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古文の行成と実方についての質問です。
敬語になっている部分がいくつかあるのですが、よくわからなかったので教えてほしいです。
・敬語の種類
・補助動詞か本動詞か、本動詞ならどういう意味か
・誰から誰への敬意か
よろしくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (2件)

補足の文章が全部分からないのですか?


もし、そうなら、ここで質問して解決するレベルではありませんね。
学校なのか塾なのか分かりませんが、そちらで質問をする方がいいですよ。

私は古文の教師でも、研究家でもなく、趣味で読むだけですので、文法の詳細については、止めておきます。20年も前に習ったものでは、嘘を教えてはいけませんので。

分かる範囲でご説明すると、
たとえば1行目の「おはしけるとき」であれば、「御座しける時」ですね。「おはしましけるとき」に比べると、敬意が低くなります。
「御座し」が、自動詞「御座す」で「あり」の尊敬語になり、「いらっしゃる」
「けり」が助動詞で過去のことを人づてに聞いて述べている表現です。
つまり、「大納言の行成様が、まだ殿上人(つまり4位から6位ていど)で、いらっしゃった時」となります。
敬意の対象は、書き手から行成に対してのものです。
この文章では、地の文では、行成と主上(帝、つまり天皇のことです)に対して敬語を使っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2012/06/09 18:08

分からない文章を、載せましょう。


でないと、どこが分からないのか、誰にも理解できません。

この回答への補足

本文です。

大納言行成卿、いまだ殿上人にておはしけるとき、実方の中将、
いかなる憤りかありけん、殿上に参り合ひて、言うこともなく、
行成の冠を打ち落として、小庭に投げ捨ててけり。
行成少しも騒がずして、主殿司を召して、
「冠取りて参れ。」とて、冠して、
守刀より笄抜き出だして、鬢かいつくろひて、居直りて、
「いかなることにて候ふやらん。
たちまちにかうほどの乱罰にあづかるべきことこそ、おぼえ侍らね。
そのゆゑを承りて、のちのことにや侍るべからん。」と、
ことうるはしく言はれけり。
実方はしらけて、逃げにけり。
折しも、子蔀より主上御覧じて、
「行成はいみじき者なり。
かくおとなしき心あらんとこそ思はざりしか。」とて、
そのたび蔵人頭空きけるに、多くの人を越えて、なされにけり。
実方をば、中将を召して、「歌枕見て参れ。」とて、
陸奥守になしてぞつかはされける。やがてかしこにて失せにけり。
実方、蔵人頭にならでやみにけるを恨みて、執とまりて、雀になりて、
殿上の小台盤にゐて、台盤を食ひけるよし、人言ひけり。
一人は忍に耐へざるによりて前途を失ひ、
一人は忍を信ずるによりて褒美にあへるたとへなり。

補足日時:2012/06/08 22:17
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