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大学に入って、レポートや発表のために資料を読む機会が増え、また図書館に行くと、課題以外でも読んでみたいと知的好奇心を刺激するような本がたくさんあります。
しかし、どうも集中力が続かず、1冊を読みきる事が出来ません。
最初は理解しようと読んでいるのですが、気づけば文字の羅列を目でなぞっているだけに…。
小説などの娯楽本は大好きで、常に手元にあって気付けば読んでいます。本自体は大好きなんです。
小説は頭を使わない、という訳ではないのでしょうが、寝そべって小説を読んでいる様に新書や論文を読む事は出来ないし、小説のように時間を忘れて夢中になることもないです。
読む方法も思索中で、メモをとりながら読めば内容の理解は出来るのですが、いつまでたっても読み終わらず、結局最初のあたりを読んだだけで積読状態に。
とはいえそのまま読めば、たとえ読み終わっても内容を全然覚えていない、ということになりかねません。
新書や論文ばかり読んでいる大学の先生なんて正に別世界の人。
だったら読むなといわれそうですが、やはり興味はあるし、背表紙を見ている時は本当に読みたくてたまらないんです。
やはり何冊も読んで、「慣れる」しかないんでしょうか。
自分にとって敷居の高い文章を読むとき、こうしているという方法があったら教えてください。

A 回答 (7件)

同じ本といっても小説系と論文系では読み方はまったく異なります。

この二つを分けることから始めてください。

小説はお好きだということですから話がしやすいですが、あれはまず頭から順番に読まなければ意味がない。最後の一行まで読まなければ読んだことになりません。
作者のほうも読ませるためのあらゆる工夫を凝らしており、興が乗れば分厚い本がまたたくまに読めてしまうしかけになっています。また本筋とはかかわりのない細部にすばらしい魅力を秘めた作品もしばしばです。

論文系はこれとはまったく違います。
#1のかたがお書きのように、その本の内容や趣旨を知ることが第一です。何が書いてあるのか、全体を知ること、その流れをつかむこと。
そのためにはまず目次から目を通すこと。
そして順番にとらわれず、興味のあるところから読みましょう。そこでわからないところがあれば、しかるべきところへ跳べばよい。行ったり来たり、時間が許せば二度でも三度でも読みましょう。だんだん細部が理解できてきます。
そして一箇所理解できれば、一冊丸々未曾有のことが書いてあるわけではないですから、一挙に全体が理解できるときがあります。

前書きにはしばしばその本の趣旨や目的が書いてあります。
後書きにはしばしば、新たな課題やじゅうぶんに書ききれなかったことが触れられています。
巻末に索引があれば、それを見て関連事項が確認でき、参考文献によって別の書籍にあたることができます。
(ちゃんとした本なら、これらの項目は一通りあるのが普通です)

本の選択にはそれなりに時間を使ってください。そして自分の背丈にあったものを選ぶこと。
(本は中身を調べて買える商品です)
それでも不幸にして、時期尚早であったり予期に反してつまらないと判断したら、未練なくいったん本を閉じ、別の本をあたってください。

以上、まったく自分の経験から。
なるほどと思われるところがあったら参考にしてください。
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この回答へのお礼

う~ん。非常に参考になります。
今まで私が小説と論文で違うなぁと思っていたところを的確にまとめて下さり、さらに読み方もレクチャーして下さってる。
頭から全部理解しよう、という考え方が論文を読むにあたって適してなかったんですね。
暇な時間に図書館で本を読んでいる時、自分の好きなテーマの本の一部だけをパラパラ読みをしていましたが、それもあながち悪い方法じゃなかったみたい。
そこから本全体に理解と興味を広げていけば良いんですね。
で、内容をよく忘れるのは一度しかいてないからで、何度も読めば自分の知識になるのかな。
本、つい背伸びした本を選んでしまいがちの様です。
他の方もアドバイスして下さっている様に、まずは基礎的なものを読み、理解を深めてから徐々にレベルアップさせていこうと思います。
回答、どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/01/20 14:07

 分かります、論文ってちょっとした言葉に大きな意味を暗示していたりして、内容の把握が難しいですよね。


 
 私のやり方は、「ここは!」と思うところにザッザッとラインを引きながら読むことです。余程の人でない限り、本を一回読むだけで年号や人物名まで丸々一冊暗記出来ないと思います。ご自分の本であれば、汚すのを厭わずにラインを引いておくことです。後で「あっ、あの事件で重要なのって、誰だっけ?」とか思い出さなければならないとき、自分で引いたラインを頼りに概要をもう一度見直すことが出来、すぐに目的まで辿り付く事が出来るからです。重要な箇所を読み返すのが容易になる分、理解が深まります。
 図書館で借りた本や論文集は、必要な部分をコピーしておけば、ラインや書き込みが出来ます。それらをファイルしておくのも整理しやすいです。
 
 次に有効なのは、そのラインを引いた部分、書き込み部分をワードでもエクセルでも何でも良いので、データとして残しておきましょう。その際には、その書籍名、論文名、著者名、出版社、出版年なども冒頭に控えておきます。後で卒論など、論文を書く時に非常に役立ちます。引用したいときはそのままコピペして使えますし、別の文献と併せて編集するのが簡単です。
 どうぞご参考までに。
 
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卒業研究&論文のためがんばって論文読みました。



やっぱり、はじめは簡単な入門書を読んで
基礎知識をつけることをお勧めします。
そしたら、その分野の雑誌とかの
記事を読むようにして
最後に論文…って感じですね!

私も1,2年のころはさっぱりでした。
3年になって専門科目が大学で主になった頃
大学生が書いた学会の論文(2~3ページ)が
読めるようになりましたよ。

いまは読もうと思えば読めますが
時間と体力が要りますね…

ご参考までに
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文学部大学2年生です。

私は2年の後期から病気中で集中力が続かなくなって本が読めなくなってしまったんです。現在レポート書いてる途中なんですが、

中国思想史の論文を書かないといけないのに、枕にできそうな800Pの難関な文献が読めず、今はとりあえず、漫画「孔子の教え」から入り、中学生向けの「中国思想とは」というようの本を読み、一般書、難関文献をつまみ読み。という感じです。

いきなり難しいのだと、まったく頭に入ってこないので、簡単なものから少しずつやるしかないんじゃないでしょうか。

もしくは、大学の読書会系サークルに参加してみるのも手ですね。大学になければ、大学以外でも読書・勉強会とかあるみたいです。人と一緒に本を読むと、そういった本の読み方がだんだん分ってくると思います。
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この回答へのお礼

あぁ、何だか出されている論文のテーマが似ていて親近感です。私も先日古代中国の王朝儀礼でレポート書いたんで。
その時、いくらその時代の事件と人物を知っていても、さらにその時代の風習を知って、現在議論されている問題や謎を知って、著者の考え方や論文の形式にも慣れなきゃいけないなぁ、と実感したんです。

簡単なもののつまみ読み、実施してみます。私の場合、歴史小説がベースになっていることが多いので考察的なものに弱いんですよね。
読書会系サークル、大学には無いんですが、地域にあるかも。読んだ本について語り合えるなんて素敵ですね。ちょっと調べてみます。

お礼日時:2004/01/20 14:16

皆さんも言っておられますが先ず慣れる事が重要です。

簡単な本から読み始めればいいと思います。

歴史なんかは時代設定が判っていないと読み辛いので余り推奨しません。因みに私は三国時代には詳しかったので三国志が最初に読んだ本だった様に記憶しておりますが。

後は人物、背景等の描写が多いもの。情景が想像し易く内容も記憶し易いと思います。
芥川先生なんかは描写が少な目ですね。
またイラストがある作品を読むのも手です。

もう一つ云うなら短めの物でいいと思います。内容が記憶できないのであれば100ページ前後位のもので構わないのです。慣れれば1000ページだろうが2000ページだろうが平気で読めるように成りますよ。私もそうですしね。

まあそんな事を基準に簡単なものから読めば良いと思います。
例として挙げるならば中学生の読書感想文用の本が毎年3冊ずつ出ているのですが(今年は水底の棺他)判り易くて良いと思います。
慣れてくれば太宰先生の人間失格や芥川先生の羅生門なども短編なので読みやすいと思います。

では参考になりましたら幸いです。
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この回答へのお礼

簡単な本から、確かにその通りですね。
実は私が読みたい専門書のほとんどが歴史・民俗学系だったりします。歴史は好きなので大まかな知識は持ってるのですが…時代背景や登場人物が分かっていても、それに関わる考察が難しかしくて・・・。語彙が少ないのかもしれません。
芥川先生、太宰先生の本は私も好きです。戦前の文学はどちらかと言えば苦手なのですが、このお二方は読みやすいので(笑)。
色々と参考になりました。どうもありがとうございます。
…お名前から見るに周瑜お好きですか(笑)?

お礼日時:2004/01/20 14:00

まあ、そんなものでしょう。

慣れるしかありません(^^;)。といってもたいへんなので、多少の対策を。

まず、専門書を読む前に、一般人向けの簡単な本を読んでみること。また、目次をよく読んで、全体の流れをつかむこと。概要を把握していると、かなりわかりやすくなります。

それから、読み慣れるためには、最初は新書をたくさん読むと、とっつきやすいです。新書は小説に比べて読みにくいといっても一般人向けですから、専門書よりは読みやすくなっています。

また、どうしても理解しないといけない教科書のようなものは、章や節、ページなどの小さい単位ごとにポイントと思われるところを抜き出して、その部分のあらすじをノートに書いてみるのはどうでしょう。まとめようとすると、中味を理解しなければなりません。1冊まるごとはたいへんでも、一部だけでもやっていると、だんだん慣れてきます。
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この回答へのお礼

一般人向けの本…実はこれにすら飽きてしまったりします。難しいから読めない訳じゃないんですが。でも確かに概要把握は大切ですよね。
いきなり高い所に挑戦する前に、段階を踏んでひとつのテーマにゆっくりと挑戦したいと思います。
内容をまとめるのは好きです。ただ1冊全部やろうとして挫折してました。分からない所だけで良いですもんね^^;
参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2004/01/20 13:49

こんにちは、卒業論文を書くために新書や論文を読まざるを得なかった大学4年生です。



おっしゃるとおり、新書や論文をじ~っと読んでいると辛いですよね、私なんて寝てしまいます。
どんなに興味のある事柄でも、字を追っているだけになってしまいがちです。

そこで、前書きや、新書のカバーのところに書いてある趣旨、あとがきをきっちり読むようにしました。
この3つの文章は、論文の内容を的確にまとめてくれていますから。

あとは、目次を追えばどんな内容が展開されているか、予想がつきますよね。
自分のレポートや論文に使えそうな章だけを覗いてみても良いと思います。

もし時間がおありなら、深く考えずにパラパラと最初から読みとばし、実例などが載っている理解しやすい箇所だけ熟読するとか…。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

趣旨、あとがきなど今まで読み飛ばしがちでした。
最初からしっかり目を通すことが大事なのですね。
そして、理解しやすい所から熟読。やっぱりちょっとした工夫が必要なんですね。
どうもありがとうございました。
卒論、私も数年後は書かなければならないので参考になります。

お礼日時:2004/01/20 13:44

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