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業務で規程管理規程の見直しをしています。
規程類の拘束順位について、
「規程>ガイドライン>マニュアルの順位により、下位にある諸規程等を拘束する」
といった趣旨の文を書きたいのですが、その際の表記で迷っています。

現状は「規程、ガイドライン、マニュアルの順位により」と読点が使われていますが、
読点を使う場合は、2つ以上の語の並列だと、「A、B及びC」というような表記ですよね。

かといって「規程、ガイドライン及びマニュアルの順位により」と表記すると、
規程>ガイドライン=マニュアル
(規程の下位に、ガイドラインとマニュアルが同順位で位置する)
といったような意味にならないでしょうか。

ネットで規程管理規程の雛型を見てみたり、公用文における表記を調べてみたりしたのですが
うまく答えが見つかりません。同様の質問も今までないようです。
どなたかご教示ください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

ご質問の趣旨である、



>○○の順位により、下位にある諸規程等を拘束する・・

という表現自体、必要のないものだと思います。


一般的に上位規定が下位規定に優先するのは当然の話ですが、本来上位規定と下位規定は「中身」が異なります。仮に似たような名前であっても、その規定等が目的とするものが違うので、例えば「下位規定だけでは解釈がはっきりしないので、上位規定を見てみろ」ということにはなりません。
もしそうだったら、それこそ上位規定と下位規定の中身にあまり違いがないということになり、無駄な規定が余分にあることになります。

上位規定は全社的な考え方や方針を示すもの、ガイドラインは部門の中の分掌や権限、責任を示すもの、マニュアルは実務上の手引き、といった位置付けが多いのではないですか。

普通はまず上位の「○○規定」があり、その下の「○○ガイドライン」の『第1条(目的)』に、
『このガイドラインは、○○規定に基づき~をするために制定したものであり、△△の向上を図ることを目的とする』といった表現になります。

その下のマニュアルについても、『第1条(目的)本マニュアルは、○○ガイドラインに基づき~を実現するために・・・』といった具合です。

ですから敢えて「規定>ガイドライン>マニュアル」を明示することは不必要だと考えます。

ただし、社内の規定体系をはっきりさせるために、規定・マニュアル等の体系図を別途作っておくのは有益です。
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この回答へのお礼

なるほど!
各ガイドラインやマニュアルに『○○(上位規程)に基づき・・』との表記はありませんが、規程管理規程の別表1「諸規程等の種類と定義」にて以下のように定義はしています。
 ガイドライン→「規程に準拠して・・」
 マニュアル→「ガイドラインに準拠して・・」

別途記載があれば、規程管理規程本則に記載はしなくてよさそうですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/19 15:22

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