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現文京区役所である文京シビックセンターが建設される前は、文京公会堂というものが建っていたのだと聞きました。
1959年に建てられたものだそうですが、こちらのホールは区営ですよね?
どのような理由で建てられたのでしょうか?
わたしが考えられるのは、区のランドスポット・区が儲かり財源の確保・区民への福祉といった理由です。当時の背景をかいつまみながら教えていただけるとありがたいです。

A 回答 (1件)

ぶっちゃけて言えば、各区が競って公会堂を建てていた時期があったんです。



豊島公会堂(1950)、杉並公会堂初代(1957)、渋谷公会堂(1964)などの流れの一環としてとして作られました。この中では渋谷と文京は突出した規模(2000人超)でしたから、テレビの公開録画などにもよく使われて知られる存在になっています。

文京区の場合、当時は印刷業が基幹産業としてあり、都内でも有数の文教地帯であるというプライドから立派なホールを造っちゃったという面があると思います。

>区のランドスポット・区が儲かり財源の確保・区民への福祉
極端に言えば全部外れです。この頃は、明日は今日よりも良くなるという事を本気で信じることができた時代ですから、一丁、他の区に負けない立派な建造物をを作ろうかい、といった意気込みでしょう。これが高度成長期に至る建造物を牽引していたのです。このあたりの高度成長期のメンタリティを理解できないと、先の質問のベストアンサーももそうですが、的外れな考え方になると思います、

似たような発想の建造物として、丹下健三の香川県庁舎がありますね。
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この回答へのお礼

前回も含めて、本当にご回答ありがとうございました。とても参考になります。

お礼日時:2012/06/05 03:11

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