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18年前に、母親と共有名義の宅地(50%の所有権)に二世帯住宅を新築しました(家屋は私の名義)。その自宅を売却する際に、母(80歳)は売却前後の各契約手続きや、金銭のやり取りを私(息子)に一任するため、不動産業者に実印+署名で委任状を提出しました。

ところが、兄姉が売却代金の一部は母親名義のものなので、家庭裁判所を通して売却益から、母親の取り分を差し引くようにリクエストする(全額を私に渡さない)と言ってきました。母親は私を跡取りとして、父親がなくなった時に自宅の土地の半分を母と共有させました(相続)。

自分(母親)が亡くなった時には、土地の全てを私に相続させたいと言っていますが(遺言書なし)、兄姉は母親の養老院資金を現地点で確保する+管理するため、売却利益の一部を管理させろと主張しています。二世帯住宅で母と同居をしたり、一人暮らしをさせたりしていますが(私の都合で引っ越したことあり)、今まで私が中心となって老いた母親の面倒を見てきました。

ところが、昨年の夏に心の病(うつ)になったことが原因で、兄姉が私を全く信用しなくなってしまいました。病気になるまでは、実家のこと母親のことは一任されていましたが。現在は、完治して会社にも半年前から完全復帰しています。

自宅を母の同意のもとで売却したことは兄姉には関係のないことですが、母親の老後資金の確保・管理という点においては、このリクエストを承知せざるをえないのでしょうか?もちろん、私が母親の養老院資金を確保・管理することができると主張していますが、強制的にそうさせない様子で困っています。

どうぞ、宜しくご指導下さい。

A 回答 (1件)

不動産の売買を委任されたということと、その売却代金が誰のものかということは別問題です。


貴方の土地の売却を、第三者に任せたとしましょう。
土地の売却代金は貴方のものであって、第三者のものにはなりませんよね。

土地と建物を売ったわけです。
建物の代金は所有者である貴方のものです。
土地の代金の半分は貴方のもので、残りの半分はお母さんのものです。
ここまではあたりまえの話です。当たり前の話すぎますね。

お母さんのものである「土地を売った代金」については、お母さんが管理すればいい話です。
ここで問題になるのは、お母さん自身がそのお金を管理できる能力があればいいのですが、お母さんの子が二入いて、そのうち一人に「弟のお前に管理を任せる」としたような場合です。ご質問者の場合はこれにあたるのでしょうか。
すると、兄は「あいつは自分のために使ってしまうのではないか?」という不安をもちます。これは当然です。
その不安を除くために、例えば、印鑑は兄がもち、通帳は弟が持つというようにして、一人で勝手に下ろせないようにするのも手です。

ところで、お話の内容から「もしかしたら?売却代金をすべてご質問者のものにしてるということかな」という疑問を持ちました。
もしそうなら、土地代金の半額はお母さんのものです。お母さんのものだから、たとえば貴方名義の預金にしてしまうようなことをしたらいけません。
仮に「売買を全て私に委任してくれたので、代金も私のものにしてる」としたら、冒頭に記したように「反則」です。
売ることを委任されてるだけだからです。
親子ですから事件性はないでしょうが、他人だったら「業務上横領」ですよ。
「強制的にそうさせない」と云ってるとありますが、お母さんのお金を「自分のもの」にしてる点に落ち度があります。

「自宅を母の同意のもとで売却したことは兄姉には関係のないこと」ですね。そのとおりです。
売却した代金をすべて貴方のものにしてるとしたら、そのことを何かで知ったのではないでしょうか。
土地の持ち分50%分は義母のものだから、義弟が自分のものとしてしまってるなら変ではないかといいたいのでは。

売買代金をどのように管理してるのかわからないので、二つのパターンを述べました。
仮に「全てを質問者のものにしてる」なら、明らかに変ですよ。
お母さんの土地を売った代金分はお母さんのものです。
しつこいようですが「売却の委任を受けた」ことが「売却代金を貴方の自由にしてよい」という意味ではありません。
もしも「売却代金はお前にやる」という文言になってたら、贈与税が発生します。

なお、うつになったのは誰ですか?文面からはっきりしません。
兄と姉が揃ってうつになったというと確率的に低いですから、ご質問者がなったということでしょうか。
ご質問者がうつ状態になったことと、今回のことは全く関係ないと思いますが「どうも、弟に任せておけない」という気になってるようだということでしょうか。
病気に対する偏見がないとしたら、貴方の負担を減らそうという気があるのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

早々にコメントをいただき、ありがとうございます。

お察しの通り、私が欝になり「弟には任せておけない」という思いがあるようです(兄姉)。また、不動産売却代金の受理は年末か、翌年始になる予定なので、お陰さまで「業務上横領」にならずにすみそうです。

親族会議で自宅売却に大反対をしていた兄姉が、成約になったとたんに態度を変えてきたので、こちらも嫌な予感がしています。兄が私に対して思うように、私も兄の財産管理能力(自分のために使ってしまうのでは?)を疑っています。

母は、何度か訪問セールスなどに口説かれて高額商品を購入し、私が後始末をしたことがあります。親子間で始末書(念書)を一筆書かせたこともあります。母の何度かの金銭トラブルを機に、私が母親の通帳・印鑑を管理することとなりましたが、病気(偏見あり、完治しています)になったので、この1年間は兄が管理しています。

兄姉と私の3人共有名義、信託銀行(?)で母預金口座を作るのも良いかもしれませんが、信託銀行についても利用したことがなく不安です。また、兄姉は私が母や自宅に費やした時間&費用(ローン返済あり)について低く評価しているところがあり(2500万円のローンを2年前に完済)、できるだけ母親名義の財産にしようという計画のようです。このままでは、我が家の生活・老後資金が足りなくなってしまいます。なぜなら、今まで長期的なローン返済のために経済的にぎりぎりで、(我が家では)十分な貯金ができていないからです。

…という個人の事情は聞き入れてもらえそうもありません。そこが疑問点です。信託銀行兄弟共有名義にするか、母親の意思に沿った「贈与(土地50%)」を公的な形で証明するか、または財産配分を私のローン返済額に近づくように兄姉を説得するか?こう考えると、調停は避けられないようですね。

お礼日時:2011/09/01 10:26

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