体験ダイビングを2本体験しただけの超ド初心者です。
まだ海底の景色を楽しむ余裕はまったくありません。呼吸がとにかく苦しいです。
まったく潜れないわけではないのですが、リズムに乗るまで時間がかかりすぎて…。
例の呼吸法「大きく吸って、大きく吐く」を実践すると、肺がパンパンに張っているのが分かります。
これが吸いすぎなのか、吐きすぎなのか、吐き足らずなのか全然わかりません???
インストラクターさんに聞ければいいのですが、初心者向けのコースでは色々忙しそうで、
話しかける暇がありません…。
そこでダイビング経験者の方にお聞きしたいのですが、
初心者の頃はどのような呼吸法を意識されていたのでしょうか?
また、経験を積んでいく上で分かったコツなどありましたらご享受願います。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
当方、80本越えのダイバーです。
>肺がパンパンに張っているのが分かります。
というような呼吸状況に陥った事はありません。それは「吐けていない」ということの裏返しでもあります。
ちなみに当方は、プールでの水泳の際には、息継ぎができない(水面から顔を上げられない)という致命的な欠点を持っているため、ダイビングを始めるときにはいろいろ不安でしたが、「なあんだ、普通に呼吸しているだけでいいんだ」とすぐに気付きました。
それと、呼吸のサイクルには注意をしておくといいかもしれません。大きく、というよりは、「ゆっくり吸って、ゆっくり吐く」という方が正しいと思います。おそらくですが、大きく~~を実践するととんでもなくエアの消費量が上がってしまうと考えます。
所詮は体験であり、しっかりとしたレクチャーを受けて行ったわけではないので、今の自分を責めたりする必要はありません。ただ、文面から察するに、「ダイビングを趣味として取り組んでみたい」ということが伺えます。体験そのものをどこで行ったのかは知りませんが、しっかりとした講習を経て、ダイバーとしてデビューし、経験をつんでいけば、いいだけの話です。
一桁時代はさすがに忘れましたが、なんとなく「潜れてるな」を実感できたのは20本を過ぎたあたりです。個人差はあるにせよ、今の段階で何のトラブルもない、順風満帆な人など、ほとんどいないと思います。
そういう意味では「克服すべき課題がある」質問者様は、今後もしこの道を行こうとするならば、いいテーマがあるという風にも解釈できます。臆せず、トライしてみてください。
ご回答ありがとうございます!
やはり重要なポイントは「ゆっくり」なのですね。
そしておそらく私は、吸いすぎな上吐けてないという最悪の状態であったのでしょう…。そりゃー苦しいわけです!
思えば、多少慣れた頃は特に意識することなく「普通に」呼吸していた気がします。
少なくとも深呼吸のようなことはしていなかったはず。…というか、常に深呼吸してたら地上でも苦しいぞっ!?
呼吸することにがんじがらめにならず、リズムを崩さないよう、まずは普通に呼吸することに集中してみます。
そして初心者であるからこそ、ぜひ本格的な講習も受けようと心に決めました!
大変親身なご指導、ありがとうございました!
No.7
- 回答日時:
#6さんの繰り返しになるかもしれませんが、多分「息を
吐いてない」のが原因だと思います。
初心者は「息が出来ないと言う無意識の恐怖」があって
よくそういうことがあります(同じ理由で、ウエイトを多く
付けないと沈まないってこともあったりします)。
最近のレギュレーターは呼吸抵抗が少なく、意識して息を
吸わないと呼吸できないなんてことはありません。むしろ
意識すると「勝手に大量の空気が流れ込んでしなう」ことが
少なくないんです。
ですので、これからは「息を吐く」ことを意識して下さい。
完全に吐き切っちゃっても大丈夫、レギュレーターは
「空気が出ない」故障より、「空気が出過ぎる」故障の方が
ずっと多いんです。
息を吐き切れば、勝手に人間、息を吸います。その場合は
特に意識しなくても「普通の量」を吸いますから、その後は
普通に暫く息を止めても大丈夫。そろそろかな・・・と思ったら
意識して息を吐けば、結果として「ゆっくり大きく呼吸する」
ことになります。
それでも抵抗感があるなら、普段の生活で「息を吐き切って
暫く止める」練習をしてみてください。「吐き切っても暫くは
大丈夫」だって事が判りますよね。実際の場面では、それ
だけの時間があればバディのオクトパスを持ってくることが
悠々可能ですから・・・。
本当は陸上とかプールなどの背が立つ浅い所で、どの程度
で苦しくなるかとかの呼吸法の練習をした方が良いんです
けどね。そういうのを1~2時間すると、以前の倍くらい空気が
持つようになりますよ。
ご回答ありがとうございます!
具体的なご指導、ありがたすぎて頭が上がりません。ものすごく分かりやすいです!
確かに一番苦手なのは「吐く」ことのくせに、吸うことばっかり意識していました。根本的に間違っていたようです。
普段の生活の中でも、吐ききって止める練習をしようと思います。確かに、リズムさえつかめば存外苦しくなくてびっくりです。
まめにプールにも通って練習するようにします。
ちなみに同じく呼吸が苦手な友人も、この話を教えてあげたら関心のあまり膝打ちまくりでした。笑。
No.5
- 回答日時:
ANo.2 です。
スキューバを念頭に書きましたが、身軽なシュノーケルも併せて工夫されて
はいかがでしょうか。
水中のカラーが最高です。
スキューバをヘルメットを被った大型バイクに例えれば、
シュノーケリングは軽快な自転車でしょうか?
シュノーケルは、かなり波が荒れていても、意外に楽に呼吸ができます。
少し、慣れると、シュノーケルの先端が水面に出たのが直感で分かります。
その瞬間に、息で水を吹き飛ばして空気を吸い込みます。
失敗に備えて、再度の吹き出しができる程度に肺を空気を残します。
波が荒い場合は、3度目も念頭に置きます。
シュノーケルを高く伸ばす人もいますが、頭のてっぺんより1センチ低い位の方が
水の抵抗が少なくて、シュノーケリングだけの場合は、水中を上下するにも
波に揺らされることも少なくて都合良いです。
さらに、舌をマウスピースに軽く押しこんで弁にすると、水の浸入も無意識に感じ、
口中の唾液も、少し海水を吸いこんで、一緒に吹き飛ばせます。
イルカなどが、水面に浮かんで「プシュー」と息を吐いているあの感じです。
水面直下で吐きながら浮上して、水面に上端が出たあたりで一気に管内の海水と
不要物を吹き飛ばします。
頭が潜る直前に軽く、空気を吸い込んで、再度の吹き出しに備えて、浮遊します。
自然でも、水面で体が上下しますので、波の動きに合わせて体を上下させると
体力の消耗を防げます。
再度の潜水の前に、大きく息を吸い込んで、少し吐きだしながら潜水し、
適量を肺に残します。『吐きすぎると水圧で胸が痛くなります。=初心者に多い!』
慣れれば、沢山吸って潜れば、水圧で痛くならないことに気がつきます。
浮上中に、少し排気して、吹き飛ばすのに一番力の入る肺の空気の残量をつかみます。
シュノーケリングでは、結構肺活(力?)が強くなり、1分弱位は無理なく連続で潜れるように
なります。
ヒレをつけて垂直に潜り、2度位耳抜きをすると、結構深く潜れました。
シュノーケリングは、移動や潜水が簡単にできるので、旅行時や自家用車内に
つねに『マスクとシュノーケルとひれ』を持参していました。(還暦まで)
あらためてスキューバをしませんでしたが、シュノーケリングは、波の砕ける
岩礁の周辺でも、岩礁を蹴りながら泳げたりするので、また、ロープで降りられるので
それなりの楽しみ方ができました。
出張やリタイア後の旅行にも携行して、時差ボケの解消の一助にもしました。
呼吸法に限って言えば、身軽に動けるシュノーケリングのマスターを
お勧めします。
追:波の砕ける断崖の下の岩の間には、結構貝類や蛸・蟹類も多くいて
若い時は、バーベキューを楽しいものできました。
(日本では、最近禁漁区域が多いので、宿の人の注意に耳を傾けてください。
ヒレをつけていても、断崖の下は、打ち寄せた波や水流が下降している場合に
道具を持ちすぎていると浮上しにくいことがあるので、
勘が働くまでは無理をしないでください。
何度も潜ったリーフの切れ目に浮上した瞬間、濁流に近い『沖だし=みお』に
乗ってしまい、借りたスピアガンだけを胸に乗せて、歯を食いしばって数分間
ドルフィンキックをしたことがあります。
以後、海岸で腕時計を外したことがありません。)
海岸近くでは、入る前に波や海流の向きにも十分気をつけてください。
太陽の向きを見ると、岩の間に光がさして奥の方までよく見えることが
あります。
重ねてご丁寧なご回答、感謝いたします!
実はシュノーケルも挑戦してみようと思っていたところです。
たぶんこちらを先にやったほうが、気分的にもよかったのかも?
ものすごく参考になりました!
特にシュノーケルの高さなど、素人考えでは「とにかく長いほうがいいんじゃないか?」と思い込んでいましたので。
息の吐きすぎで肺が痛くなるのですね。なるほど…。
手加減ができないのが初心者の証拠、自分のリズムを掴めるよう落ち着いて潜るよう心がけます。
夢のように楽しい反面、海はとても危険なところ。
たとえ順調にできたとしても油断しないよう最新の注意を払います!
No.4
- 回答日時:
こんばんは。
自分も初心者なのでアドバイスなんておこがましいですが、私も最初は何だか息苦しい感じがしていました。
呼吸が浅いからそうなるとイントラさんに聞きました。
ゆったり深く大きく呼吸してみてとアドバイスされましたが、最初のうちは緊張してたせいか自分ではゆったりした呼吸をしているつもりでも出来てなかったみたいです。
なので、吸う事は意識しないで、まずしっかり息を吐く事に意識を集中するようにしました。
息をしっかり吐けば自然に吸えるので苦しさも感じなくなりました。
頭では分かっていてもコツを掴むには習うより慣れろという感じで何本も経験してみる事だなと思いました。
イントラさんには積極的に話しかけて、分からない事や不安な事はアドバイスをもらって解消した方が良いと思います。
私はリゾートダイバーなので万年体験ダイバーで良いと思っていましたが、やはり講習を受けた方が色々学べて練習できて良かったです。
なので講習を受けるのもお勧めします。
忙しそうで話しかけられないという雰囲気はちょっと問題な感じですね。
次回は体験ダイビングでも少人数制でゆっくり、じっくり対応してくれる所を探してみるのも良いかもしれません。
申し込み時に不安な点を伝えておくと、担当のイントラさんから色々アドバイスしてもらえると思います。
No.3
- 回答日時:
No1さんとぜんぜん違うことを書いてしまいますが、
タンクからは少しの圧力がかかっているので、「強く吸う」なんてことしたら、吸った以上に入ってきてしまいますよ。
強く吸うんじゃなくて、ゆっくり吸う。じゃないかなあ。
レギュレーターのシリコン膜が開閉スイッチとすると、スイッチを入れるまでの力は掛けるにしても、歯と舌で口をすぼめるような形でエアはゆっくり吸って、吐くのもゆっくり。
という気持ち、でどうでしょう。
とくにシュノーケルの場合は海水が入ってきますから、口をすぼめて、海水がはいっても直ぐに口の中でストップできるように、用心深くゆっくり、という感じ。大胆に吸っていたらもろに気管支に入って泣く思いをします。
ご回答ありがとうございます!
た、確かに…。タンクからの空気はものすごい勢い(自分感覚)で押し出されてきて、時々ウプッ!とえづきそうになるぐらいです。
強くとか大きくでなく、ゆっくり、ですか?
そしてすぼめるような形でと…。
唇でくわえて、歯と舌で圧力を調整しながら吸うような感じを想像しています。
あとはそのリズムを崩さないようにすること、かな?
イメージトレーニングで練習してみます!
No.2
- 回答日時:
40年前に職場で見つけた、エンジンコンプレッサーを修理して、我流で潜水を工夫しました。
エンジンを始動すると、圧搾空気が大量にマウスピースに送り込まれてきましたが、レギュレターの
仕組みがよく分からず、直接、口腔内で調圧しました。
吸いこむと、胸が割れそうね感じ、躊躇すると、全く呼吸にならず、苦しかったのです。
そこで、胸腔を9分目位に固定して、横隔膜を腹筋で上下させる腹式呼吸で
空気を肺内に取り組みました。
次第に慣れると、無意識に胸腔(肺)に呼吸できるようになりました。
つまり、胸と言うより、腹で呼吸したように思います。
間もなく、英国の海洋学者らとインスぺクションに参加するようになり、
古い圧搾器やエアボンベは、錆等が剥離して肺の奥へ吸い込まれると
大変危険と教わり、廃棄しました。
ジョンソンエビンルードの簡易潜水器は、浮き輪の中に小型2サイクルエンジンで
主に、小型艇の底を点検するときに使う器具であったようです。
その後はスキンダイビングだけに徹していますが、初心者は、潜水時に
息を力いっぱい吐いて潜ってしまうという、予想外の事実を知りました。
英国人のスキューバ機器を拝借して潜水した時は、既に我流で呼吸していたので
苦なく、潜れました。
しかし、我流の判断は大変危険だということを、その後何度か体験しました。
◇インストラクターがいるのであれば、たとえ実技の時間が少なくなろうとも
疑問点は、陸の上で質しておきましょう。
水中でパニックっては、大事故につながります。
不安を感じたら、潜水直後でも、浮上するようインストラクター言える度胸(決断)は
絶対必要です。
海は、危険です。
燃料切れ直前に魚群と遭遇しても、帰らねばなりません。
大量でも、途中で漂流というわけにはいかないのです。
上手く表現できませんが、危険や不安を隠してついてくるクルーはスキッパー(船長)として
連れていきたくありません。
インストラクターも同じと承知します。
不安は、インストラクターに申し出てその方法をよく呑み込んで解消しましょう。
不安を解消できなかったら、当日の潜水は辞退すべきです。
と思います。
ご回答ありがとうございます!
我流から始められたとは!すごいですね…。
なるほど、私も怖いですが、こんなへなちょこを連れて潜るインストラクターさんはもっと怖いんですよね。
ビクビク遠慮するなんて、気遣いどころか大変な迷惑。
今度から、困ったことや分からないことはガンガン質問していきます!
というか今考えたら、可能な限りメールで事前に質問して、予習しておけばいいんですよね…。
現地ですることは実施のみ!という状態に準備しておけばいいだけでした。
結局、自分自身の恐怖心が一番の枷になっているようです。
ぜひ克服して、海の景色を楽しめるようがんばります。
No.1
- 回答日時:
シュノーケリングは経験ありますか?
「少し強めに息を吸い込んでゆっくり大きく吐く」これが基本。
映像で見れば解ることですが、「シュー」っと吸って「ゴボゴボゴボ~」ってはきますよね?
エアーを吸って吐く練習は地上で練習させるはずですが???
これが出来ないと「窒素」が出せないので潜水病のもとなんですよ。そのためにプールで呼吸法を学ぶのですが、それもなかったのでしょうか?
体験とはいえダイビングスクールの程度を疑う内容です。基礎を教えずにいきなり外洋に出ることは危険なんですよ。過去には遭難事故になったケースもあるくらいですから。
少なくとも地上でレギュレターを咥えて圧縮空気を吸う練習を5本は必要です。それをクリアして初めてプールで「体に水圧をかけて」呼吸することを10本繰り返さないと一酸化中毒の症状(顔が火照る、ゲップが出る)がでてしまいます。この一酸化中毒も潜水病の一種です。これが出ないようになるまでプールで練習して初めて海洋デビューできるのですよ。カリキュラムを確認してください。基礎なしでは命にかかわる重要なことです。そこが浅い海でも深い海でも同じです。人間は水中では呼吸できませんからね。
興味があるならちゃんと訓練できる設備の整ったスクールに通いましょう。
ちなみに私は元潜水士です。
ご回答ありがとうございます!
ゲップ、確かにありました!なぜか潜ると頻繁に出るなぁ…と思っていましたが、そういうことだったんですね。
地上での練習は口頭説明と、1~2回吸ってみただけです。これはおかしいことだったのですね。勉強不足でした。
元潜水士さんとは。
プロならではの意見、参考になりました。ありがとうございました。
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