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『私の家では何も起こらない』の3話と10話の解説(感想)をお願いします。

恩田陸さんの『私の家では何も起こらない』を先日読んだのですが、
その3番目と10番目の話がいまいち分からなくて(納得できなくて)読み終わった後すっきりしません。

3番目の『我々は失敗しつつある』の話はある男の人が主観になっていて、パブで知り合った3人と屋敷へ行く…という事はわかるのですが、その後屋敷で何が起こったのかがよくわかりません。3人は木彫りの人形になったのでしょうか?

10番目の『附記・われらの時代』は他の話と雰囲気が違って、結局何を言いたかったのかがわかりません。

A 回答 (2件)

すいません、一ヵ所、化けました。

(^^)
1~9話 → 1から9話 
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こんにちは



あくまで私見ですが

この話は、夢と現実とが複雑に入り組んでいて、
その境目もはっきりせず、ある意味、ダリの絵のように
シュールな世界に読者を誘うものなので、明確な解説(解読)は難しいし、
無意味だと思いますよ。
そんな世界をそれぞれが堪能すればいいのではないでしょうか?

3話の3人は、幽霊ですよね?
パブの男性を屋敷で幽霊にできなかったことが
「我々は失敗しつつある」のかな、とも読みとれましたが
それもぼんやりした想像にすぎません。

10話は、作者の「あとがき」のようなもので、
「以上がOの書いた小説の全文である。」と始まっていますが
この「O」とは作者の「恩田陸」さん自身でしょう。
1~9話に出てくるような場面を、読者のみなさんも
夢や思い出や、あるいは体験としてお持ちではないですか?
と問いかけているのではないでしょうか。


参考までね。
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