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X線回折装置で、なぜX線でないといけないか?というのがいまいち分かりません。 他にもα線やγ線などの放射線もあるのになぜX線なのかと、、、、、透過率が大きいくらいしか見当がつかないです。

簡単でいいのでだれかご説明願います><

A 回答 (4件)

X線とγ線を使う上で.α線との違いは.


「安全」だから
です。スイッチさえ切れば.X線はとまりますが.他はいつまでも出ていて.危なっかしいことはなはだしいのです。
γ線は.今でこそ.スイチひとつで出せます(機械によりますが)が.昔は出せなかったのです。だから.α線と同じ扱いです。
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X線回折は サンプルの結晶の結晶面の間隔(正確には格子面の間隔)の測定に使われます。

したがって 結晶面間隔程度を 波長をサンプルに 照射するわけです。格子面間隔は 通常 0.1-10オングストロームですので それに近い光の波長は X線領域となります。
回折をおさらいしてブラッグの式で説明します。
 nλ=2d×sinα
  n:次数 1でもよい。(2以上は回折線は弱いのが普通。)
  λ : 照射するX線の波長
  d:  格子面間隔(これが 求めたいものですね。)
  α:回折線を測定する角度
 
 sinα<1ですので dと同じ程度の波長が必要であり、それが X線領域です。α線や、γ線は 短すぎて使えません。

なお 回折現象は サンプルの表面層で起こる現象で透過力は重要要素ではありません。
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えーとよくわからないんですが、X線回折なんだから


回折できないと話しにならないわけで。
波長~回折格子の幅~原子間距離
だからじゃないんですか?
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X線の特徴は、電気エネルギーから簡単に作り出すことが出来るということもあります。

具体的には、過熱したフィラメントから出た熱電子を高電圧をかけて加速し、ターゲットと呼ばれる電極に衝突させることで作ります。

α線とβ線はナトリウム原子核で、放射性物質から取り出すか、核反応を利用する以外に簡単には取り出すことが出来ません。透過力は非常に弱く、プラスチックフィルムや木の板でも遮蔽できます。これではレントゲン撮影のように利用できません。
γ線も人工的には作り出すことが出来ません。また、γ線はX線よりも透過力が強く、薄い金属製の容器では簡単に漏れ出すことがあり、管理が難しいのです。レントゲン撮影のように金属製品を透視することも出来ますが人体には使用されません。コバルト60という放射性同位元素から取り出して利用されます。
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