プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。
私は20代のアスペルガー障害で2次障害を抱えているぽっぽです。
私には自分の得意なことや不得意なことが分りません・・・
なので、検査結果を基に自己分析をし、さまざまな工夫を生活の中に取り入れたいと思い今回投稿させていただきました。
解読、助言、アドバイス等いただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。


2007年 WAIS-R

言語性
・知識 11 7
・数唱 16 9
・単語 26 8
・算数 16 11
・理解 19 11
・類似 19 11

動作性
・絵画完成 11 5
・絵画配列 15 8
・積木模様 44 9
・組み合わせ 16 3
・符号 66 9

VIQ 97  PIQ 74


2012 WAIS-III

言語性
・単語 11
・類似 7
・知識 8
・理解 11
・算数 11
・数唱 9
・語音 9

動作性
・配列 11
・完成 6
・積木 7
・行列 10
・符号 5
・記号 8
・組合 7

言語理解 93
知覚統合 85
作動記憶 98
処理速度 81


私は本当に感も要領も何もかもよくありません・・・
得意なこともなく劣等感ばかりです。

私にはどのようなことが向いているのでしょうか・・・?  

A 回答 (3件)

身長・体重・胸囲・胴囲・肩幅・首回り・袖丈などがわかり、寸法に合う洋服を仕立てることが可能でも、その服が「似合う」かどうかは別の問題ですよね?



同様に、WAISのデータでわかる情報もあるとしても、それのみで、「どのようなことが向いている」のかは、誰にもわかりません。
WAISは性格検査ではないですし・・・・・・。
その人の、好き・嫌いや、性格、体力、体調も大きく関係しますから。
多少苦手なことだって、好きなら、職業にして何とかなることだってあります。
得意なはずの能力を持っていても、大嫌いなことでは成功しません。

>得意なこともなく劣等感ばかりです
と、感じてしまう現状が問題だと思います。

だって、WAISの結果は多少の得意・不得意があるとしても、総合してみればそこそこ「平均的な能力を持っている」と出ているわけですから。

自分で楽しいと感じることは何でしょう? そういう気づきを大切にしてみてはいかがでしょうか?

心理検査の結果説明については、実施した機関で受けると良いと思います。
お願いすれば検査を実施した心理士さんから説明を受けることが可能な場合が多いでしょう。
検査の数値としては現わしきれない部分からも情報があるはずです。

実際のあたたを知っている専門家から、向き、不向き、どう受け止めるか?というアドバイスを受けると意味があります。
また、継続的に相談することで、はじめて受け入れることができる内容もあります。

焦らず、少しずつ自己理解を深めてみて下さい。
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この回答へのお礼

温かいお言葉とご助言ありがとうございます。

楽しいと感じること…
本を読んだり、写真を見たり、そういったことが好きです。
またひとり黙々と何かをしているのが好きなような気がします。

一時期雑誌の編集者などに憧れたりもしましたが、現実思考から諦めたりもしました。


ありがとうございます。
6年間二次障害と戦いながら、アスペルガーの診断がついてから、初めて本当の意味で自分や障害を知ろうと向き合いはじめました。
焦らず、しっかりと自分と向き合いたいと思います。

お礼日時:2012/06/28 09:51

好きなこと、楽しいことを


つづけませんか。
好きなことが向いていること
とは限りませんが……好きであれば
長くつづけられるでしょ。
大切なのは、どれだけたくさんのことや偉大なことをしたかではなく、
どれだけ心をこめたかです。  (福者 マザー・テレサ)
のスタンスで、進めましょう。

〈ふろく〉
「自分のことは、自分が一番知っている」
 という人がよくあるが、わたしはあまり信じない。自分よりもむしろ、
傍らの人のほうが、わたしたちの姿を適確に見ていることが多いからだ。
つまりわたしたちの何げなく言う言葉や、示す表情の中に、
わたしたち自身が自覚していない酷薄さ、非情さ、卑劣さ、傲慢を、
そしてまた優しさなどを、第三者のほうが、はるかによく見て取ることが多い。
      (三浦綾子 『夢幾夜』)
ということがありますので、広く巡りの人たちの評価を
収集して、分析し、改善できる点は改善しましょう。

社会貢献、社会奉仕を中心に
ご活躍ください。祈っています。
Good Luck!
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この回答へのお礼

温かい励ましのお言葉、ありがとうございました。

私などが社会貢献と言えるほどのことはできないと思いますが…
少しでも”誰か”のお役に立てるよう、立てる人間になれたらと思います。

お礼日時:2012/06/28 09:42

臨床心理士です。



知能検査を2回受けていらっしゃいますが、WAIS-Rは古い検査ですし、また、両方の検査の結果をつきあわせて分析しますと繁雑ですから、WAIS-IIIの結果について、簡単に説明を書かせてもらいます。
なお、IQについての記述がありませんでしたので、質問文にありました下位検査の評価点をもとに当方で計算しました。
この点、ご了解ください。

1.結果の見方
1)IQ、群指数(言語理解、知覚統合、作動記憶、処理速度の4つの指標)
これらは、いずれも、ある年齢群の中で平均的な成績を取ると、100になるよう設定されています。
また、標準偏差は、15になっています。
検査マニュアルでは、90~109の範囲が「平均」とされ、この範囲に50%の人が含まれるよう作られています。

2)下位検査
言語性の「単語」など、動作性の「絵画完成」などは、下位検査と呼ばれ、平均的な成績が10点になるように換算されます。
IQと同様に、8~12の範囲が「平均」で、ここに50%の人が含まれます。

2.IQから見た知能水準
全検査IQ(質問者様の全体的な知能の水準)=91となりました。
誤差を考えますと、87~95の範囲に真の値があると考えられ、全体としては、「平均」的な知能水準にあるといえます。

それぞれ言語的能力と、視覚-運動的能力を見る言語性IQ=97、動作性IQ=84でした。
言語性の方がややが高くなっていましたが、統計的に有意な差ではありません。
したがって、両者に差があるとは言えない結果でした。

3.群指数から見た能力
群指数は、IQとは異なり、もう少し細かく知的な能力を評価したものです。
それぞれが現しているもの発議の通りです:

・言語理解……言語理解と言語表現の両方を含む、言語能力の水準を示します
・知覚統合……視覚や、視覚運動に基づく知覚や認知能力。とくにものとものとの関係を捉えたり、細かい部分を全体にまとめて理解する能力を示します。
・作動記憶……情報や、刺激を数秒~数分の短時間、記憶に留めておき、さらに、それらの情報に基づいて、計算や思考など心理的作業をする能力。ここでは、主に聴覚的な短期記憶に基づく。
・処理速度……心理的作業のスピードや、視覚的な短期記憶、視覚的な作動記憶の能力を意味します。

言語理解=93、作動記憶=98とこれらの2つの群指数は、「平均」の能力をお持ちと言えます。
これに対して、知覚統合=85、処理速度=81と、これらは、「平均の下」に相当しました。
知覚統合、処理速度は、劣っている訳ではありませんが、平均よりもやや低い能力と考えられます。

つまり、言語能力や、聴覚的な情報を短期記憶に留め、それをもとに思考したり、計算したりする能力は平均的と考えられますが、その一方で、空間的な認知、全体的な関係や意味の理解、心理的作業のスピード、また、視覚を使った短期記憶などは、平均よりもやや低いレベルにあるということになります。

もう少し言い換えますと、ことばでの説明は分かりやすく、また、ことばで考え、説明すること、比較的細かい部分に注目して理解する能力などは平均的な力をお持ちであり、質問者様ご自身の中で考えても得意な方ですが、空間認知や、物事の関係を理解したり、全体的にものごとを把握すること、また、視覚的な情報を短時間記憶したり、マークや記号を用いた作業は苦手ではないかと思われます。

具体的には、例えば、地図をご覧になるのは苦手で、初めてのところへ行くのに、地図を見ていくのはあまり得意ではなく、むしろ、道順を聞いていった方が行きやすいとか、数学では、図形問題が苦手である、手先はどちらかというと不器用で、模型を作ったり、バランスの取れた絵を描いたりすることはあまり得意ではないということがおありではないかと思われます。

なお、統計的な有意差が認められたのは、言語理解が処理速度より高い、作動記憶が、知覚統合および処理速度より優れていたの3組でした。

ただし、以下に述べますが、下位検査のレベルでは、かなりの得意・不得意が見られました。

「言語理解」では、単語の知識は平均並みにありましたが、類似のように抽象的で、共通性を見つける能力や、社会・理科的な、学校で身につける知識はやや劣っているという結果でした。
また、「知覚統合」では、絵画完成や積木のように部分を全体にまとめ上げたり、部分と全体の関係を理解する、空間認知などは苦手であるのに対して、行列推理のように、一連のものの関係性を理解する能力は平均的でした。

これらに対して、作動記憶を構成する算数、数唱、語音整列は、どの下位検査もほぼ平均的な成績であり、全体としてほぼ平均的な能力であるということは確実に言えます。
同様に、「処理速度」は、符号と記号さがしの2つの下位検査から構成されますが、これら2つの下位検査は、平均の下から、有意に低いという結果でした。
それ故、処理速度が平均の下の能力というのも、確かな結果と考えられます。

4.下位検査に共通するパターン
詳細は割愛しますが、下位検査ごとに得意・不得意を求め、そこに共通するパターンをみて行きますと、次のような特徴があると思われます。

・長い文章の理解は比較的よい
・学校できちんと学び、身につけた知識は確実に自分のものになっている
・常識や、社会的なことがらの理解はよい
・視覚的な情報の短期記憶が弱い、つまり、パッと見るだけでは覚えられる量が少ない
・空間認知や、視覚-運動能力が弱い
・手本やモデルを再構成することが苦手
・注意の集中が弱い
・こだわり、固執性が強く、あれこれ試行錯誤して学ぶ、身につけることが苦手

日常生活でもこういう特徴が見られたとすれば、それは質問者様の特徴であると、確実に考えられます。

5.知能検査結果から考えられること
全体的な知能水準は、平均的な範囲にありますが、もう少し細かい能力という視点で見ますと、得手・不得手があります。
そのため、学業や仕事という点で、うまく行く部分とそうでない部分が出て来てしまっていると考えられます。

質問者様の中で比較的得なものは、言語能力、聴覚的な情報の短期記憶や、それを用いた心理的作業だと考えられます。
したがって、仕事なででも、これらが活かせることを第一にお考えになるとよろしいと思います。

一方で、空間認知、視覚-運動能力、視覚的な短期記憶は、苦手であろうと思われます。
苦手な面を訓練で克服するという考え方もありますが、それは、苦痛が多く、進歩も遅々たるものになりがちですから、効率はよくありませんし、自身や意欲の喪失といった二次的な問題を招きやすいことですから、お勧めしません。
むしろ、質問者様の得意なところ、長所をうまく、仕事や日常生活に活かすことを第一にお考えください。
苦手な部分は、他の比較的特異な能力でカバーするなり、なるべく回避するということをお考えになった方がよろしいかと思います。

6.その他
他の回答者の方も書いていらっしゃいますが、質問者様が知能検査を受けられた医療機関(相談機関)の心理士の方が、検査場面での様子や、普段の様子なども面接でお聞きになって、質問者様のことを最もよく分かっていらっしゃると思います。
小生の回答は、あくまでもWAIS-IIIの結果の数値のみに注目して分析しましたので、あくまでも「可能性」、「仮説」の域を出ないものです。
是非、もう一度心理士さんに、検査結果の解釈や、今後の生活上の工夫、注意すべき点、職業の選択についてご相談されることを強くお勧めします。

相談機関としては、お住まいの都道府県(政令指定市も含む)に、精神保健福祉センターや、発達障害者支援センターがあり、そこで相談できます。

また、大人の方のアスペルガーの方を対象にした本がたくさん出ており、その中に、日常生活を楽に送る工夫や、職業の選択、職業生活を送る上での注意などが具体的に書かれていますので、そういった本も是非ご参照ください。
私が最近、読んだ中では、次のものもよろしいかと思います:
星野仁彦(著)「発達障害に気づかない大人たち〈職場編〉」、祥伝社新書、\780
著者の星野先生ご自身が、ADHDを自認しておられ、具体的かつ、有用なさまざまなヒントがたくさん載っています。

以上、ご参考まで。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
大変丁寧な回答をしていただき、ありがとうございました。

私も臨床心理士さんには大変お世話になっています。
もちろん、WAIS-IIIの分析もいただきました。
(その他にもロールシャッハなど心理投影テストも受けています)
ですが、「どのようなこと」が得意で不得意か具体的に指示していただくことができなかったため、また主観と客観にズレがあるということが分ったため、客観的な現実的視点から私の特徴を教えていただきたかったのです。
そのせいか分かりませんが、私はよく「棘の道を選ぶ」と「大変な方を選択する」と言われてしまいます。
言われること自体は嫌だとかそういったことはないのですが、やはり苦労をしたり自分が潰れてしまったりは
避けたい、できれば楽を選びたいのです。(楽をして生きたいの意味ではありません)


挙げていただいた以下の特徴も自覚できているものがあります。

・視覚的な情報の短期記憶が弱い、つまり、パッと見るだけでは覚えられる量が少ない
→顔が覚えられない 知り合いか他人かの区別がしづらい(できない)
・空間認知や、視覚-運動能力が弱い
→視力検査で見えているはずなのにドコが空いているのか分らない(?) 距離感が掴めない 間違い探しが苦手(ぱっと分らない(3とE、考えて理解・選択する))
・こだわり、固執性が強く、あれこれ試行錯誤して学ぶ、身につけることが苦手
→同じ道・車しか不安で怖くて使えない

・手本やモデルを再構成することが苦手
→具体例がわかりません…
・注意の集中が弱い
→ADHDの傾向があるのでしょうか?

→心理的作業とはどういったものでしょうか?



質問ばかりすみません。


本のご紹介もありがとうございます。
ぜひ読んでみたいと思います。
私自身も何冊かアスペルガー症候群について本を買ったりして勉強しています。
「障害」の特性を知らないと、劣等感が募ります。
「普通」のこともできないダメな人間だと自分が嫌で大嫌いで憎くなります。
それを少しでも避け、少しずつ自信が持てるようになれたらと考えています。
少しでも生きていることに喜びを意義を持ちたいのです。
「あの時死ななくて良かった」、そう思えるようになりたいです。


今後の対策として、主治医と一話してみたいと思います。
ただ、主治医もそうですが家の父親は私を「発達障害者」にしたくないのです。
ですから医師は診断書を書くこともないと思いますし、公的機関を勧めないのだと思います。
(曰く、得よりリスクの方が大きいのだそうです)
父は、多くの人と一緒の社会人・正職員を望んでいます。
母などは大学卒業して心身が安定していない中で今直ぐに正職は厳しいだろうという見解でしたが、父親のプレッシャーと迷いながらも私もちっぽけなプライドもあったため、現在正職で働いています。
ですが、日々混乱と心が削られる毎日なのです…


本当に優しいお言葉とご助言ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/28 09:38

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