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ヨウ素ーヨウ化カリウム溶液の規定度について質問です。
ヨウ化カリウム1gに脱イオン水5mlを加えて溶かしてからヨウ素0,625gを加えてよく溶かしてから,脱イオン水を45ml加えて混和させた時の規定度の計算方法がわかりません。
規定度とは1000ml中のグラム当量数であることがわかったので、自分なりに計算をしてみたのですが、答えと異なった数値が出てしまいます。
答えの数値は0,1Nだそうです。計算方法をぜひ教えていただけたら嬉しいです

A 回答 (1件)

規定度という濃度は、"どの物質"を"どのような種類"の物質として考えるかによって決めるもので、1つの溶液でも、その見方によって、複数の規定度となります。

このように、紛らわしいので、余り使わなくなってきている濃度と聞きます。

今の場合、"ヨウ素I2"に着目したのだと思います。
0.625[g]=0.625/254
=0.00246[mol]
ですから、I2を対象としてみたときの本溶液(出来上がった溶液の体積が5+45=50[mL]だとして)の体積モル濃度は
0.00246/0.050=0.0492[mol/L]
です。
このヨウ素I2を"酸化剤"としてみると、
I2+2e→2I-
を想定して、1[mol]のI2は、2[mol]の電子を吸収できますから、0.0492[mol]のI2は、
0.0492・2=0.0984=0.10[mol]の電子を吸収できます。
つまり、本溶液が1[L]あれば、電子を0.10モル(酸化還元反応としては、電子を0.10グラム当量)消費できます。
以上から、本溶液は、酸化剤としてのI2の作用を想定して、0.10[N]だと考えて良いでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
ヨウ素だけを注目すればいいのですね!
ヨウ素とヨウ化カリウムを一緒にして考えてました。

お礼日時:2012/05/03 21:33

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