、事業目的の営業活動や配達に使う車は事業の費用ですが、レジャーや買い物にしか使わなければ事業には関係ないので経費にできません。

実際には営業活動で使わない物でも、そのように使うと申告すれば経費に出来ると思うのですが、営業で使うのであれば営業ナンバーに絶対にしなくてはいけないのですか?

>もちろん見え見えの脱税を言っているのではありません。
見え見えの脱税とはどのようなことですか?
また、それを税務署に知られるとどのようなことになるのですか?

補足日時:2011/05/25 00:52
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