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長年、自他共に認めるウルトラマンオタクです。単なる子供だましにとどまらないメッセージ性の深さが好きなんですが、昨今の中国・韓国によって侵略ということが現実味を帯びてくると、ウルトラシリーズの名言・名シーンに社民党のような現実離れした左翼のにおいを感じるようになり、困惑しています。


ウルトラセブン「超兵器R1号」
他の星からの侵略に備えた新兵器の開発競争を指してモロボシ・ダンが「それは血を吐きながら続ける哀しいマラソンですよ」

ウルトラマンA「明日のエースは君だ!」
エースが地球の子供たちに残した言葉 「優しさを失わないでくれ。 弱い者を労り、 互いに助け合い、 何処の国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。 たとえその気持ちが、何百回裏切られようと。 」

ウルトラマンガイア「悲しみの沼」
旧日本軍の、人間を生物兵器に変える研究により誕生した怪獣(前身はその研究に反対して無理矢理実験台にされた科学者)が登場。

ウルトラマンマックス「第三番惑星の奇跡」
あらゆる攻撃をそっくりそのまま返す怪獣が出現。防衛軍もウルトラマンも攻めあぐねるが、少女が音楽を聴かせると怪獣も平和的な表情になり音楽を奏でだして一件落着。


ざっと思いつく限りこんなところが左翼的に感じるのですが、本当にウルトラマンは左翼作品なのでしょうか?
私としては、昨今の中韓の態度を見るに防衛に十分な最低限の軍備は必要であり、今の惨状はそれに反対してきた左翼に罪があると思っており、私自身も右寄りな思想を持つようになったのですが、ウルトラマンを嫌いになりたくありません。どうもスッキリせずにいます。納得できる解釈があれば教えてください。

なお、「ウルトラマンなんて子供だましでしょ? メッセージ性なんかあるかよ」というわかっていない方は回答を御遠慮ください。

A 回答 (6件)

ウルトラマンは怪獣や侵略者を倒す者です(必ずしも殲滅するわけではなく)。

つまり「人間社会はいろいろ問題を抱えているが、外部のものが暴力的に破壊することは許されない」という考えでもって行動しているのでしょう。

 このようなウルトラマンは、世界中の人々を対象として作り手が送り出したことに疑いありません。だから「特定の国は栄えていいが、別のある国は滅びるべき」という考えには、ウルトラマン自身も作り手も真っ向から反対すると思われます。

 しかし人間というのは皆自分が正しいと思いたがるものです。そこから過剰な正当防衛に走ることもありますが、それが多くの悲劇を生み出したという歴史的事実があります。
 前記の作品にはそのような人間の性への反省をうながすという動機があったのでしょう。

 特に「明日のエースは君だ!」の言葉は私が最も好きなものですが、疑心暗鬼の闇が多くの惨劇を生み出すという懸念、しかしそのことへの疑問から人間として大事なことに気づいてほしいという作者の希望は、どの国の人にでも向けられたものと考えられます。

 ややこしくなって申し訳ありませんが、ウルトラマンのメッセージを政治的文脈で右だ左だとレッテル貼りするのは不適当と考えています。
 
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この回答へのお礼

非常に心にストンとくる回答をありがとうございました。これを我が解釈としたいと思います。

お礼日時:2012/09/30 13:55

>クレヨンしんちゃんも最近はすっかり牙を抜かれましたもんね…。



作者が転落事故でお亡くなりになってますからね。残ったスタジオスタッフでは編集や担当の意向には逆らえないでしょう。

作者が存命の頃は「描いて良いのかこれ?」っていうけっこうブッ飛んだ話があったんですが。
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この回答へのお礼

そうですね。でも生前にもアニメは一時期からかなりおとなしくなってたような気がします。

お礼日時:2012/09/28 13:16

大抵の正義の見方は最終的に力で敵をやっつけます。


やっつける方法は特殊な能力や武力で相手を殺すか破壊のが一般的です。

右なんでしょうか左なんでしょうか。
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この回答へのお礼

ウルトラマンは必ずしもそうではないですよ。殺さず許してやることも多いですし、殺すにしても理不尽な殺戮であることをわかっていてあからさまに嫌がりながら殺す描写も多いです(環境破壊など怪獣が暴れる理由が人間側の非による場合)。
ウルトラマンコスモスに至っては怪獣の心を鎮める光線を放って、殺さずそのまま帰すのが基本パターンです。

お礼日時:2012/09/27 18:28

質問者様が納得できるような解釈はありません。



質問者様がおっしゃる左翼的なメッセージを盛り込んだお話はほかにもたくさんありますよ。
マン、セブンの主要シナリオライターのひとり金城哲夫の脚本は特にそういう要素が強いですね。
時代の気分も反映されていますし、そもそもSFは現世に対する懐疑的な態度と相性が良いですからね。

それ以前に、右翼左翼なんて硬直化した二分論でエンタメ作品を語るのは知的態度とは言えませんね。
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この回答へのお礼

>右翼左翼なんて硬直化した二分論でエンタメ作品を語るのは知的態度とは言えませんね。

その通りですね。はっきり指摘していただいて目が覚めた気がします。考えすぎていました。ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/27 18:06

どこが左翼なのでしょう?


何かあなたの質問的なものを考えると、微妙なところまで右左どちらかと考えなくてはいけない、必ず分ける、分けた以上、自分の主義に反するから嫌いになりそう、みたいに思えて、不思議な考えなのねと驚きを隠せませんでした。
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この回答へのお礼

おっしゃる通りで、過敏になっているのは認めます。確かに考えすぎですかね。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/27 18:04

>なお、「ウルトラマンなんて子供だましでしょ? メッセージ性なんかあるかよ」というわかっていない方は回答を御遠慮ください。



そうは言っても、放送当時はPTAがうるさかったので、脚本家は「子供の教育に悪くないように」「子供に判りやすいように」っていう脚本ばかり書かされていたのだから「子供だまし」になっちゃうのは仕方が無いですよ。

それに「子供の夢は壊しちゃいけない」ってのもあったでしょうし。

ちょっとでも(右翼的な)過激な内容になると、放送中にPTAからテレビ局に苦情電話が入った時代なんですから、どうしても、質問者さんが言う「左翼的な内容」にならざるを得なかったと思いますよ。

悪いのはウルトラマンや、円谷さんや、脚本家や、テレビ局などではなく「当時の左翼的なPTAのママさん達」でしょう。

当時は、ちょっとでも右に寄ったりすれば「ウルトラマンは子供が見る番組ザマス。今すぐ放送を打ち切るザマス」って電話が掛かって来る時代です。

ある程度のメッセージ性はあったけど、制作サイドはわざと右や左に偏った作りにはしたくなかった筈ですよ。単に「当時のPTAに勝てなかっただけ」で。

当時、マンガやアニメでも「お下劣」の一言でPTAに潰されちゃったのが山の様にありますよ。
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この回答へのお礼

クレヨンしんちゃんも最近はすっかり牙を抜かれましたもんね…。

不可抗力ということなんですね。回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/27 18:02

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