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年金に関する報道で、年寄りは納めた保険料の何倍もの年金を受け取り、若い人はうんと少なくしか
受け取れない、とういうのがあります。
昔から保険料の所得比率や受け取り開始年令に多少の変更はありますが、報道されるほどの差が
つく筈はないと思います。
どんな計算をするとそうなるのでしょうか?
私の推定では、インフレのことを計算に入れていないんだろうと思います。
私達年寄りは僅か1万円ほどの給料でも保険料を支払いましたから、当然保険料は少ないのです。
それが10倍以上ものインフレになったから受取り額が10倍以上になるのはもともとのルールなのです。だからもし若い人達の受取り金額と年寄りの受取り金額を比較するのなら、若い人達が年を取った時に10倍ものインフレになっている場合を計算しないと間違った判断をすることになります。
そんなことも計算に入れずに報道をするから若い人達の不満と不平を煽ることになるのではないのでしょうか?マスコミさん、しっかりしてね。政治家が頼りにならないから、頼りにするのはマスコミしかないのですから、と言いたいのです。
皆様はいかがお考えでしょうか?

A 回答 (3件)

公務員です。



マスコミの報道のいい加減さには頭にくることが多々あります。
本質をわかっていない人間が視聴率稼ぎ、部数稼ぎで面白おかしく公務員や与党を叩く構図は
何度見ても嫌気がさします。

さて質問者様の疑問ですが、高齢者はかなり優遇されていると感じます。
私に権利があるのであれば「税と社会保障の一体改革」を行うのであれば高齢者に現在支給されている
年金額をゼロベースに戻したうえで新たに支給額を定めます。現在の年寄りは貰いすぎです。

さらに、後期高齢者医療保険ですが成立当時に反対勢力が大きかったためか年寄り優遇の健康保険
制度になっています。高齢者になるほど病気になり医療機関にかかる割合も増えるのに自己負担が
1割では財政はあっという間に破綻します。

質問者様は
>私達年寄りは僅か1万円ほどの給料でも保険料を支払いましたから、当然保険料は少ないのです。

と仰ってますが、そもそも年金には、民間の保険のように当人が積み立てた額を保険で給付する
「積立方式」と日本を含む国の年金制度のように高齢世代の給付を若い世代の保険料で負担する
「賦課方式」とがあります。

日本のように急速に少子高齢化が進み人口ピラミッドが崩れた状態で「賦課方式」を強行するのは
国家によるたちの悪いねずみ講と言っても過言ではないと思います。

数字を挙げますと、厚生年金の保険料率は昭和23年では3%しかありませんでした。
昭和40年で5.5%
昭和51年で9.1%
昭和60年で12.4%
現在では16.412%
となっており、収入に占める年金保険料の割合は5倍以上になっています。
健康保険・介護保険も含めて考えた場合にはその差はもっと広がります。

そんな状態で若い世代は疲弊しています。
老人のために給料からお金を吸い取られ現在遊ぶ、恋をする、子どもを作るための原資が無くなって
います。

若年層はもっと選挙に行って、また自分達の世代から議員を多く輩出してドラスティックな言い方を
すれば「自分のための老後資金を残すことの出来ない経済活動しかしてこなかったお荷物老人は死ん
でください」というくらいの改革をしない限り将来はないと思います。


自分ごとで恐縮ですが、時には人から羨まれる公務員の身分ですが専業主婦の妻と子供が2~3人いれば
生活レベルは生活保護以下まで落ちるくらいの給料しか貰っていません。
高いと言われる共済年金ですら生活保護の制定生活費以下となりかねない計算です。
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この回答へのお礼

ki-mao 様
お礼を入力したつもりが、出来ていなかったようで、再度入力します。

有難うございました。
保険料率の私ノデータが違っていたようです。
こんなに差があるのなら、年寄りと若い人で差が出ても納得です。
でも、マスコミはもう少しうまく説明してくれないと、ただ、若い人達の不満をつのらせるだけですよね。
>自分のための老後資金を残すことの出来ない経済活動しかしてこなかった
お荷物老人は・・・・・・・。
私もそのお荷物老人ですが、老後のために残すのは難しいですよ。貯金ではインフレで台無しにされますからね。
敢えて負け犬の遠吠えをさせてもらうと、サラリーマン当時、年4~500万の所得税を納めて来た私としては、せめて保険料と税金を合わせて考えてもらえると、多少はお荷物感を下げてもらえるのかな・・・と。

お礼日時:2012/01/07 20:03

>それが10倍以上ものインフレになったから受取り額が10倍以上になるのはもともとのルールなのです。


当初は積立方式だったんです、途中で物価スライドやマクロ経済スライドが導入され、また、賦課方式に変わっていったんです。
ルールの途中変更は行われました。

また、国民年金制度は発足当初、100円の保険料を積み立てて25年間納付すると受給額は月額2,000円、40年間納付すれば月額3,500円の年金支給という設計でした。
当然、高度成長期のインフレに耐えられず、生活保障にもならないため、物価スライドなどが導入されたわけです。

>私達年寄りは僅か1万円ほどの給料でも保険料を支払いましたから、当然保険料は少ないのです。
今日の日本の繁栄は、今の年金受給世代のご苦労の上に成り立っている事は承知していますが、税、社会保険料の収入に占める割合が高度成長期に比べると高率になっているという現実はあります。

ただし、マスコミの安易な記事も問題ですが。
年金が崩壊したら、子供は親の生活の面倒を見ないといけないという視点が抜け落ちている感じはします。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございました。
>ルールの変更はありました。
それがルールです、はそんなに厳密に使ったつもりはなく、比較するなら同じ前提で計算しないとおかしいでしょ、という位の軽い気持ちで使いました。済みません。
>ご苦労の上に・・・  
そんなに恩に着せるつもりは毛頭ありません。単に物事を比較する時は条件を同じにしないと、と思うだけです。

お礼日時:2012/01/07 16:15

これから先に過去数十年のようなインフレも経済成長も見込めません。


また一般に報道されている比較は貨幣価値の変動を含んだもので額面で比較している物は見たことがありません。

さらに根拠となる試算は現状では考えられないような金利、経済成長をベースとした机上の空論です。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました。
>貨幣価値の変動を含んだもので、額面で比較していない。
意味を理解出来ません。ごめんなさい。貨幣価値が今の10倍だった我々の払った100円は、ちゃんと1,000円払ったとして計算されている、ということでしょうか?
もし、そうならマスコミで言われるほどの開きが出る理由が分かりません。
>これから先インフレはない。
これから先インフレがあろうがなかろうが、比較というものは、同じ前提でしないと
おかしいのではないか、と思います。インフレが起きないからそんな計算は出来ないと言うのなら、比較をすること自体が間違いです。

お礼日時:2012/01/07 16:30

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