電子書籍の厳選無料作品が豊富!

東電 「放射性物質は東電の所有物ではない。したがって東電は除染に責任をもたない」

―原発から飛び散った放射性物質は東電の所有物ではない。したがって東電は除染に責任をもたない。

答弁書で東電は放射能物質を「もともと無主物であったと考えるのが実態に即している」としている。無主物とは、ただよう霧や、海で泳ぐ魚のように、だれのものでもない、という意味だ。つまり、東電としては、飛び散った放射性物質を所有しているとは考えていない。したがって検出された放射性物質は責任者がいない、と主張する。さらに答弁書は続ける。

「所有権を観念し得るとしても、 既にその放射性物質はゴルフ場の土地に附合しているはずである。つまり、債務者 (東電) が放射性物質を所有しているわけではない」飛び散ってしまった放射性物質は、もう他人の土地にくっついたのだから、自分たちのものではない。そんな主張だ。

朝日新聞(2011/11/24) プロメテウスの罠 無主物の責任
http://goiken.jpn.org/wp-content/uploads/2011/11 …

皆はそういうもんだと思うかな?

A 回答 (7件)

法律を勉強した人ならピンと来ると思いますが


これは民法の物権法に出てくる
典型的な事例に、こじつけようとしたのですね。

隣に庭に、自分の庭にあった枯れ葉が舞い込んだ。
その処置や如何、という問題です。

隣の人は、所有権に基づき排除を請求できるが、
自分は、返還を請求できることになるが、
これをどう調整するか、て問題です。

付合も、笑ってしまうようなこじつけですね。
弁護士が必死に考えたのでしょう。
あの、ドラエモンが、という母子殺害事件を
彷彿させます。

ま、こういう主張は通らないと思いますよ。
裁判所、特に最高裁は、憲法はともかく、こういう
民事に対しては、非常に常識的な判断をしますから。
    • good
    • 0

今はないけど、戦争直後なんか煙突からもうもうとした黒い煙を出していた工場が多かった。

近くに住む人の洗濯物がススだらけになることも。こんなのも今流解釈やったら煙出している会社には責任ないがな。町内全員が工場からお詫びで菓子箱と金一封受け取ったけど、かやさなあかんな!工場に文句いったわたしらが間違っていたんやね。あのときの工場長さん、すんまへん、法律もロクに勉強せんと、言いがかりつけて。そやけど、あの工場長さん、人間ができてたなー。
    • good
    • 0

東京地方裁判所記録係までこの仮処分決定の閲覧に行ってきました。



しかし、朝日新聞の記者は閲覧できたのにもかかわらず、断られてしまいました。

訴訟記録を閲覧して、この仮処分決定が妥当か否かコメントしたかったです。
    • good
    • 0

少なくとも「猛犬」を原子炉の中で飼っていた。


その「猛犬」が買い主の管理不良でクサリが切れて逃げてしまった。
逃げてしまった犬はうちの犬ではないという理屈は通らないと思う。
いまさら逃げて野生化した猛犬はうちのでないと言われてもね…。
    • good
    • 0

福島第一原発の原子炉建屋爆発事故の根本的な


原因は、東京電力のずさんな施設管理にあり、
人災である以上、東京電力がすべてにおいて責任
は取るべきだと思います。

所有物である、ないは関係ない。
放射性物質が飛散した、原因は上記のとおり、東京
電力にあるのだから。
その屁理屈を言うのならば、即刻原発を廃棄する方向
へ向かうべき。

社長をすり替えて済む話ではない。
    • good
    • 0

頭悪いから言いたい事うまく書けないけど


例えば、家庭から出たごみは
破棄したわけだから責任を持たなくて良いと言ったら、ゴミだらけになりますよね
元は東電が所有していた、核燃料から出た物だから、一種のごみと考ええると、所有権は無くても、責任もって処理しないと
東電の意思に反して出てしまった物だとしても、元の所有者は、東電ですよね、
そうなると、飼い犬が、飼い主の意思に反して、道路に出てしまい、交通事故を招いたとしたら、場合によっては、飼い主にも責任が出てきます
放射性物質は所有していないが、放射性物質の元は東電の所有です
私的には、東電の言い逃れにしか聞こえません≪さすが頭の良い人たちは違いますね、良くそこまで考え付いたものです(^0^)
    • good
    • 0

お偉いさん達の考え方は昔も今も国民感覚とは全く異なってしまっているようですね。



原子力発電所を作った時に、あのような事故が仮に起こってしまった場合の対応や方法などが何も法律で定まってはいなかったからそのような表現が出てきてしまうのでしょうね。
東京電力だけが悪いのではなくて、国そのものにも責任があるでしょうとでも言いたいのかもね!

原子力発電所をたくさん作っていた時代には、まだまだ日本も好景気でしたから、あまり反対をする人達も少なく、家庭用のエアコンなどもまだまだ少なかったので、どこかいけいけの感じで利点だけをあまりにも短期間の時間で取り入れてしまったのでしょうね、安全対策などの面はほとんど考えてはいなかった、原子力発電所の事故に関する法的な取り決めがほとんど無いから東京電力も反論してくるのでしょう?

ちなみにチエルノブイリの事故は他人事のように実感が持てなかったのかもわかりませんが、どちらにせよこの国も東京電力も国民感情とは全く異なる見解を表してくるので、わけがわかない国だとも思います。
天才とバカとは紙一重?
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!