A 回答 (8件)
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No.8
- 回答日時:
逃げるアヒル/ポーラ・ゴズリング/山本俊子 訳
イギリスのサスペンスミステリーです。
追撃戦をスリリングに描いた傑作サスペンスです。
リンクはこちら
http://www.amazon.co.jp/%E9%80%83%E3%81%92%E3%82 …
No.7
- 回答日時:
ある程度有名な作品をということなので、
マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」とデュ・モーリアの「レベッカ」。
「風と共に去りぬ」は超有名ですね。
映画化されて大ヒット、製作から何十年経っても色褪せることのない名作です。
映画はご覧になっていらっしゃるかもしれませんが、
小説もとてもおもしろいですよ。
初めの数ページ(か数十ページは)ちょっと説明的ですが、
ストーリーが動き出すと、どんどん読み進められます。
もし映画をご存知なら、登場人物がイメージしやすいですね。
(マーガレット・ミッチェルはもともとレット・バトラー役をクラーク・ゲーブルをイメージしながら
執筆していたそうです。
なので映画化に際してレット役はすんなり決定したそうです。以上余談・・)
スカーレットは頭にくるほど我儘で自分勝手ですが、
どうにも憎めないキャラクターですし、
レット・バトラーは映画よりずっと繊細な心の持ち主として描かれているような気がします。
新潮文庫で全5巻です。(ちょっと長いですが)
「レベッカ」もサスペンスの名匠アルフレッド・ヒッチコックがハリウッドで映画化して
アカデミー作品賞を受賞しています。
わりと最近新訳が出て(新潮文庫上下巻)、かなり文章が現代風になっています。
わたしの好みとしては旧訳のほうが作品のイメージを壊さないので好きですが。
この作品は「ゴシック・ミステリーの金字塔」と呼ばれています。
映画と小説では結構違っていますね。
ネタばれになるので詳しくは書けませんが。
若い女性がある年上で大金持ちの男性と知り合って、プロポーズされ、
大きなお屋敷の若奥様になるのですが、
お屋敷には前妻(レベッカ)の影がそこここに・・・・というお話です。
推理小説としては科学捜査の技術が進んだ現代から見るとちょっとあれかもしれませんが、
それでも最後までページをめくる手が止まらないです。
全体的にお屋敷に後妻として入った主人公の心理描写に重点がおかれているような印象です。
ちなみに主人公には名前がありません。
どちらも、娯楽小説に分類される作品で、
ご希望のものとは違うかもしれませんが、
あまり難しいことを考えずに楽しめます。
No.6
- 回答日時:
・フィリパ・ピアス トムは真夜中の庭で 岩波少年文庫
1958年、カーネギー賞(イギリスで最も権威のある児童文学賞)受賞作で現在でも版を重ねて読み継がれている作品。
児童文学ながら国内でも芥川賞作家・小川洋子、著名な心理学者・河合隼雄らに高く評価され、「東大教師が新入生すすめる本」でも紹介されている本。
http://www.amazon.co.jp/dp/4001140411
No.5
- 回答日時:
私がおススメしたいのは、Daniel Keyes(ダニエル・キイス)著「Flowers for Algernon」。
「アルジャーノンに花束を」というタイトルにて翻訳され、早川書房より出版されている小説です。
20年前、同級生からこの本を借り、何気なく読み始めたのですが、リアリティに富んだストーリーがぐいぐい心に迫ってくるようで、最後は何度も何度も読み返したのを思い出します。
当時は、お金がなくて、この本を買うことはできず、友人から「返して」と言われないのを幸いに、1年近く借りたままの状態でした。
知能障害を持つ主人公(男性)が「あたまがよくなるしじつ」を受け、医学の力によって、世紀の大天才へと変貌していくお話です。
物語は、主人公が担当医へ宛てた報告書の形式で進んでいきます。
登場人物はさほど多くありませんが、主人公の環境の変化にともない、人間関係が微妙に変化していく様子が、彼の日報から伝わってきます。
主人公の知能レベルに合わせて、文体が徐々に変化していく独特のおもしろさがあり、読みやすさの面では、初めの内は抵抗を覚えるかも知れません。
最初は、誤字脱字だらけのひらがな文章が続きます。
次第に主人公の知能指数が上がってゆき、物語が中盤にさしかかるにつれ、文章に難解な語句や表現が増えていきます。
近い将来、元の知能に戻ることを自らの研究で悟った主人公が「あの頃の自分に戻りたくない。いっそ、今の内にこの世から去ってしまえたら」と苦悩する姿が何とも切ないです。
そんな主人公が見つけ出した人生哲学「ひとにわらわせておけば ともだちをつくるのわ かんたん」という言葉(最後の報告書)は、大人になった今でも、思い出すたび、心にずしんと響きます。
私がこの小説に引き込まれた理由は、「感動した!」「泣ける!」という世間の評価とは異なる「怖いものみたさ」に近いものがありました。
扱われた題材は「知的障害」ではあるものの、誰しもが潜在意識で抱える欲望や葛藤、脳の衰えがもたらす知的能力・身体能力の衰退という、万人にとって避けがたい現実がリアルに描かれていたからです。
「これから先、主人公はどうなるのだろう」「時間を止めてあげたい」「もし、自分が彼だったら」と、感情移入しながら読みふけったものです。
日本では曖昧にされがちなテーマも、海外小説らしく、明け透けに書かれています。
また、脳科学的な重厚さの中に、揺れ動く男性心理によって生まれた、ほんのりとした恋愛エピソードも交わります。
若いかたにも、女性のかたにも、ぜひ一度は読んでいただきたい作品です。
こちらの小説もすごく有名ですよね。
本屋の小説のコーナーで何度もこの題名を見てます^^
そして素晴らしい内容だというのもなんとなく理解できます。
なのに、やっぱり読んでないんです。
こちらの作品は確か数年前に菅野美穂さん出演でドラマ化されて
そのドラマを見た記憶があるのを、ふと思い出しました。
おそらく最後まで見ていないので、あらすじをあまり覚えていません。
回答者様の説明を読んで、読んでみたくなりました。
感情移入しながら読書するのは重要なポイントです^^
皆さんにおすすめされた小説を順に読むつもりでいます。
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
No.3です。
ミュージカルとは若干…、いえ、結構話が違います。ミュージカルの方が分かりやすく、万人受けしそうな話です。映画から入った私は小説を読んで戸惑いましたよ…(^_^;)
映画は沢山ありますが、多分一番有名なミュージカル版の映画は音楽や演出が華やかで素敵なので、そちらも観てみると良いかも。
また回答してくださり嬉しく思います。
オペラ座の怪人の映画の紹介を数年前にテレビで見たような気が。。。
映画だとまた小説とは違った感覚で観れそうですね。
そちらもぜひ鑑賞したいと思います。
早く映画観たいし、本読んでみたいです!
明日さっそく本屋とレンタル店に出かけます^^
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
個人的にすすめたいのはガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』。
読みやすい訳ではありませんが、これを読んだ後にスーザン・ケイの『ファントム』を読んでみてください。これはかなり読みやすく、また、面白いと思います。『オペラ座の怪人』を読んでないといまいち分からないかもしれません。
あと、サガンの『悲しみよ こんにちは』。
これは最近文庫で訳者を新たにしたので、かなり読みやすくなってると思います。多分新潮社です。名作で、さくさく読めますし薄いです。ただし明るい話ではないので注意。
『赤毛のアン』も割と簡単に読めますが、アンの台詞は超長いです。とばしても問題はないものの…。
あとは、ミステリーならアガサ・クリスティー、ホラーならS・キングあたりがどの作品でも外さない安全圏です。
オペラ座の怪人とファントム、絶対読みます。
オペラ座の怪人というと、ミュージカルのイメージが
強く、あの音楽も有名ですよね^^だけど、ストーリー
を少しも知らないので読んでみたいです。
悲しみよこんにちはは聞いたことあります。
前から海外小説は気になっていて、この作品も興味を持っては
いましたが、やはり海外の小説の読みづらさから読んでいませんでした。
最近、新しい訳になったそうなので、良いタイミングで読めそうです。
スティーブンキングは、映画のシークレットウィンドウが面白かったので
(確か原作がスティーブンキングだったような。。。)
気になっていた作家さんです。たくさんの作品がありそうなので
迷いそうですね。いろいろ教えてくださって
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
まずあまりにも有名すぎますが
ハリーポッターシリーズはどうでしょう。翻訳も読みやすく、映画も出てるのでストーリーもわかりやすいでしょう。
あと、ホームズものやクリスティ物など複数の出版社から出ている名のある海外ミステリの中には読みやすいものもあります。
後、岩波少年文庫から出ているような作品は、翻訳が中学生向けなのでわかりやすいですよ。作品によってはストーリーを端折ってたりするので本物志向の人には物足りないかもしれませんが…
ハリーポッターは読んだことがあるのですが、自分があまり
小説の好みのジャンルではないようで、映画で観たほうが楽しめた
感じがします。文章は確かにとてもわかりやすかったです。
アガサクリスティのそして誰もいなくなったという小説を買って
いるのに読んでいないのを思い出しました。
読みやすいのであれば、この機会に読み進めてみようと思います。
ありがとうございました。
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