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次の順序で合ってますか?


1水槽に水草、底床、水を入れて濾過装置を回す。

2三週間後くらいに生体をいれる。

疑問なんですが、バクテリアの餌となる糞などが無い状態で、バクテリアは繁殖するんですか?

人工的にバクテリアの液を入れる予定は無いです。

立ち上げてすぐは魚を入れない方が良いんですよね(>_<)??

また生物を入れてない状態ではアンモニアは発生しないので水替えは必要ないということで当たっていますか?

生物濾過立ち上げがよく分かっていません…アドバイス頂けないでしょうか、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

No.2です、こんばんは。



>水草、最初からグロッソ植えるところでした…汗
ウィロモスからスタートしてみます^^

あぁ、グロッソですか。グロッソにしろリシアにしろ、
底床一面に広がる水草の草原は、アクアリストが一度は夢見る
光景ですよねぇ~。私も以前に一度グロッソを購入しましたが、
光量不足で草原どころか、縦にひょろひょろ伸びるばかりで、
断念しました(泣)。グロッソ・スティグマも一応初心者向け
の水草に分類されてるみたいですが、美しい草原に仕上げるには
それなりの知識とそれ相応の設備が必要だと思ってます。
単に育てるだけならそう難しくないと思います。

>底床は溶岩系を入れようと思っています。

パワーサンドとかですね。残念ながら私が使った事のある底床は
大磯とソイルのみです。溶岩系の底床にも興味はありますが、
如何せん使った事がないので、有効なアドバイスは
出来そうにありません。溶岩系もアンモニアイオンを放出するもの
ではないようですから、やはりアンモニア発生源を投入する必要が
ありそうですね。水草にはソイルが一番ですが、基本的には
吸着系ソイルと似たような性質の底床だと考えられますね。
これなら、案外立ち上げ時にアンモニアや亜硝酸が大量に検出されない
可能性があります。溶岩砂がある程度それらを吸着するからです。

>パイロットフィッシュは貝にしようかと思ってるんですが、

石巻貝とかラムズですね。いいですね、彼らの糞の量はハンパないです。
いっぱいアンモニア発生源を生み出してくれそうです(笑)。
立ち上げを無事乗り越えれば、そのまま茶ゴケ除去隊に早変りです。
ただそれまで(餌の茶ゴケが出るまで)の餌は、飢え死にしない程度に
何か用意してあげて下さいね。ニンジンとかでも良かったと思います。

>アンモニアが増えすぎて生き物が死なないように
水替えをまめにするという流れで当たっていますか

まぁそういう事です。アンモニア自体は立ち上げ後、最初に出てくる毒素
です。それが亜硝酸に分解され始めると、後はもうほとんど高濃度の
アンモニアが検出される事はなくなります。私は亜硝酸検査薬はたまに
使ってますが、アンモニア検査薬はもう全然使ってません。
多分他のアクアリストの皆さんも同じだと思います。

ですので、もし水質試験薬をお買い求めになられるなら、亜硝酸と硝酸塩を
測定できるようにすればいいです。試験薬があれば、換水のタイミングや
換水の量をカンに頼らず行えます。今後試験薬に頼らず水槽を運営するにしても
pH試験薬と硝酸塩試験薬ぐらいは持っておいて損はないとは思います。

試験薬に頼らず立ち上げるなら、
ガラス面や水草表面などに、うっすらと茶ゴケが生えるまでは
(どんな場合でも、100%茶ゴケが発生する訳ではありませんが)、
飼育目的の生体の投入をなるだけ控えて下さい。入れるにしても極少数です。
その間パイロット貝(?)が、☆になることもあるかも知れません。
貝たちが餌を食べず動きが悪くなってきたら、水質悪化の兆候と見なして
三分の一から四分の一ぐらいの換水を行って、二、三日様子を見て下さい。
貝たちが毎日ポロポロと☆になるようなら水質悪化が進んでいると考え、
四分の一ぐらいの換水を二、三日続けて、また様子を見て下さい。
換水のし過ぎは、却って水槽水の立ち上げを遅らせます。
機械的に「三日に一回、三分の一を」とか、そういう方法でも良いのですが、
出来れば毎日貝や魚の様子を観察されながら換水される事をお勧めします。
そうやって観察を続けれていれば、
次第に生体の僅かな異常でも、一早く察知出来るようになります。

>どこかのサイトで、水替えをするとバクテリアがなかなか増えないと
いうようなこともみたんですが

その通りです。特に濾材は詰まって流水量が極端に落ちない限りは
交換しないで下さい。バクテリアは水中より濾材に多く居ると考えて下さい。
水替えさえしなければ、バクテリアがアンモニアも亜硝酸も
時間を掛けてすべて分解してくれます。でもその間、水槽内の生体は、
死の危険にさらされます。極端な話、貝をすべて犠牲にしても良いのです。
死んだ貝は、たんぱく質分解バクテリアによって分解され、やがてアンモニアを
発生させ、それがまた硝化バクテリアの餌になりますから。
でも、ねぇ…。それってやっぱり何か酷いというか、違う気がするでしょ?
たとえ数百円で買えるものでも、やっぱり命ですから。

…とにかく、立ち上げ頑張って下さい。大変なのは最初の一ヶ月ぐらいです。
色々と迷うでしょうが、迷った分だけあなたはスペシャリストに近づけます。
色々と苦労や心配もするでしょうが、その分だけあなたは
魚や水草を可愛いと思えるようになるはずですから。
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この回答へのお礼

お礼遅くなりすみません。色々考えた結果アンモニア水での立ち上げを頑張ってみることにしました(>_<)

色々とアドバイスしてくださりありがとうございました、とても勉強になりました*^^*

お礼日時:2011/07/21 12:29

こんばんは。



>バクテリアの餌となる糞などが無い状態で、バクテリアは繁殖するんですか?

底床が栄養系のソイル(有名なところではアマゾニアなど)であった場合、
ソイルからある程度のアンモニアが溶け出します。逆にいわゆる吸着系と
呼ばれるソイル(ろかソイルなど)であれば、溶け出すアンモニアは、
結構少ないか、あるいは殆ど溶け出さないとお考え下さい。
ただし現在は様々なソイルが開発されており、どのメーカーの何というソイルに
アンモニアがどれくらい入っているのか、全く判りません。
もちろん大磯砂など、ソイル以外の石・砂系統の底床を選んだ場合も、
(新品ならば)アンモニアはまず含まれて居ないと考えて良いかと。

理論的にはアンモニアがない状態でも、硝化バクテリアは空気中から自然に
水槽水に入り込みます。
彼らは濾材や底床に一旦は“定着”しますが、餌がないので“繁殖”には
至りません。やがて死滅します。でも空気中からまた次の硝化バクテリアが
入り込みます。したがってアンモニアがなくとも硝化バクテリアは
水槽内でゼロにはなりません。繁殖はしなくとも、常に一定数は
水槽内に定着し続けると考えて良いでしょう。

実際には、水道水の中にもほんの僅かですが
アンモニアイオンが含まれて居ます。ですので多少の餌は水替えによって
補給できる筈です。ただ、それで生体を投入するのに十分な硝化バクテリア
が増えるかといえば、答えはやはりNOでしょうね。

>人工的にバクテリアの液を入れる予定は無いです。

それで良いかと。入れる入れないは賛否両論ですが、入れた結果、何となく
調子が良い気がする、という意見はあれど、入れなかった為に立ち上げ失敗・
生体が全滅したという例は聞いたことがありません。また、もしそのような
意見を仰る方が居たとしても、それはバクテリアを含む生態系についての
知識がないまま、過剰数な生体を投入したり、ろ過器の役割を軽視した結果
である場合が殆どであると思います。

>立ち上げてすぐは魚を入れない方が良いんですよね

すぐというのが、いつを指すかが不明瞭ですが、
前述の栄養系ソイル使用であれば、ろ過器さえ回していれば、
まず最初にアンモニアがぐぅ~んと出て、次に亜硝酸がドカン!出ます。
そして亜硝酸が消えた時点で、一応生体(魚)投入のGOサインが出せます。

しかしそれ以外の底床は、アンモニアの初期量が少ない為、
硝化バクテリアも非常に少ないままです。どんなに長い間ろ過器を空回しても、
アンモニアがぐぅ~ん、亜硝酸がドカン!と検出されるような事にはならないのです。
つまりいつまで経っても硝化バクテリアは増えないので、どこかの時点で
思い切って、えいっ!と生体を投入しなければならないのです。

こういった場合は
(1)少しずつ生体(主にパイロットフィッシュ)を入れて、
生体の糞や餌を元にアンモニアを発生させ、徐々に硝化バクテリアを増やす
(少々綱渡り気味ですが、一番一般的でもある)
(2)生体を投入せず、人為的にアンモニア水を投入する
その後、アンモニアと亜硝酸が検出されなくなるまで空回しする
(確かアメリカとかではけっこう主流の立ち上げ方法で、
フィッシュレスサイクリングと呼ばれています)

という二種類が主です。アンモニア水の替わりに自分のオシッコ入れてみた
なんて猛者も居るようです(苦笑)。

>生物濾過立ち上げがよく分かっていません

魚が生きてゆく上で必要なアンモニア→亜硝酸 と 亜硝酸→硝酸塩 という
二種類の硝化バクテリアを、充分に育てる事を「立ち上げ」と考えてください。
そして上記(1)のように、完全にOKな状態で生体を投入するのではなく、
徐々に生体を増やしながら、バクテリアも同時に増やしてゆくという方法が、
現在の日本の主流です。

>水槽に水草、底床、水を入れて濾過装置を回す。

立ち上げ時に最初に入れる水草は、高い物や有茎類は避けた方が良いかも。
安くて丈夫でどんどん育つ、マツモやハイグロフィラ・ポリスペルマ、
アマゾン・フロッグピット。後はウィローモスなど苔類をお勧めします。
水槽水がある程度出来上がってくると、結構皆「茶ゴケ」が発生し始め、
水草の汚れに悩まされます。また、有茎類(茎があって底床に根を張る種類)は
立ち上げ初期は結構思うように育ってくれません。
これは植物の根っこが、根っこだけでは養分を吸えないからです。
実は植物が根っこから養分を吸い上げる為には、やっぱりバクテリアの助けが
必要だからなんです。これは先ほどからの硝化バクテリアとは別の種類です。
立ち上げてすぐの底床には、まだこのバクテリアも少ないんですね。
だから有茎類の水草が育ちにくいんです。ハイグロフィラ・ポリスペルマは
有茎類の水草ですが、成長力・適応力に優れ、まだ底床にバクテリアが少ない
初期の水槽環境でも、何とか育ってくれると思います。
お気に入りの水草や高価な水草は、水槽内の茶ゴケがなくなってからでOKです。
その頃には、底床内にも水草の為のバクテリアが増えてくれているはずですから、
思い切ってそれまで活躍してくれた水草には退役してもらいましょう。
これでせっかく買ったお気に入りの水草を汚したり、枯らしたりする危険を
回避出来ます。
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この回答へのお礼

詳しく教えて下さってありがとうございます!水草、最初からグロッソ植えるところでした…汗
ウィロモスからスタートしてみます^^


底床は溶岩系を入れようと思っています。やはりアンモニアをどうにかして発生させないといけないんですね…

アカヒレやよくパイロットフィッシュに挙げられる魚は飼う予定が無いので、
パイロットフィッシュは貝にしようかと思ってるんですが、その場合はアンモニアが増えすぎて生き物が死なないように水替えをまめにするという流れで当たっていますか?

どこかのサイトで、水替えをするとバクテリアがなかなか増えないというようなこともみたんですが…

お礼日時:2011/07/11 12:44

> 1水槽に水草、底床、水を入れて濾過装置を回す。


・OK!

> 2三週間後くらいに生体をいれる。
・そんなに長期間、空回しする必要はありません。

空回しは3日間~5日間で十分です。
空回しの目的は、水槽設備の初期不良や、水槽ガラス結合部の漏水チェックです。

大気中から水槽へやって来る「濾過バクテリア類」は生物です。
繁殖定着には餌(有機物)が必要です。
魚などの成体を飼育し、成体の餌(有機物)を水槽へ日々、投入することにより「濾過バクテリア類」も繁殖定着できるわけです。

> また生物を入れてない状態ではアンモニアは発生しないので水替えは必要ないということで当たっていますか?
・いいえ。
水槽設備のプラスチックや塩ビには、表面に無害ですが、安定剤が塗られています。
水槽の接合面にも、無害ですが水溶性の薬剤が使用されています。
これらの、薬剤は環境ホルモンに関係する物質で、無害ですが魚の繁殖率を下げる可能性があります。
しっかりと、水槽設備や水槽など、もろもろを水洗いしても、念のために、水槽をセットして、設備空回し数日後に1回ほど全量水替えの実施をオススメします。
一度、水替えを実施した後は、お考えの通りでOKです。

なお、濾過バクテリアの定着繁殖には、水槽をセットし生体投入後、約3週間ほど時間が掛かります。
エアポンプなどにより水中溶存酸素量を多く確保すると、濾過バクテリアは活性し、定着繁殖が早まります。
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この回答へのお礼

少し空回し&水替えは必要なんですね!参考になりました^^

エアポンプの投入を検討してみます。今はろ材を入れた外掛けフィルターのみ使う予定していたので(>_<)

お礼日時:2011/07/11 15:36

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