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広島・長崎への原子爆弾は、高度約10000mを飛行する飛行機から投下され、地上約500mで爆発したそうです。地面に落ちてからではなく空中で爆発したのは、爆弾の威力を効果的にするためにそのように設計されていたとのことです。
一方、核ミサイルの場合、その飛行速度はかなり速いですが、爆発させる高度に関してはどのように設計されているのでしょうか?

A 回答 (2件)

現実的に、今の核弾道弾は米露英仏中ではMIRV化されていて、MIRV化故のCEPの低下はあるにせよ、個々の核弾頭はリトルボーイやファットマンの比ではない程の威力を持ちます。



という訳で、MIRV弾頭が北朝鮮の火星14相当、240KTと仮定して嘉手納基地を狙ったものの沖縄防衛局に落ちたとしてみましょう。

地表で爆発した場合、衝撃波は空軍基地機能である滑走路のほとんどを壊滅させます。熱線は基地全て、居住区までも巻き込みます。
上空で爆発した場合、衝撃波は基地全て、居住区までも巻き込みます。熱線は読谷も巻き込みます。

https://outrider.org/nuclear-weapons/interactive …

あれだけ広大な嘉手納空軍基地であっても、近くで爆発すれば、地表面だろうが上空だろうが、基地機能は完全に破壊されます。都市や基地を狙うとすれば(更に恐ろしいシナリオとしてはダムや堤防)、地表だろうが上空だろうが大差はありません。もちろん、被害者数は違うでしょうが、目的が「あのあたりをぶっ潰してやる」であって、それが「市ヶ谷」なのか「国会」なのか、「首相官邸」なのかは、弾頭の威力を考慮すれば、地表で爆発しようが上空で爆発しようが、多少目標地点を外れようが、大した問題ではなく、どちらも等しく壊滅的な結果を招くでしょう。

そう考えれば設計において、核ミサイルでは爆発高度は重きを置いていないのではないかと思います。
核爆弾は航空機に積むもので、爆撃のように順に落としていくものでもないので、搭載してきた航空機が被害を受けない範囲で、最大限効果な高度を追求するとは思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2022/04/25 14:36

世界最大の核爆弾であるツァーリ・ボンバ(TNT爆薬で50メガトンに相当し、広島と長崎の原爆の約1500倍の威力を持つ)の爆発実験では、地上4000mまで落とした時点で爆発させた様です。


https://www.businessinsider.jp/post-219504
 高度数十km以上の高層大気圏で核爆発させて電磁パルスを発生させて、水平距離で100kmから1,000km程度の広範囲の電子機器を破壊/誤動作などさせる高高度核爆発(こうこうどかくばくはつ、High Altitude Nuclear Explosion, HANE)もあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%AB%98 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2022/04/25 14:37

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