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40年ほど前のアンプのダイオードにSTV-3というものがついていて、これを現代の代替品に交換することを考えています。

ところが、STV-3に関して、ネット上にほとんど情報がありません。

そんな数少ない情報を羅列してみると、

・これはバリスタダイオードである。
・これは複合ダイオードである。
・1N4007というダイオードを直列に4つ、又は3つ接続すれば良い(オリジナルが判らないため、数も判断もできないです。)。

これらの情報の真偽も含めて、STV-3の規格をどなたか教えてください。

A 回答 (1件)

STV-3のデータシート



こちら → http://www.datasheetarchive.com/STV-3-datasheet. …

から、STV-3には順方向電圧降下電圧違いで、黄色(1.66V~1.74V)、白(1.60V~1.8V)、緑(1.72V~1.8V)、橙(1.6V~1.68V)の4種類のランクがあるようです。IFは7mAでの値です。
また温度係数は全て-7.03mV±0.35mV/℃)となってます。
 アンプのトランジスタのVBEの温度係数の補償用に使われていたものだと思いますが、温度係数が-7mV/℃から考えると通常の整流用ダイオードの温度係数が約-2.3mV/℃ですので、3本を直列に接続して使えば、同等の温度係数は実現できます。
 また、1N4007で考えてみると温度係数は3個直列で約-7mV/℃が得られると思います。また、VFについてはIF=100mAで約0.72Vですので、IF=10mAで概略64mV下がり、0.656Vと推定されます。3本直列ではこの3倍の1.968V程度かな?と推定されます。これだとSTV-3のVFの最大値を少し超えてしまいますが回路によってはアイドリング電流のバイアス調整で何とか使えるかもしれません。もし、もっとVFの小さいダイオードがどうしても必要な場合は1N4007よりもっと電流容量の大きなダイオードを選択すれば良いと思います。
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この回答へのお礼

本当にありがとうございます。

このようなサイトを教えていただいて本当に助かります。

がんばって調べていたつもりではあったのですが、まだまだ努力が足りませんでした。

アドバイスも本当に助かります。

これでようやく1歩先へ進むことができます。

お礼日時:2012/10/11 01:19

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