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オリンピックで日本の場合、特に柔道は「なぜ金が取れなかったのか」にマスコミは注目し、選手は反省のコメントばかりです。

なかにはランキングは3番以内にも入っていないのに、優勝ができなかったことを責め、選手は金メダルを取れなかったことを「この世の終わり」かのように謝っています。

力不足を素直に認めつつ、結果をプラスに受け止めた方が良いのではないでしょうか。

一番にこだわることは決して悪いことではありません。
ただ、なぜ金を目指して、ダメだったとしても、試合が終わった後、悔しいが次頑張ると言えないのか、また素直に銀や銅で喜べないのか。

これでは子供たちは、金をとった選手に憧れるようになり、柔道そのものへの魅力は伝わらない気がします。むしろ、柔道はプレッシャーが大きすぎるように感じます。

A 回答 (10件)

なかなか難しい問題だと思いますが、


私もmacchoyさんと同じように疑問に思っている一人なので、
なぜ柔道では金メダルを取らなくてはならないのか考えてみました。

主には次の3点が原因だと思います。

1.柔道が正式採用されて今まで金メダルを取り続けていたから
2.世界的競技に成長したJUDOではなく一本を狙う日本の柔道が正しいと思うから
3.相撲と同様に国技だと認識されているから

1.についてはプライドの問題でしょう。
何事においても長い間勝ち続けていたのに負けてしまうと大きな非難を受けやすいものです。
特に有力スポーツでは選手よりも指導者たちが非難を受けやすいので、
指導者は金メダル以外はメダルではないと指導しているのではないでしょうか。
また、今まで取り続けているのだから取ることが当たり前だと錯覚することが、
強い義務感を生んでいるのでしょう。

2.については北京で金メダルを取った石井慧氏が象徴的ではないでしょうか。
石井氏はポイント制である世界のJUDOで勝つ為に、
あえて一本に固執しない柔道をすることで金メダルを取ったと評価されていましたし、
オリンピック3連覇を果たした野村忠宏氏も石井氏に同様の評価をしていました。
要は世界的スポーツとしてのJUDOではなく、
柔『道』の正しい姿として一本を取ることを目標にすることが正しいはずなのに、
正しいことをしても勝てないという身勝手な正義に翻弄されているのかもしれません。

3.については外国人力士の台頭に対して、
日本人力士の不甲斐無さを嘆く人たちが多くいるのと同様ではないでしょうか。
あくまで相撲に求める物は相撲『道』としての様式美であったり、
生き様を興行として楽しみたいと思う人々が多いように、
興行ではない柔『道』に対しても勘違いして一本を取る柔道で、
JUDOをする外国人選手に勝ってほしいと願う気持ちが、
金メダル以外メダルではないという歪な感情を生み出しているように思えます。


長々と書いた割りに、
私は一本を取る美しい柔道が好きです。
古賀稔彦氏は本当にすごかったです。
できればJUDOではなく柔道で戦って勝ってほしい。
その為に今回有力選手が勝てなかった原因の解明はすべきですし、
子供たちについてのmacchoyさんの指摘は仰るとおりです。
勝負の世界ですから、
いくら研究しても勝てないこともあるでしょうが、
JUDOよりも柔道の方が強いとなれば、
外国でもJUDOよりも柔道を目指す選手が増えるでしょう。
いつの日か外国人選手でもJUDOよりも柔道が主流になってくれるとうれしいです。

ご参考下さい。
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日本から世界に広まった競技で


その日本から、国の代表で選ばれた選手が
世界一になれない。

腕力や体格でなく、日本人が得意で大好きな『技術』という
色々な意味でのお家芸である柔道

ようするに、柔道は日本が頂点で『日本一=世界一』という
競技であり続けて欲しいという幻想もあります。


次の挑戦は4年後。
その選手はまだ現役であるか、4年後に代表になれる確証もなく

その選手にとっては、この敗退は『世界の終わり』なのです。

更に言えば、選手は『今、この瞬間のために努力し時間を費やしてきた』のです。
そこで敗退した人に「次また頑張ればいいじゃないか」と言うのは無責任じゃないでしょうか?

質問者さんは、今この瞬間のためだけに何年も費やした経験がありますか?
金メダルしか視界に入れてなかった人が、銀メダルで「仕方ないか」と満足すると思いますか?


例えば女子サッカーは歴史が浅いです。
去年の世界一と五輪決勝進出は快挙です。
ですが、仮に20年連続で決勝に行ってたとして
今回、ベスト4で敗退してたら『実力不足』だけでなく
何故、決勝に進めなかったかと議論されてたと思います。
でもサッカーという競技であるなら、そこまで日本では問題にならないでしょう。

柔道というのは、五輪正式種目の中で、日本ではそれだけ特別なのものなのです。
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柔道発祥の国のプライドではないでしょうか。

ですから金が当然であって、銀、銅では評価しないという風潮が、柔道界を率いている人たちをいまだ支配しているからではないでしょうか。

しばらく前の柔道はJUDOではないかと言われ、試合での選手の構えも足にタックルするように低い姿勢で、そして足を取って、ポイントを稼ぐ。まるでレスリングのフリースタイルのような競技でした。対して、日本は組み手を重視しあくまでも1本を目指すというスタイルに徹し、それでもなんとか金を取ってきました。

ルールは改定され、足への直接のタックルは禁止され、日本に有利になったはずですが、その結果はどうでしょうか。今大会、個人的に感じたのは、組み手を重んずるあまり、相手との手の払い合い、相手の手を切るなどで、組み合おうとしない→消極的だとして日本選手が指導を受ける場面が多々あったと思っています。

日本の「柔道」で組み合って、技を狙って間合いをとっていると、消極的とされ指導を受ける、やはりまだJUDOというポイント制のスポーツに慣れていない、そんな感じで見ていました。

どうしても、日本人は柔「道」という精神枠にはまってしまって、そこから抜け出せないので、スポーツとしてオリンピックで採用されているJUDOと方向性がずれているのだと思います。

今ではフランスの柔道競技人口が、日本の倍近いとも聞きます。日本ではスポーツではなく、武道として扱われてます。そして、柔道の現指導陣や過去の金メダリストたちが銀以下の選手を全く評価しない発言しかしないのでは、競技人口は減っていくと思われます。それは柔道にとって悲劇でしかありません。

よく道を極めるという表現がありますが、結局それは金メダル、そして勝ち方も1本勝ちということで、それ以外は道を極めるに至らないということなんでしょうか。道が極められなければ、努力も全く評価しないというのは、もう改めた方がいいと思います。

逆に考えれば、柔道が国際化したスポーツになった、と思えないんでしょうか。

長文になり失礼しました。
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田知本(漢字あってるか不明)さんは、富山です


勝てば決勝の試合で腕を痛めました
実質1回しか勝ってないけど
腕を負傷しても前に行っていたと思います
頑張ってた
そんな姿こそ大事だと思います
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武道とは、武士道が綿々と生きている世界なのでしょうね。


太平洋戦争では日本国民全てが戦陣訓によって負けたら死ぬようにと決められましたよね。

この不幸な歴史を柔道界に見るようで辛いです。
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柔道の発祥国であるし、国技の一つととらえられています。



以前は、金メダルを取って当たり前となっており、ほとんどの階級で金メダルを取っていました。

ですので、他の種目は、金メダルを取ると報奨金が出ますが、柔道に限っては、金メダルを取って当たり前とのことから、金メダルを取っても報奨金が出ません。

昔からの考え方が根付いてしまっているので、銀でも非難されると思っているのだと思います。

今回の出来事で、昔の柔道と現在のJUDOは違うと考えが変われば良いのですが。
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柔道は日本の“お家芸”だからです。


日本発祥のスポーツで日本が負けるなんてことがあってはいけないのです。
…と、みんな思ってるんでしょうね。
しかしながら、国際化に伴いルールは変更になるわ、ろくに判定もできない審判がいるわじゃあ柔道の魅力もクソも無いわな。
相撲だって日本の国技なんて言って、その実関取上位は外国人ばっかりなんだから、ファンが減るのも当たり前。
柔道も競技人口は減っていくでしょうね。

この回答への補足

弱いのは気合がたりないって言っているのと同じで、ほんとうは見ている人が「柔道ってかっこいい!」って
思えることが大事なような気がします。金だけに固執して、泣いている姿をみて、同情はすれ、感動はしないですね~。

補足日時:2012/08/06 13:24
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銀を取った選手(名前は、忘れたけど日本人)


が金じゃないので嬉しくないと言ってたけど
銀さえ銅さえ取れなかった選手にしてみたら腹の立つコメントだと思える
競泳陣は、銅だろうと銀だろうと喜び北島さえベストを尽くしたと言ってるし
金だけがメダルだと言いたげ
室伏だってあの歳で銅だから
拍手ものだろうし
メダルもそうだけどベストを尽くしたかが重要かもと思える

この回答への補足

そうですよね。
どんな手を使ってもいいから、とにかく金を取ることが本当にアスリートとして望む姿なのかと思ってしまいます。

補足日時:2012/08/06 13:22
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 柔道は日本で生まれたからでしょうね。

国技だし。
 日本人の料理人が、和食の勝負で負けるようなものだからじゃないですか?
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>日本の柔道はなぜそこまで金を取らないとダメなのか?



「日本の柔道は金を取らないとダメだ」と思いこんでいる人がたくさんいるからです。
柔道関係者だけでなく、マスコミにも、国民にも。
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