
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
定義という訳ではありませんが,「化学辞典」(東京化学同人)に基づくと,「アルカリ土類金属」とは『周期表2族のうち,カルシウム(Ca),ストロンチウム(Sr),バリウム(Ba),ラジウム(Ra)の4元素の事』だそうです。
これらを何故アルカリ土類金属と呼ぶのかですが,『Ca, Sr, Ba の酸化物を,アルカリ(アルカリ金属酸化物,水酸化物)と"土"(酸化アルミニウムの様に水に溶けず,火でも融けない土の様なもの)との中間の性質を示す事に基づいて,アルカリ土と称した事に基づいている』そうです。
で,問題のベリリウムとマグネシウムですが,お書きの様に他の2族元素と性質が異なる点があるため「アルカリ土類金属」に入れない事が多い様ですが,「アルカリ土類金属」に含める場合もある様です。その高校生の質問に対する答えとしては「他の2族元素と性質が異なるから」と言った処でしょうか。
この回答へのお礼
お礼日時:2004/01/15 01:18
回答ありがとうございます。
やはり、はっきりとした定義はないようですね。質問に書いた相違点も使って説明してみます。ただ、アルカリ土類金属に含める場合もあるというのには少し驚きました。このことも、余談として説明してみます。

No.1
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