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今年の大学ラグビーは、番狂わせ、それとも、大学ラグビーを目指す、高校生が変わったのか、この傾向は、4年間続くのだろうか?

A 回答 (3件)

今年の敗因でいいんですよね。


私「番狂わせ」というのを、「今度やったら絶対負けない相手に大事な一戦で負けちゃうこと」と定義しています。

そういう意味で、早稲田の負けは番狂わせでしょうね、典型的な番狂わせになるゲーム(先行されて歯車が狂う)の展開です。明治、慶應はそうでもない。慶應はもう一度やっても勝てない、明治は五分五分と言ったところです。

早稲田に関しては指導力の問題(技術、精神面とも)だと思います。今年の早稲田はジュニアも結果が残せていません。あれだけの選手層ですから、こういう結果というのは監督・コーチの問題が大きいと考えます。キッカーの問題、屡々選手がボールを見てしまうことなど、指導者がしっかり指導できていないのではと思います。
象徴的だったのは、対抗戦、筑波戦での負けているハーフタイムで、スカパーでなぜかロッカールームの音声が筒抜けだったのですが、辻監督は「がんばれ」しか言わない。大学レベルの監督なのに戦術指示が出来ないのか、こりゃあかんわと思いました。案の定すでに交替論が一部でわき上がっています。
早稲田は清宮監督が作った本当に強いチームを、中竹、辻が浪費してしまいました。現状のままだと低迷の予感がします。
また、これは伝聞(まだビデオ見ていないので)ですが、昨日の試合は見た者の話によると関東のスカウティング勝ちじゃないかという話があります。関東学院の春口部長(前監督)ほど対話瀬田を知り尽くした指導者はいないわけで、早稲田を丸裸にしていたのかも知れません。

慶應と明治は頭痛がするほど寒い瑞穂で見てきました(夜行バス往復の突貫観戦)

慶應は現状のチーム力からするとよくやったと思いますよ、流経に勝ったのだって、番狂わせと言っても好いと思います。天理の実力は夏合宿で早稲田と同等の試合で惜敗しましたしから本物です。そういう意味では順当でしょう。それに、慶應は今年、ジュニア選手権で帝京を破って優勝していますから、今後、対抗戦で台頭してくると思います。

明治は毎年よくわかりません。早稲田と同じで監督の問題かなあと思います。昨日の試合では、ハイパントが完全に戻ってくるほどの強風とはいえ、後半自陣に釘付けでした。これ自体は予想できる事だったのに、対策を考えてきた節が覗われないんですよね。吉田も辻と一緒で頑張れしか言って無いのでしょうかね。
スクラムを組み勝っていた明治フォワードの力を考えれば対抗戦の筑波戦で見せたようなフォワードのこだわりを見せれば違った展開になっていたはずだと思うんですがね。

明治と早稲田は「論理的」で熱い人が監督に成らないと厳しいんじゃないかなあ。ということで、早稲田はもう一年低迷して清宮ということになるのかなあ。明治は誰だろう

帝京がわかりませんね(こちらもビデオ見ていないので)。楽勝と考えて緊張感が欠けていたのか、ピーキングを失敗したのか、同志社に脚をすくわれる直前でした。こちらは同志社が勝っていれば大番狂わせでしたね。


筑波には不況という追い風があります。学費高騰と収入の減少で最近、筑波を目指す有力な子が増えてます。また、早稲田と慶應にはスポーツ特待生制度が完全に無いわけではありませんが、利用できるラグビーの学生部はごく一部です(明治は不明)。そういう点でラグビーに力を入れやすい他校より不利な面はありますが、OBをはじめとしたブランドと人脈で生徒を集める力はあります。

去年までは対抗戦が圧倒的だったのですから、対抗戦に安住というのは的外れですね。今まで何度もこういう事はありました。以前ははリーグ戦同士で決勝ということもありましたし、最近では関東学院以外は選手権では結果が出ていません。関西もそうで、関西学院が伸びてきたときでも関東上位には歯が立ちませんでした。

現在、競技力の低下が心配されるのはリーグ戦勢だと思いますよ。流経が東海に変わって台頭するのか関東や法政が復活するのかがはっきりしないと何とも言い難いです。
関西は天理がどこまで安定して強くなれるか、外国人に頼らないチームを作れるかでしょう。外国人中心の強化は長続きしません(どの大学も海外とのパイプはほとんど持っていないため)。天理が強くなれば、関西リーグ自体も向上します。
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この回答へのお礼

夜行バス往復で、瑞穂でしたか、それはそれは御苦労さまでした。大変参考になりました。ありがとうございました。十数年前、たしか明治で現吉田監督が3年の時に青森県弘前市から、早稲田対明治の試合を見る為に(はがき出して)行ったことがあります。この頃は、ラグビーマンガジンも毎月購入しなくなりましたが、多分、来月号は購入するでしょう。皆さま、ご返答ありがとうございました。雪国、弘前より

お礼日時:2011/12/26 16:44

それって「対抗戦グループ」という過去の栄光に安住している結果ではないのか?



草創期にラグビー協会に加盟していたチームが伝統校(有名校)同士の対戦カードを確保するために
新規加入を拒み限られたチーム数で毎年同じような対戦カードを組んでいた。

以前は、高校ラグビー部員の憧れであった対抗戦グループ所属チームも、時代の流れと共にその栄光も薄れて来ている。
その現実を知ってか知らずか、旧態依然とした運営を続けている。

それに対して、リーグ戦グループは加盟するチームも格段に多く、常に上位グループと下位グループの入替が行われて、その生き残り競争は熾烈。
結果、常に強いチームだけが生き残るリーグ戦を戦い抜いたチームと、昔ながらの対戦で勝ち残ったチームとの総合力の差が現れた。
と言うことなんじゃないのか?

野球で例えれば、巨人という集客マシーンに依存しているセリーグのチームと実力で勝負するパリーグのチームとが交流戦を戦うと、圧倒的にパリーグのチームの方が優勢になるのと同じ構図と考える。

時代の変化についていけないのだろう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。そうですね、旧態依然とした運営を続けているなら、時代の流れで栄光も色あせてしまいますね。リーグ戦の入れ替えは、判るのですが。今回は、筑波大の健闘が目立つのですが、準決勝でその真価が問われるでしょうね。

お礼日時:2011/12/26 15:43

野球もかつてはそうでした。


エンタツ・アチャコの漫才の代表作である「早慶戦」に見られるように
早稲田と慶応は大学野球の華でした。
また、甲子園も進学校の文武両道の生徒が活躍していた時代でした。

しかし、今や時代は変わり、早稲田と慶応は最高峰私大となり、公立のトップ高
からでも上位に入っていないと入学できなくなっています。
また、高校野球も甲子園に出ているのはほぼ野球を専業でしている生徒です。
スポーツ推薦枠があるというものの、このような生徒にとって早稲田や慶応はかなり
進学しにくい学校になってしまいました。
かつての、野球のメッカは東京六大学でしたが、東大、早稲田、慶応のみならず、
明治、法政、立教もかなりの難関校になっていて、スポーツクラスの生徒では
進学がしにくくなっています。
これに呼応して、入学が楽な東都リーグのレベルが上がっています。

ラグビーにも同じような現象が出てきています。
花園大会では、ここ数年関西以西のチームがベスト8のほとんどを占めていますが、
大学の強豪チームは同志社、天理を除いて全て関東です。
高校から大学に入るときに選手の大きな移動があるのです。
高校ラグビー界も文武両道ではなく、文と武の専業化が著しくなり、今までは
早稲田、慶応、明治に行けていた層がかなり少なくなっています。
また、これらお大学はスポーツ推薦に一定の枠があり(特に早稲田は)、能力の
高い生徒が集めにくくなっています。
この事実は10年以上前からあったことなのですが、今までは有力な指導と
層の厚いOBによってカバーできていましたが、ここにきて、選手の能力差が
指導によって埋まらなくなってきたのでしょう。

この傾向はこれからも続くと思います。
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この回答へのお礼

大学のスポーツ推薦に一定の枠があるのは、知っていましたが、その枠数は、入学させられる生徒数が少ないようですね。早稲田なら10人から20人位だと、勝ってに想像していましたが、運動部全体で何人とかなるんでしょうね。大変参考になりました、ありがとうございました。僕は法政の中退ですが、ラグヒーは、明治を応援してます。新日鉄釜石が2連覇した頃から、「カミソリ森さん」?とか。

お礼日時:2011/12/26 15:37

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