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政府の有識者会議について質問します。

政府は、税制や原発問題や福祉や安全保障の問題で有識者会議というのをよく作っていますが、どういう基準でえらんでいるのでしょう?

例えば、税制なら現場の税務署で納税者にいつも怒られている人が参加するべきでしょうし(そのような人のほうが納税者や国民の意識はもちろんのこと、税制や財政のあるべき姿をしっている。)、原発問題では現場で放射能を浴びながら、死や病気と隣り合わせになりながら作業している人が参加すべきだと思います。福祉でも現場の介護施設で痴呆の人を実際に介護している人が参加すべきでしょうし、防衛問題では領海近くで中国軍と実際にらみ合ったことのある自衛隊の人が参加すべきでしょう。
(現に中国軍とにらみ合ったことのある海自や空自の方は厳しい訓練をしていると聞いています。)

にもかかわらず、実際の有識者会議のメンバーは評論家や大学教授の方ばかりです。

大学教授の方は、大学という教育機関に勤めている方ですので、本来学生の指導や研究をするのが仕事であって、政府の諮問機関に参加する資格は、当人が大学教授であるということだけで本来あってはいけないことだと考えるのですが、どうして現場の方を無視して評論家や大学教授の方を有識者とみなして国家の意思決定に参画させるのでしょうか。

大学教授の方は政府からたとえ審議会や有識者会議のメンバーに依頼されても、「自分たちは学生の指導と研究が仕事である。現場の担当者に意見を聞くべきであって、自分たちにはその資格はない。」と返答する良識と勇気をもってもらいたいと思うのですが、皆さんはどうおもわれますか。

現在の政冶の混迷の原因の一つに、政治家の方が意見を仰ぐ人を間違っている(現場の人ではなく評論家や大学教授の意見ばかり聞いている。)結果、現実感をなくしているのが大きいと思いますが、有識者と呼ばれる方はどのように考えているのでしょうか。

A 回答 (5件)

 有識者会議というものを根本的に誤解しているように思われます。


 有識者会議というのは,平たく言えば政治家や官僚が自分にとって都合の良い主張をしている大学教授や評論家を集めて,自分にとって都合の良い結論を出させ,自分のやりたいことを有識者の権威によって正当化するためのものです。
 そして,そういう有識者会議に呼ばれる御用学者達は,自分達に権威があるということで飯を食っているので,「自分達ではなく現場の担当者に意見を聞くべき」などという発想は微塵もありません。そんなことをしたら自分達の存在意義がなくなってしまうからです。
 また,政治家や官僚も有識者会議に意見を仰いでいるわけではなく,自分にとって都合の良い意見を出させるために有識者会議を開いているに過ぎません。こんなことは,わが国における有識者会議の実態を観察していれば容易に分かることです。
 今の日本国民にとって必要なことは,有識者会議にあてのない期待をすることではなく,有識者の怪しげな「権威」に惑わされないようにすることです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ただ、行政の末端では学者の屁理屈にうんざりです。NO4の方のお礼に書いたのが、多くの現場の本音で、御用学者なんて尖閣列島で自給自足の生活をさせて、中国軍に対する生きる人間の盾にしたほうがいいと思います。存在意義がないなら、存在しないようにして、人柱にしたほうがいいように思えます。

お礼日時:2012/05/15 00:23

マスコミにより発言の言葉尻を取上げられたり、"放射能つけたぞ"の捏造発言等によるネガディブキャンペーン等で辞任させられた大臣が多いですね。



それらの裏を探っていくと官僚や何々村(原子力村)等がマスコミの支援の元、任意に有識者会議の委員を選んだりして、政治家に国民の為の活動をさせないように既得権益層と一体化して日本の政治を牛耳っている事が分るのではないでしょうか。

有識者自身は各出身階層等の利益を図る行動を取っているだけで、どのような人達をどのような割合で選ぶかを決める官僚や政治家等の責任が大きいと思われます。

また大学教授等も研究費や助成金の獲得等を考えると、政府や電力会社、経済界の意向に従った方が得策だと計算して行動される人々も多いのではないでしょうか。

マスコミが政治家や大臣等の日頃の活動は報道せず、官僚や特捜部あるいは経済界等の既得権益層の特権を問題として国民の為の政治を目指そうとすると辞任にまで追い込んだりして国民を騙している事が分るのではないでしょうか。

その他には佐藤栄佐久前福島県知事や田中角栄首相や鈴木宗男議員、小沢一郎議員等を捏造事件でその政治活動を妨害しようとするマスコミや特捜部、最高裁判所事務総局やヒラメ裁判官等も非常に問題ですね。

何時まで単なる記載期日ずれの茶番劇裁判を続けるのでしょうか。

民主党の中にも官僚や原子力村、経済界と一体化したような行動を取り、「国民の生活が第一」のマニフェストは無視した行動を進める勢力が大手を振って活動しているので困ってしまいますね。

2022年迄の原発廃止を決定したドイツではいわゆる御用学者は無く、マスコミも言葉尻を捉えての報道ではなく色々な関連情報を広く報道するなど、日本のマスコミとはかなり異なっているようです。


以下の回答等も参照下さい。

http://rww.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-0 …
鉢呂経産大臣は原発村を揺るがす 「原発エネルギー政策見直し人事」 の発表寸前だった!
「放射能」“発言”第一報を報じたフジテレビ記者はその場にいなかった!
言いだしっぺが誰かも分からない伝言ゲーム!


http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6335860.html #2, #3
最近問題の法相発言 政治危機!!

>更迭された柳田稔前法相は、就任1カ月弱の10月上旬、法相の私的諮問機関として「検察の在り方検討会議」の設置を決めたばかりだった。


http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6855741.html #6,#7
松本元大臣の本当の意味は?

>松本元大臣の発言は宮城県民や漁民側に立って、村井知事の一部の仕事の進め方に注意された当然の発言だと思われます。
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 守秘義務の範囲を想起して回答したい


上記の文章の意味は十分勘案してもらいたい

>政府は、税制や原発問題や福祉や安全保障の問題で有識者会議というのをよく作っていますが、どういう基準でえらんでいるのでしょう?

まず、明確な基準はない

傾向としては以下のとおり(小生の主観もあるが、そういう機関との関係がある知己も同じような見解である)

(1)管轄省庁事務局から推薦された学者・評論家
(2)内閣もしくは、そのブレーン紹介される学者・評論家

一般的に(1)、(2)が御用学者と呼ばれる人々である
なお、概して知見が偏重している、とも言えるのが多く、
学会などの地位は業績ではなく政治力で高い人間も多い。つまり、学者・評論家としての実力は・・・である

(3)御用学者たちの説得力の弱さを補う傀儡の知名度・評価の高い有識者達
(4)管轄事象に関して若干横道だが世論の受けがいい識者(似非識者も含む)
(5)国際機関、NPO団体などのオブザーバー的ポジションの人

 (3)(4)(5)はお飾り程度に参加している人々。有識者会議の権威付けで参加している・・という批判もあるがw
もっとも議事録が開示されるような有識者会議では、この部類の人はほとんど参加できない
もしくは、議長・座長という名誉職にして『議事進行に専念させて発言させない』(嘲笑)


>実際の有識者会議のメンバーは評論家や大学教授の方ばかりです。

指摘は理解するが、政治的には仕方ない部分が多い

例えば、宇宙開発に関する識者懇談会があると想定してみよう
そこで、現場エンジニア、サイエンティストのどちらを一般人は信用するだろうか?
 小生は論理的にサイエンティストよりもエンジニアを大前提にするが、政治では、エンジニアはブルーカラーであって、現場であっても土俵に上げられない存在なのである
もっとも、エンジニアの人々も好んで政治舞台に出ようとはしないだろうがw
政治というのは、権威性との紐帯関係があり、その権威というのは超然としたものであることを要請する傾向がある。

>大学教授の方は政府からたとえ審議会や有識者会議のメンバーに依頼されても、「自分たちは学生の指導と研究が仕事である。現場の担当者に意見を聞くべきであって、自分たちにはその資格はない。」と返答する良識と勇気をもってもらいたいと思うのですが、皆さんはどうおもわれますか。

そういう大学教授がむしろ多い。
というか、有識者会議などの招聘される学者・大学教授というのも名誉職であって、現場と無縁なのが多い。
すでに大学教授として枯れてしまった、もしくは、既にフェールドを日本ではなく海外に持っている、大学ではなく出版会に依存している・・・というのが数多有識者会議では見られるw

>現在の政冶の混迷の原因の一つに、政治家の方が意見を仰ぐ人を間違っている(現場の人ではなく評論家や大学教授の意見ばかり聞いている。)結果、現実感をなくしているのが大きいと思いますが、有識者と呼ばれる方はどのように考えているのでしょうか。

有識者といっても色々である。
例えば、国会の参考人として政治参加する有識者も多い。
現場だけではなく、超然とした学者が望ましいこともあろうし、ケースバイケースであろう。
だからこそ、様々な視座・角度から鳥瞰できるような多様な人材から意見聴取できる状態であるべきだろうが・・・

というか、本質的な問題を示唆しよう

政治家が御用学者に任せるのは、自分たちに都合がいいこともあるが、
彼らは、より世俗受けのいい詐欺的な表現が可能なのである。
可能というのは、そういう詐欺的な表現は健全な学者ならプライドが赦さないわけだが、有識者会議レベルの人になれば、純粋に学者としてのプライドではなく、学者としての地位のプライドが問題になるので、詐欺的な表現でもなんとも思わないのである。
悪く言えば、表現力を悪用できるセンスがある人達が、有識者会議には多い。
そして、彼らの凄いことは、会議が出した意見への反論を何事もないようにスルー出来ることである。
これは一般の学者では相当な大物でもない限りはありえない。
同時に凄みと言えるのが、抽象論と抽象論として自己批判しないところw
仮に市井の人が、会議の内容に対して、『具体的説明を!』と要請しても議事内容が抽象的なので、具体的説明が出来ないのであるw
ちなみに、質問者が指摘する傾向は、むしろマスコミの方が顕著だろうw

まだ行政レベルでは、(3)(4)(5)などの人々が介在するケースが多い。
ちなみに、国会の参考人は御用学者というよりも、その筋のプロの私見表明なので面白い

ちなみに、複数の有識者会議の参加していた小生の恩師が指摘していたが
「いつも同じ銘柄のペットボトルのお茶なのが気に食わん!」との話だが、一番当人が気にしていることは、担ぎ出されて断れなくなった我が身の寂しさだったらしい

ちなみに、海外(小生が知るOECD諸国に限る)での議会の参考人・行政の識者会議では、上記した傾向では(6)の人がかなり多い
同時に質問者が指摘するように”現場”もそれなりに参加する傾向が強い。もっとも有識者会議は公開するものだし、議事に対しては極めて強く責任を負う傾向がある。
北欧諸国では、オンブズマンや一般市民との討論会までやらされる彼らの苦痛は・・・
もっとも海外の有識者といっても、タウンミーティングなどの政治会議などでの経験を踏んでいるケースが多いようだが・・・

以上
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この回答へのお礼

有識者会議の実態を知っている方の回答で大変参考になりました。ただ、それなら選挙で選ばれた以上、「自分の見識で決断した。自分は専門家なみに勉強した。」といって欲しいですね。ちなみに行政の現場では、上層部のトンチンカンな意見に爆発寸前です。(どの分野の行政かはご想像にお任せします。)
そして、決定の経過の資料が時々回ってきますが、「・・・委員」の発言等を見て「こんなバカに意見いわせていいのかな。」とか「一回現場に出てボコボコにされてみるといい。」というのが本音で「なぜ、こんな連中の意見が通って、現場の意見が無視されるのだろう。」と悲しくなってきます。

お礼日時:2012/05/15 00:16

現場の人間だけに意見を聞くというのも


どうかと思いますが、学者に混じって
何人か居てもよいでしょう。

その意味で、質問者さんの意見に同意
するものですが、現実の識者会議、と
いうのは、単なる手続きに堕しているのが
現状です。

政府がある政策を実施したいとき、こういう
手続きを踏んだよ、という言い訳のために
存在しているだけのように思えます。

だから、政策を実施したいときには、その政策
に賛同している識者ばかりを集めて
議論させる訳です。

こういうものですから、何を言うか予想も
できない現場の人では困るのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/05/15 00:24

有識者委員会とかは政府のご都合のいい主張をしてる人をピックアップして集めてばかりです。


これはダム推進派の学者先生が堤防の方が効果的だと主張を変えたとたん次からの委員課から追い出されたという実例もあります。
公共事業の利権上ダムの方が都合がよかったからだと思われます。
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