アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

私が推薦するのは東宝の『妖星ゴラス』 なにしろ、ゴラスに月は吸収されるは、ゴラスが衝突する前に極地に造った大量のロケットを噴射させて、地球の方が移動すると言う、口あんぐりの設定です。そして、ゴラスをやり過ごして地球は助かったというストーリーです。 (どっちみち、月が無くなったら地球は終わりだと思いますがね・・・) この映画に比べたら『アルマゲドン』の設定がまともに思えてきます。みなさんはどう思われますか?

A 回答 (4件)

東宝が輸出した特撮映画で一番かせいだのがゴラスです。


脚本の初期タイトルは「地球大改造」というもので、まず地球を人間の力で動かすことが前提でつくられていました。南極にロケット、というのも初期の絵コンテで描かれています。
また作中でも「いま人類は自らの意志と力で地球をうごかしているのです」というセリフがあります。

高度成長期らしい映画だと思いますが、ダメでしょうか? 
まあウィキペディアにも書いてありますが、池部良博士が計算式を書いて地球をうごかす解説シーンの板書は、東大畑中研究室の教授が書いたものです。これはデタラメではなく、実際に地球を動かせる内容の計算式です。いまから50年前のSF映画としては、例外に近い緻密な設定をしていました。
もっとも、月がああなったらもうだめ、ということは当時からわかっていたので、ある意味では確信犯です。
ただ、つくられた当時は邦画が基本的に2本立て公開で、ハイピッチ量産していた時代です。大風呂敷でも90分以内に話がまとまっているのは、2本上映して3時間、という約束があったからです。150分であのオチであるアルマゲドンよりよほど巧く構成されていると思います。
それに当時、ホンダとツブラヤのつくる東宝映画は、それだけでバイヤーがついた時代でした。映画の世界での重み、というか、信頼度は段違いです。

アルマゲドンはアメリカ映画ですから、50年後でもソフトになっていることでしょう。しかし、ゴラスのように作られて50年後でも好意的にとられる映画だとは、とても思えません。
要するに、アルマゲドンはウソのつきかたがヘタな映画なんです。
    • good
    • 0

前の皆さんが、興行的に成功の事を書いてらっしゃるので,違う視点から擁護すると,


SF映画で一番肝心なのは,常識にとらわれない発想の転換! だと思っています。
アメリカ版ゴラスだと思う「地球の破滅する日」最近の「2012」は、ノアの箱船から全く進んでいません。
それに比べたら,地球上の核兵器全てでも進路を毛ほどもずらせない。なら、地球ごと逃げよう。という発想には拍手喝采でしょう。

荒唐無稽といえば「ザ・コア」ですかね。
地球のコアが止まる!! 地上に及ぼす影響が、電磁波だけ?!  自転は止まらないのか? が最大の疑問てものでしょう。
その原因が,衛星からの調査と称しての電波攻撃のみ。
再回転させるために核兵器10個程度。
もう,科学的な設定は無い。単に,地底探検をリメイクしたいだけの作品としか思えない。
だって、マントル境界線に昆虫だぜ?!
    • good
    • 0

正直、SFものは、荒唐無稽が原則だと思います。


私は、「有り得ない世界を映像化する」のが映画の役目だと思っているのですが。

>月が無くなったら地球は終わりだと思います

その通りかも知れません。
でも、
「だから、月が消滅する映画を製作してはダメ」
って理屈は起こりませんよね?。

『アルマゲドン』
「妖星ゴラス」の時代より、特撮技術が幾分進歩してるから映像的に、少し「まとも」に見えてるダケだと思いました。
ストーリーなどは、荒唐無稽というよりも「ハチャメチャ」な印象を受けました。
『ゴールデンラズベリー賞』に相応しい、素晴らしい映画です。
    • good
    • 0

広い意味でSFのジャンルに分類されるものは、多かれ少なかれ荒唐無稽です。



あたかも科学的裏付けが有るかのように見せてみたり、将来的に実現または発生する可能性があるように語ったり。

こういった荒唐無稽なものを、大の大人が大真面目で作っているところが、面白いのかもしれませんよ。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!