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私は福島第一原発3号機の爆発は核爆発だった可能性が高いとみていてそれについて全く疑問をもっていません。

ところでそういう関係の質問である回答者が「核爆発だったら建屋が吹っ飛ぶ程度では済まない」という考え方をもっていることをしりました。

あなたはこの「核爆発だったら建屋が吹っ飛ぶ程度では済まない」という考え方についてどう思いますか。

1)私もそう思う。
2)私はそうとは限らないと思う。
3)わからない。
4)その他

それぞれできたら何で自分はそう思うに至ったのかの理由をつけて答えてください。

A 回答 (9件)

原発の核燃料は低濃縮ウランで、新品状態でU235の割合が3~5%くらいです。

使用済燃料はもっと割合が減って、プルトニウムなどが増えます。MOX燃料では最初からプルトニウムが入っていますが、割合は少し多くなる程度です。

さて、核爆発というのは運転中の原子炉で起きている臨界とは別の物理現象で、核分裂で生じた中性子が減速されないまま次のウラン原子にぶつかって核分裂を引き起こすという連鎖反応、即発超臨界という状態です。それに対し、原子炉の臨界は遅発臨界です。核爆発を起こすには、中性子がU235以外の原子核(U238など)に当たって減速してしまう前に次のU235にぶつからなければいけないので、U235同士がぎっしり詰まっている、つまり濃縮されている必要があります。
核爆発を起こすのに最低限必要なウランの濃縮度は理論的には80%程度ですが、実際には90%以上ないとまずムリです。核兵器ではだいたい95%以上のものを使用します。そこで、発電などに使う20%未満の低濃縮ウランと、それ以上の高濃縮ウランは扱いが全く異なります。
ウランの濃縮には技術だけでなく莫大なエネルギーと時間が必要なので、秘密裏に核開発しようとする国や組織にとって高濃縮ウランの入手が最大のハードルとなり、皆さんあの手この手で苦労しているのです。発電用核燃料の低濃縮ウランを水素爆発程度のエネルギーで核爆発に導けるのなら、テロリストの皆さんには何も苦労して必死に濃縮しなくてもいいことになります。
身も蓋もない話ですが、単純に原発の燃料では核爆発は物理的に起こり得ないのです。

また、エネルギーの小さい核爆発というのはつまり不完全核爆発ということになりますが、この場合周辺に核分裂生成物だけでなく、原料そのもの(ウラン)が大量に飛び散ります。更に、部分的にしろ核分裂連鎖反応が起こればその瞬間大量の中性子線が放出され、核分裂生成物も発生します。中性子線は常時モニタされていますし、大量の核分裂生成物が発生すれば空間線量率も跳ね上がります。こうした現象が確認されていないことからも、核爆発が起こっていないことは明らかです。

この回答への補足

>U235同士がぎっしり詰まっている、つまり濃縮されている必要があります。

これは核爆弾の場合そうだという話です。核爆弾だけが核爆発するとは限りません。

核爆発はそう簡単には起きないという間違った思い込みが安全軽視の判断につながる可能性があります。

補足日時:2012/01/13 22:44
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この回答へのお礼

沢山の間違いが嘘でできた毒団子のような塊になり間違った考え方が確立されていることが分かりました。

>核爆発というのは運転中の原子炉で起きている臨界とは別の物理現象

爆発が起きたのは運転中の原子炉ではないです。

>核爆発を起こすのに最低限必要なウランの濃縮度は理論的には80%程度ですが、実際には90%以上ないとまずムリです。

これも間違いです。核ミサイルに搭載できる核爆弾にはそれくらいが要求されるという意味でしょう。

>中性子線は常時モニタされていますし、大量の核分裂生成物が発生すれば空間線量率も跳ね上がります。

これも間違いです。中性子線は厚いコンクリートは貫通できないので核爆発があっても今ある中性子測定器の場所からは直接は確認できません。


それ以前に非常に多くの方がいまだに「爆発は炉心で起きた」と勘違いしているという恐ろしい実態を発見しました。そもそも出発点から理解できていないです。それなのになんでこれだけ横柄に強引に自分達の見当はずれの考えを押し付けてくるのでしょうか。大勢いるほうは勝つからえらいというのが彼らの論理なのでしょうか。

大勢の人が間違った考え方で凝り固まりオウム教のように暴走してゆく原因の一端がつかめた気がします。原因の全部は到底把握できませんが、その一端はつかめた気がします。

要するに分からないから何かを信じるしかない→いま自分が一番確率が高いと思うものを信じる(勝ち目がありそうなものを信じる)・・・という心理があるような気がします。追い込まれた状態でどう頑張ってもよくわからなかったら大概の人間はそうならざるを得ないと思います。

お礼日時:2012/01/13 23:07

核爆発ではなく、核融合ですね。


加速度的に核をぶつけるようにしなければ爆発しませんから、
偶然の産物的に核爆弾と同様の現象(爆発)は起きません。

核保有国が核実験を行うのは、他国へのアピール以前の課題があるのです。

この回答への補足

核融合のわけがありませんね。荒唐無稽な話ですね。

補足日時:2012/01/13 22:41
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>ガンダーセン博士の説明


質問者さんの科学的という根拠はこの方ですか!
で、この方の説明はいくつも矛盾だらけで、事実から目をつぶったものです。惑わされる人はいないと思いましたが、真に受ける方がいたことに驚きます。
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2 …
この方は1号機は建屋壁部分が壊れてるのに対し、
>→水素爆発では3号機の丈夫な側壁を破れず、
>衝撃波が使用済み核燃料プールにある燃料を襲い、
>核燃料棒が変形し集約され、即発臨界を起こす。
福島第一原発の写真はいろいろなところで公開されてます。
Google Earthでは衛星から撮影された物も見れます。各建屋の損傷具合がかなり詳しく見れますよ。
朝日新聞の写真
http://www.asahi.com/photonews/gallery/fukushima …
こんなのもあります
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/430.html
どれを見ても3号機建屋の壁部分が1号機建屋に比べて無事とは見えません。
事実に目をつむって勝手な理屈を付けてはいけません。
だいたい、いくら建屋の壁を頑丈にしても、それを突き破れなかった衝撃波が格納容器を突き破れるんですか。格納容器の方が頑丈に作られているのは当たり前です。いくらなんでも格納容器が建屋を突き破れないで跳ね返った衝撃波で壊れるなんてアホ過ぎます。

さらに、格納容器が壊れたら、原子炉そのものから放射能が飛散します。3号機建屋の爆発直後にはそこまでの放射能は測定されてません。極めて高い値が測定されたのはその翌日です。

今の事態もひどいものですが、核爆発まで起こったらもっとひどい事態です。
ガンダーセン博士と言う方は核爆発を矮小化してます。
質問者もガンダーセン博士同様、核爆発を矮小化してます。

この回答への補足

ガンダーセン博士を否定しても彼の説の妥当性は不動です。彼の説には科学的な裏づけがあります。それがすぐにぴんと来ないということは回答者はかなりの科学音痴であることが分かります。あたってませんか?

補足日時:2012/01/13 22:40
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この回答へのお礼

これも質問の答えになっていないですね。それにこの方も爆発は炉心で起きたと勘違いしてますね。相手の否定で勝てるといいう思い込みもありますね。間違った前提で物を考えていると全てが矛盾してみえてきて思考停止に陥るということが分かりました。

お礼日時:2012/01/13 23:12

質問者が 或る意図を以って核分裂を核爆発と誤用しているようですね



質問者が言うところの 核爆発 の定義を明らかにする必要があります

この回答への補足

核爆発とは、核分裂反応ででるエネルギーを主な直接の爆発のエネルギー源としている爆発です。

広島・長崎の原爆も最初に火薬で核物質を圧縮する為の爆発を起こさせています。つまり、火薬の爆発と核分裂の爆発をあわせたエネルギーの爆発です。主な爆発のエネルギー源で爆発の名前を決めないと、広島・長崎の原爆も普通の火薬の爆発だったともいえることになります。

補足日時:2012/01/13 22:38
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この回答へのお礼

回答者はもしかして「核爆発」とは「核爆弾の爆発」という意味だとおもっているのかな。質問者の抱いている「核爆発」の定義とはなんなんでしょうかね。

お礼日時:2012/01/13 23:57

ソンナノ。

イミガアリマセン、あなたが思い込むのが事実だから、すべてメルトダウンしていた、これが事実です。


メルトダウンはご自分で、お調べください。
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この回答へのお礼

「メルトダウン」という単語の発音しか覚えてないのですね。意味は理解できていないようです。仮にメルトダウンという単語の意味が理解できても質問の内容に答えるのにはまだまだ程遠いですね。発想的に突拍子もない遠くにいることがよく分かりました。

お礼日時:2012/01/13 23:16

「可能性が無いこと」を証明することは悪魔の証明といって不可能です。



ですから「可能性が高いこと」をあなたが学問的に証明する必要があります。

物理学的に小規模な核爆発が起きるという理論を提示してください。
計算式もお願いします。

この回答への補足

計算式は簡単にここで書くことはできませんが核分裂反応が起きる条件を数式で示すことは可能です。そうしてその核分裂の起こりやすさをあらわす反応度という量を時間積分すると臨界状態が壊れるまでの間にどれだけのエネルギーが発生するかを計算することもできます。この核分裂のエネルギーが同時に起きていると思われる水素爆発や水蒸気爆発によるエネルギーを大きく上回っていれば核爆発と呼ぶのがもっとも妥当だと考えられます。

ここでは書きませんが学問的に立証はもう済んでいます。原理を詳しく理解できている人ならばガンダーセン博士の説明を聞けばすぐにそれは学問的に証明できるなとわかるはずです。

補足日時:2012/01/13 04:59
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この回答へのお礼

可能性が無いことを証明できないだけでは可能性があるとはいえませんね。
すでに可能性はガンダーセン博士の説明で十分なされています。

あとは、各人がそれを理解できるかという問題がありますが、できる人と直ぐには理解できない人は当然いると思います。もともとそういうことに関心がない人は当然直ぐには理解できないでしょう。

お礼日時:2012/01/13 23:18

(1) から (4) の選択肢には「私はそうは思わない」という項目がありませんね・・・「そうとは限らないと思う」という肯定も匂わせる選択肢はあっても完全否定の選択肢がありません(汗)。



・・・で、私は敢えて「(5) そうは思わない」の項目を加えて (5) を選択したいのですが・・・その上で

>何で自分はそう思うに至ったのかの理由をつけて答えてください。

・・・を回答しますと・・・

確かに北朝鮮の地下核実験と呼ばれたものにしても標準原爆以下の規模でしか威力を得られず、大量の火薬を用いた偽装ではないかとさえ言われたのものですが、もしも核爆発であったのであれば核分裂反応が充分に行き渡らないうちに爆発飛散してしまったことからなのでしょうし、これは爆発力が小さくても核爆発と呼べるでしょう。

また、本来ならば核分裂式爆弾を引き金とする核融合型爆弾ではあることから 20kt 以上の威力を出せるものなのに敢えて Lithium などの抑制剤で囲って 1kt 程度の爆発力に押さえることで地表に破壊的な爆風を到達させることなく半径数百m 程度の地表範囲に在る生物 (敵) を中性子線で殺す中性子爆弾という核爆弾もあります。

しかし、例えば、圧力鍋に火薬入れたものの水を入れ忘れて加熱したら火薬が爆発して鍋蓋が吹っ飛んだたという場合と、圧力鍋に火薬と水を入れて加熱したら火薬に火が付いて燃焼してしまったことから予期していた時間よりも早く水が沸騰して水上気圧によって鍋蓋が飛んだ時とでは、前者は火薬の爆発であっても後者は水蒸気爆発になってしまうのではないでしょうか。・・・これを火薬の爆発と言い切るのであれば反論のしようもありませんが・・・。

確かに原子炉内で核分裂反応は起きていたのでしょうが、核燃料が爆発した圧力で建屋が吹っ飛んだわけではなく、あくまでも核分裂反応による発熱で水蒸気圧が高まり、水蒸気が建屋を吹っ飛ばしたのですから水蒸気爆発で良いのでしょう。

水が空っぽになっていて熱された空気で建屋が吹っ飛んだのであれば燃料棒もばらばらに吹っ飛んでしまうでしょうから、そうなれば呼び方も検討に値するかも知れませんが、取り敢えず建屋を吹っ飛ばしたのは水蒸気であって燃料棒は沸騰水の中に溶け落ちていたというのであれば水蒸気爆発以外の呼び方はできないだろうと思いますし、ましてや核爆発なんて到底言えないだろうと思います。

もしも爆発力が抑制された核爆発、つまり中性子爆弾のような状況が発生したのであれば、半径 1km ぐらいのところにいる人達は殆ど即死したことでしょうし、運良く助かった人達も重篤な症状を示して病院に搬送されていたでしょうから、やはり核爆発などとは到底言えないだろうと思います。・・・実際、東海村の事故の際は爆発とは呼べない、極めて小さな 核分裂反応でしたが、直ちに放射線障害の犠牲者がでたのに対し、今回の水蒸気爆発では直接的な放射線障害で病院に搬送された犠牲者はでませんでしたよね。

この回答への補足

私は核爆発であるかないかではなく、それぞれの方がどういう思考回路や情報をよりどころにその考えに至っているかを見ています。

>核燃料が爆発した圧力で建屋が吹っ飛んだわけではなく、あくまでも核分裂反応による発熱で水蒸気圧が高まり、水蒸気が建屋を吹っ飛ばしたのですから水蒸気爆発で良いのでしょう。

核燃料が爆発した圧力で建屋が吹っ飛んだわけではないと言い切る根拠はどこらへんにおいていますか。

>爆発力が抑制された核爆発、つまり中性子爆弾のような状況が発生したのであれば、半径 1km ぐらいのところにいる人達は殆ど即死したことでしょうし・・・

これはおそらく中性子爆弾はそういう能力があるという情報を元に考察していると理解できます。実際は中性子は厚いコンクリートなどで吸収されますので使用済み核燃料内の爆発ならば中性子線による殺傷能力はないと考えられます。JCOの場合はコンクリートの厚さが薄かったので防ぎきれませんでしたが原発の場合は使用済み核燃料から中性子線がでても遮蔽できる厚さのコンクリートを使っています。

補足日時:2012/01/13 05:00
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この回答へのお礼

>核燃料が爆発した圧力で建屋が吹っ飛んだわけではなく、あくまでも核分裂反応による発熱で水蒸気圧が高まり、水蒸気が建屋を吹っ飛ばしたのです・・・

ここら辺の決め付けが危険ですね。本当にそうだと断言できるのか良く考えてみてもらいたいですね。それから、どうして核爆発が簡単には起きないと思われているのか良く考えてみてもらいたいですね。逆にそのネックになっている部分がネックでなくなってしまったら核爆発が起こるということになりますからね。

思考過程でやはり「これは当然だろう」という思い込みが正しい推論の邪魔をしているということが分かりました。

お礼日時:2012/01/13 23:24

核爆発かそうでないかは、多数決できまるようなことではないと思うのですが…

この回答への補足

>核爆発かそうでないかは、多数決できまるようなことではないと思うのですが…

私もそう思います。私が知りたいのは核爆発かそうではないかではなく、それぞれの人がどう考えていて、どうやってその考えにたどり着いたのかということです。

私の場合はガンダーセン先生の説明を聞いて自分でもそれなりに調べてみて間違いないと思ったらからです。アメリカは原爆開発の初期には核分裂で核物質が飛び散って爆発が小さい爆発で終わってしまうことが何回もあってもっと大きな爆発を起こさせる為に非常に苦労しています。

補足日時:2012/01/12 22:12
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この回答へのお礼

質問の答えになってませんね。思考停止ですね。

お礼日時:2012/01/13 23:25

悪あがきしない



調べれば判ることです

調べても理解できないくらいの能力なら理解できるまで勉強すること

この回答への補足

実際はもっと小さな核爆発もありえます。実験段階ではそういうのが沢山あったと聴いています。

小さい核爆発があるかないかは既に分かりきっています。質問の内容は、それぞれの方の考え方とそう思った理由を聞いているので実際どうかは質問していません。

補足日時:2012/01/12 21:38
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この回答へのお礼

この方の回答の発想は凄い発想ですね。自分の落ち度を相手に転嫁して逆に説教するという荒業にでましたね。これも「恐怖心」と一種の「思考停止状態」から生じてくる奇妙な現象のひとつだと思われます。

お礼日時:2012/01/13 23:28

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