準・究極の選択

ここのところ連日、福島原発の高濃度汚染水の話がテレビのニュースや情報系番組等で取り上げられていますね。
その中でよくわからないことがあったので教えてほしいのですが、
震災後に東京電力が海に汚染水を流したことがありましたが、
今回のニュースなどのコメントを聞くと、
もう海に流してはいけないようなことをいっていますが、
処理できないなら同じように海に流してしまえばいいんじゃないんですか。
海に流せば薄まってどうということもなくなると思うのですが。
震災後は緊急だという人もいると思いますが、
今も緊急だということは変わっていないんじゃないんですか。
あのときよかったなら今もいいはずですし、
今だめならあのときもだめだったんじゃないんですかね。
詳しい方教えてください。

A 回答 (5件)

地面の亀裂を通って高濃度汚染水が海に流れ出してしまったことはあったが、東京電力が意図的に垂れ流したことは無い。


低濃度汚染水を海に流したことはあったが、それは当時原発施設内で見つかった高濃度汚染水を隔離保管する容器を一刻も早く確保するため。
当時も今も、高濃度汚染水を海に捨てて良いとは考えていない。
海に流して大丈夫だと考えていたのなら、亀裂から流れ出している高濃度汚染水を止めようとしないでしょう?

以下余談
1000万立方キロメートル = 1.0×10^19 リットル
1京1760兆ベクレル / 1.0×10^19 リットル = 0.0001176 ベクレル/リットル
アメリカの法令基準 0.111 ベクレル/リットル
単位の大きさは重要。
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ANo.4訂正


誤:1京1760兆ベクレル / 1.0×10^19 リットル = 0.0001176 ベクレル/リットル
正:1京1760兆ベクレル / 1.0×10^19 リットル = 0.001176 ベクレル/リットル
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あのとき良かった訳では無いと思います…



恐らく毎日報道内容が変わるので重大じゃない問題と捉えられがちでしょうが
近隣に勧告を出さなかった事で、日本は世界から批判を受けて居ると思います。

この間は参与の方がアメリカの要請で流したと…漏らしてました
(後から撤回しましたが…)


海洋調査を希望してる国もありますが、東電が厳しいルールを作り
原発から近いところは実質調査禁止としているそうです、
(海洋の拡散予測データは一応あるみたいですが)



高濃度の汚染水を海洋に流すのはどんな影響が出るのか分からないので
これから人類は学んで行くことになるんだと思います、
ちなみにチェルノブイリ付近には巨大ナマズなんかがいるそうです、


生態濃縮に関しても、食物連鎖で考えると分かりやすいですが、
プランクトンから大型の魚まで段々濃縮されて
濃度は何倍にも上がっていきます…

そこで心配なのは食物連鎖の頂点に居るのは人間だという事です。

目に見えないし、薄まらない、

国会の答弁でもありましたが、流れによっては太平洋だけにとどまらないかも知れない


こういったさまざまなリスクがあるんだと思います、


とても怖いのは、今の政府のゆるい検査体制ではいつか知らずに
自分がそれを口にしてしまう事もあるかも知れないという事なのかなとも思います。


煽る訳ではありませんが、
リスクを分かりやすく書いてみました、


流してすぐにコウナゴから出たと言ってたのは
小魚だからです、

今もそのコウナゴを大きな魚が食べて濃縮されて
それが静かに行われているわけです…


その魚がいろんな所に拡散してしまったらどうなるんだろうって言う
心配ももちろんあるんではないかなと思います…。


半減期30年や2万年の核種がありますが…ずっと漏れた分だけどこかで
それを繰り返し続けるんだと思います、
この問題は本当にどうして行くんだろうって思います。


とにかくもう流すべきでは無いという事です、


自分もネットで情報収集している素人ですが
知る限りの情報で書いてみました、
少しはリスクがお分かり頂けたでしょうか?



それから、毒物を流す訳なんだから海洋汚染は
そもそも国際的に禁止されていると思います。
海は繋がっていますしね…
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> 海に流せば薄まってどうということもなくなると思うのですが。



それならハナから流してますヨ。
水俣病などは、もう社会科で習わないのかな?

「薄まる」と言うのは半世紀前の考え方です。
昔は工場の煤煙や汚水なども、空気や海水に薄まって、問題が無いと考えてたから、NoXや重金属などを垂れ流してましたね。
中国では今でもそんな感じだけど。

原発から発生する放射性物質は、主に固体です。
液体や気体では無いので薄まりません。

宝くじと考えた方が良いでしょう。
汚染水が当たりくじです。
汚染水を流せば流すほど、当選確率が上がります。

海水を飲むワケじゃないので、海水浴に行かなければ良いか?と言うと、そう言うワケにも行きません。
海藻や魚介類を経由して生体濃縮し、食物連鎖に繋がる多くの生物に被害を与えます。
ソレが人体に影響を与えたのが水俣病です。

半減期が短い放射性物質も多いし、海底深くに沈殿したりもしますし、垂れ流した分の全てが、そのまま被害を与えるワケでは無いし、許容量も有りますので、一滴も流しちゃダメと言うワケでは無いです。
現時点で心配する必要は無いです。

しかし、半減期が2万年などと言う物質もあるし、少なければ少ないほど好ましいコトは言うまでもないし、除染が可能ですから、除染してから排水すべきです。
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汚染水を地球上のすべての水で薄めても、


人間が飲めないくらい高濃度なので
海に流すことはできません。

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3/21~4/4 海に流れ出た汚染水は「1京1760兆ベクレル」 分
・この汚染水を1立方キロメートルの水で薄めると、濃度は10億分の1。 「1769万ベクレル」
・1000万立方キロメートルの水で薄めると、 「1.7ベクレル」
・1億立方キロメートルの水で薄めると、 「0.17ベクレル」、アメリカ水道局の基準値より少し上。
・10億立方キロメートルの水で薄めると、「0.017ベクレル」。 まあなんとか。
ちなみに地球上に存在する全ての水の量は14億立方キロメートル
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