プロが教えるわが家の防犯対策術!

物理の力のモーメントの範囲で
とある参考書の写真なんですが

なぜこれはここがSinでこっちがCosとわかるのでしょうか?
言葉がわかりにくくてすいません><

「物理のSin Cosについて」の質問画像

A 回答 (3件)

力のある特定方向への有効な力は、


力の大きさを F、力の方向と特定方向との角度差をθとすると

Fcosθ

となります。覚えてべきことはこれだけです。

で、図で θじゃない方向の力の有効成分は

α=90度-θ

Fcosα=Fcos(90度-θ)=Fsinθ

となるわけです。慣れれば瞬間的に判りますけどね。

この辺りの数学的な考え方には「正射影」という名前が
ついてます。これは「内積」に関連したことなので、

もし線形代数は触れたことがおありでしたら、
「正射影」と「内積」で検索してみることをお勧めします。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

めっちゃわかりやすくて助かりました!!

本当ありがとうございます!!

お礼日時:2011/12/01 16:06

力のモーメントの大きさを求める公式は書き方が何通りかあります。

角度が関係するとき、その sin値,cos値のどちらを使えば良いのか迷う、という意味ですか?

しっかり覚えておくべきことから書きます。
モーメントは、<<物体を回転させる効果>>を評価する値です。ですから、モーメントの計算に使う量は、回転させるように働く成分です。

添付図で、回転中心O,力の作用点P(OP距離がL),力F があります。

考え方1:力Fを分解する。
力Fを、回転に寄与する成分(図では Fx です)と、寄与しない成分(図では Fy です)に分解します。
図から、Fx=F・sinθ , Fy=F・cosθ ですが、sin はどちらかとか、cos はどちらかを見るのではなく、どちらの成分が<<回転を起こす効果があるのか>>、を見なければなりません。

図の場合は、考えるべき力は、Fxの方です(<<棒に対して垂直に働く力>>が、回転作用を持ち、棒の方向に対して平行な力は回転効果は持ちません)から

 モーメントの大きさ=Fx・L=F・sinθ・L=F・L・sinθ

とすべきだ、ということになります。本図では、たまたま sin の方を使う結果になりました。

考え方2:「腕」の長さを利用する。力を分解するのが苦手という人向けです。
(とはいえ、本当は、力を分解しているのですが…)

考え方1の結果の式
モーメントの大きさ=F・L・sinθ
を眺めてみると、

 F × (L・sinθ)

と見ることもできます。この L・sinθ に当たる長さを、「腕の長さ」(図では小文字のエルで表しています)と呼んでいます。さて、この「腕の長さ」とはどんな長さかを、図で見てみましょう。
回転中心のO点から、<<力Fの作用線に下した垂線の足をQとすると、腕の長さ=OQ>>です。
図の直角三角形OPQでは、 OQ=OP・sinθ=L・sinθ になっています。

 モーメントの大きさ= 力 × 腕の長さ 

となります。

考え方3:上の2つの方法を、機械的に表現したものです。
力(ベクトル)Fの方向と、OPとのなす角度をθとすると

 モーメントの大きさ= 力 × OP × sinθ

3つの「公式」はどれも同じものだということは図を見ればわかるでしょう。
「物理のSin Cosについて」の回答画像3
    • good
    • 0

θの基準、とり方によって決まります。


なぜ?って言われても、sin、cosがそう定義されてるからって事になります。

三角関数 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%A7%92% …

の「∠C を直角とする直角三角形 △ABC」の関係なら、a/hがsinθだって定義です。


例えばですが、質問の図でθを図の赤線からFsまでの角度って定義するなら、sinとcosは入れ替わるし。

--
> なぜこれはここがSinでこっちがCosとわかるのでしょうか?

見分け方だと、仮にθをゼロにした際、ゼロになるのがsinとか。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!