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最近、年齢のせいか?本革シートが良く見えてきました。若い頃は、たまたま乗る機会が沢山あり、そのいずれもが、良い印象がありませんでした。新しいうちは良いのでしょうが、少し古くなると本革が、光ったようになり、運転中もよく滑りました。また、持ち主本人の体型にフィットするようになるのか?形が付くとも聞きます。個人的には、暑い日などは「臭いのでは?」とも思うのですが、実際本革シート装置の中古車を買った場合、どうなんでしょうか?

A 回答 (1件)

革のシートは、使用される皮の材質、表面処理、シートの形状ドライバーの着る服によって


座り心地、滑りやすさ、耐久性が変わってきますから、
必ず試乗して確認してください。
天然の素材ですから、新車のの同じ車種でも微妙に違ったりします。

簡単に特徴を述べると

素材の差

一般的な自動車に採用される革は、表面にウレタンなどの柔らかいプラスチックをコートしたものが使用されます。実際にどらーバーに触れているのは天然の皮革ではなくプラスチックです。
通気性はありませんから、短パンで乗ると汗でべとつきます。
直射日光を受けた黒いシートは熱くなり、冬は冷たく感じます。
水や汚れに強く、雑巾で拭くだけ手入れが完了します。
安い革靴を雨に日に履いても染みができないのと同じです。

超高級なロールスロイスなどでは、表面コートのない革を使用します。
肌着のような吸湿性があり、包み込むような柔らかさがありますが、定期的な手入れが必要で、食べこぼしや汗が染みになります。コノリーレザーと呼ばれます。

両方の良い点を取り入れ、手入れも簡単で、通気性を持たせた革がセミアニリンレザーです。
ベンツやレクサスなどの高級車に採用されています。
メンテナンスも簡単で、非常に座り心地が良いです。

革の厚みによる差

薄い革を使用したシート(一般にナッパレザーと呼ばれる)は座り心地は良いのですが、皺ができやすいです。新車のうちは乗るごとに皺ができないようにシートの革を引っ張ったりして乗り込みますが、
1年もするとどうしても皺ができます。
厚い革のシートは、丈夫ですが滑りやすくなります。

着る服による差
デニム(ジーンズ)は滑りにくいですが、革シート表面のプラスチック保護層を痛めやすいです。
ジーンズを履く機会が多いのなら、厚めのレザーを使用したシートが良いでしょう。
スポーツウェアやジャージ化学繊維は滑りやすくなります。

最近のモデルでは革の表面をパンンチング加工したものもあります。
細かい穴が開いているので、滑りにくく通気性もあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。お聞きすれば、するほど悩みますね。と、いうか想像通りといいますか?グランドチェロキーなんですが、ラレードが良いのかも知れませんね。

お礼日時:2012/08/23 14:24

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